「送られてきたファイルが開けない」と言ってHeicファイルが送られてきた。状況からしてiPhoneで撮影してそのまま送ってきたと思われる。このような人に「ファイル形式が~」などと言ってもほとんどの場合、話は通じない。従って受け取った側が何とかする必要がある。

 

このファイルはWindowsの標準状態では開くことができない。Microsoft Storeで解決しようとすると、HEIF 画像拡張機能だけではなく、有料の「HEVC ビデオ拡張機能パッケージ」を入れないといけない。たかが画像形式の変換のために金を出す気にはならない。検索した結果、怪しいアプリを使うよりも安全そうな方法として、「GoogleフォトにアップロードしてJPEG形式でダウンロード」する方法が見つかった。データを保存するためではなく、コンバーターとして使っている。変なソフトを入れるよりも他の人に教えやすいのも利点だ。

 

同じようなことはNumbersのファイルをWindowsで開きたいときにも使える。NumbersのファイルはWindowsの標準状態では開くことができない。こちらはiCloudに一度アップロードすることで、csvやExcel形式でダウンロードすることができる。私はこの作業のためだけにiCloudのアカウントを作って維持している。

 

Microsoftが悪いのか、Appleが悪いのか分からないが、利用者の利便性というものをもう少し考えて欲しい。