私の知ってる常識と色々な違いがあり、仰天体験ができる岩手県
一番大きい仰天体験は、
息子の卒業式の連絡が前日夜９時すぎの電話連絡のみだったこと。
普通は事前に書類や式次第が手元に来るはずなのに、
「明日の卒業式は○時開始だそうです」の一言だけ。
こんなフランクというか
いい加減な伝達方法で卒業式に参加するのは、
自分の学生時代も含め、初めての経験でした。
割と毎回仰天する体験は、
以前も書きましたが洗車機にかける前の謎の予備洗い。
車体に一切水を掛けず、
ガソリンスタンドが常備してある予備洗いコーナーなるところの
バケツに洗剤を溶かした汲み置きの水に浸してある
ブラシやスポンジを使ってゴシゴシとホイールや窓、
果てはボンネットどころか車体全体を洗ってから
洗車機に入れる謎のお作法。
と、人のやることに対して仰天することも多いのですが、
最近ドライブ中にギョッとするのがこちら。
歩道上に立っている女の子の人形です。
盛岡市街地では見かけたことがないのですが、
少し南の地域では何体か見かけています。
この人形は、
先日行った明治記念館（旧岩谷堂病院）の近くに立っていました。
大分褪色していて、少し怖い感じです。
でもこちらは少し新しいのか、色が綺麗。
黄色い帽子に黄色い長袖の洋服。
背中には赤いランドセルで赤い長靴。
そして髪はおかっぱで右手を上げて立っています。
背中に「横断中」の黄色い旗が刺さっている人形と、
上の人形のように１本も刺さっていない場合もあります。
顔が少し違うのかな？と思う人形も見かけたのですが、
なにしろ車で通る一瞬しか見えないので、
未だにしっかり確認できていません。
上の人形は、やっと正面から撮ることができましたが、
路上駐車をする訳にも行かず、
大抵「あ～、ここにもいたか」と思うものの、いつも通過していました。
なので中々紹介できず…って、紹介してほしい人なんていないかも
写真がやっと撮れたので、
一体この人形は誰がいつ、
そしてどの地域に設置したのか調べてみると、
なんと２０１４年１２月２１日付けの佐賀新聞がヒット！
それよると小城地区交通安全協会小城支部が、
交通危険箇所に交通安全人形２体と飛び出し防止看板を設置し、
黄色い横断旗を補充したと書いてありました
（佐賀新聞→人形など設置、交通安全訴え 小城地区協会支部 ）。
しかも小城町高原の信号のない横断歩道などに
１０体設置と書いてありました。
なるほど！
こういう団体の方達が、年に何体か設置されているのですね。
そして更なる事実は横断歩道人形の名前が「道子さん」だったこと。
それは長野県の松川村観光協会さんのブログに書いてありました。
（松川村観光協会ブログ→がんばれ 道子さん！ ）
なんと名前まであったのですね。
と言うよりも、以前住んでいた長野県にもいたなんて！
全然気がつきませんでした。
いや…どこかで見たようなかすかな記憶も…。
いつも行っていた安曇野のお蕎麦屋さんの近くにあったかな？
これで全国各地に
道子さんが設置されているらしいことがわかりました。
でも松川村観光協会さんのブログに載っていた道子さんと
私が見つけた道子さんは、顔が少し違っているように思うのです。
私が写真を撮った２体も、目が少し違っているように思うのです。
作られた年代が違うのか、メーカーが違うのか…。
とは言え、かなりの色白に黒い目、赤い唇というのは共通。
街灯もないような道で、
ヘッドライトで急に道子さんが浮かび上がったら
ちょっと怖いかもしれません…。
そして今回紹介する岩手の不思議お作法のもう一つは、
岩手ナンバー、盛岡ナンバー、平泉ナンバーの県内ナンバーの車の
リアウインドウに一様に貼られている整備保障の黄色いステッカー。
岩手県自動車整備委員会というところが発行している
ステッカーのようなのですが、
岩手県内のナンバーのほかに、
たまに他の都道府県ナンバーの車にも貼ってあります。
これは県内で点検や整備をすると、
点検をしたディーラーなどが勝手に貼るのです。
我が家はこういうステッカーだけでなく、
お守り系ステッカーなども一切貼りたくないので、
点検後にこのシールが貼られて帰って来た時はげんなり
都内のディーラーだったら、
止む終えず貼らないといけないステッカー類も
「この位置に貼っていいですか？」
などと事前に聞いてくれたものです。
それがこんなどうでもいい…というと語弊がありますが、
任意で貼るようなステッカーを勝手に貼る神経が信じられない
やはり予備洗いなる珍妙なお作法を忠実になさり
全然車のキズを気にしない
岩手県ならではなのかしら…と思いました。
帰宅後、
この変なステッカーは即座に剥がしましたが、
次回は絶対にステッカーを貼らないように言わなければ！
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