GFRIEND、デビュー秘話 | K-POPちょっといい話

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GFRIENDは、2015年1月16日にデビューした6人組ガールズグループである。 

 

2015年1月15日にデビューアルバム「Season of Glass」を発売、放送デビューは1月16日KBSミュージックバンクでタイトル曲「 Glass Bead(ガラス玉)」をパフォーマンスした。

 

GFRIENDは、「私たちが夢見てきた少女たち」というキャッチフレーズで清純型アイドルを目指すアイドルグループである。GFRIENDの名前は「男性には素敵なガールフレンド、 女性には、すべてを許せることができる親しい女友達になりたい」という意味を含んでいる。また、いつも一緒にいる友達のように良い音楽でみんなのそばに永遠に居続けるという意味を込めた名前でもある。

 

<所属事務所ソスミュージック>

 

GFRIENDの所属事務所ソスミュージック(ソソンジン代表)は、防弾少年団の所属事務所ビッグヒットとの合弁でヒップホップガールズグループ GLAMをデビューさせたが、主力メンバーが不適切な事件に巻き込まれ、解散に追い込まれた。GLAMの解散日と同じ日(2015年1月15日)にデビューアルバムを発売したのが、ソスミュージックが新たに誕生させたガールズグループGFRIENDだ。先輩グループが芳しくないことで空中分解されて、先輩グループのファン層の流入を期待することができなかっただけでなく、デビュー直前にメンバーの一人が逃げデビューが遅くなる事態が発生した。GFRIENDは、中小事務所+悪名高い先輩グループ+メンバーのうち1人の夜逃げ、というハンディキャップを克服し、今の位置に到達した。困難を勝ち抜いて大韓民国歌謡界トップ圏に到達したGFRIENDの底力を感じることができる。

 

 

<デビューまで(メンバー別)>

 

それでは、メンバー毎にデビューまでの道のりを紹介する

ソウォン(1995年生まれ):

5年程度の練習生生活をした。中学校2年生の時にDSPメディアで練習生生活を始めて、3年6ヶ月間トレーニングを受けた。DSPメディア練習生時代、先輩歌手たちのミュージックビデオとリアリティ番組などに出演することもしたが、2013年「BABY KARA」プロジェクトが始まる前にDSPメディアからソスミュージックに移籍した。

 

以後再び1年6ヶ月のトレーニングを受けてデビューに成功した。



イェリン(1996年生まれ):

11歳差私の兄がいるが、イェリンが小学生のときに兄が入隊して4年間特戦司令部に服務し、イェリンが中学生のとき兄がアメリカに留学に行ったため、ほぼ一人っ子のように育った。小学校5年生の時、初めて歌手になろうとしたが、親が反対した。しかし、ソウル公演芸術高等学校に入学し芸能界志望の許可を受けた。 2012~2014年(高1~3)にWeki Mekiユジョンとともにファンタジオで練習生生活を送った。その後、ソスミュージックへ移籍し、ソウォンとともにGFRIENDデビュー組に一番最初に入ってきたメンバーとなった。

 

APINKオハヨン、Red Velvetジョイとはソウル公演芸術高等学校同期でとても仲が良い。

 


ウナ (1997年生まれ):

小学校の時、子役俳優の生活を始めた。しかし、すぐに進路を歌手に変え、15歳までLOENで練習生生活を送った。その後、親の勧めでしばらくは学業に邁進した。勉強をかなりよくしたが、歌手の夢はあきらめずボーカル学院に通っていた。そうするうちに今の企画会社に入り2ヶ月ほどボーカルレッスンを受けて、何人かの練習生が離脱してデビューが遅れていたGFRIENDに緊急合流した。

 



ユジュ(1997年生まれ):

中学校1年生の時、歌を学ばなかった状態で参加した歌謡祭で奨励賞を受賞し、その後歌手の夢を抱いてボーカル学院に通うようになった。デビュー前から各種芸術祭に参加し好成績を収めた。受賞歴もかなり多い。2011年「Kポップスターシーズン1」に出て本戦1ラウンドに進出した。このときヤンヒョンソクYG代表は肯定的な審査評をしたが、JYPパクジニョンは否定的な評価を残し、最終的には脱落した。

 

2011年CUBEで練習生生活を始めた。BTOBソンジェと一緒だった。2012年にはLOENに移籍し、シンビと一緒に過ごした。ソスミュージックには2014年に移籍し、GFRIENDでデビューすることになった。

 


 

シンビ(1998年生まれ):
子供の頃、芸能界に関心が高かった親に導かれて子供のダンスチームに入った。そこで初めてウナに会った。しかし、歌手でデビューするという初めの意図とは異なり、踊りだけ練習してテレビ放送に出演したこともある。小学校時代からデビューを準備すると体と心が疲れて、ここでシンビは「私は夢を実現することができないだろう」とあきらめ始めた。しかし、父の応援で中学1年生のときに正式に練習生生活を始める。

 

練習生生活を4年送った。ビッグヒットとLOENで練習生生活をした後、ソスミュージックに移籍して2年ほどしてGFRIENDでデビューした。


オムジ(1998年生まれ):

2014年2月5日ソウル公演芸術高等学校予備招集日にクラスの友達10人とタッカルビを食べている途中、会社のマネージャーに路上キャスティングされた。当時隣にはその日が誕生日だったAPRILヒョンジュが居た。今の会社が最初の会社である。 現在のメンバーたちと一緒にデビューするまで1年ほど練習した。芸能活動歴が全くない状態で、GFRIENDのメンバーとなった。

 

 

<デビューまで>

 

この他にも、少なくとも3人以上の練習生がいたが、現在は所属事務所を去った。1人は2015年9月にDIAという女性グループでジェニーと芸名でデビューし、他の一人はDIAが所属するMBKエンタテインメントにいた。 そして契約違反をし、所属事務所を離脱した練習生が一人いる。結局、所属事務所は、契約の解除を通知し、契約に基づいて違約金を支給するように要求したが履行されておらず、最終的には訴訟に入った。 1審と2審はすべてソスミュージックの手を挙げてくれて、違約金の1247万ウォンを支給するよう判決を下した。 ただし、 所属事務所側がデビューが5ヶ月遅れたことで発生した遅延損害金として請求した4322万ウォンに対しては却下した。「GFRIENDは7人組として計画されたが、別の練習生(ジェニーと推定)も脱退し、新しいメンバー(ウナと推定)を追加する過程でデビューが遅れた」としながら「当人だけのために発生した損害ではない」という理由だった。


GFRIENDは脱退したメンバーのためにデビューに赤信号が灯ったが、ボーカル、外観、ダンスが優れているウナが最終的に加入し、デビューすることになった。

 

リーダーのソウォンだけデビュー当時唯一の高卒者であり、翰林芸能芸術高等学校と出身学校も違う。 残りのメンバーは皆ソウル公演芸術高等学校出身だ。 ただしウナとユジュの場合、他の学校に通っていてデビューの頃に編入してきたという。つまり通った時期は1年程度だ。残りのメンバーであるイェリン、シンビ、オムジはソウル公演芸術高等学校に入学して、卒業まで終えたケースだ。 イェリンが2015年2月に、ウナとユジュが2016年2月に、シンビとオムジが2017年 2月卒業に伴い、GFRIENDのメンバーが高校に卒業祝いに行った。

 

 

<他の歌手との親交>


ソウォンは、翰林芸能芸術高等学校 → 聖霊女子大学メディア映像演技学科に進んだ。直属の先輩がSONAMOOスミンで、直属の後輩がAPRILチェギョンである(チェギョンとはDSPメディア練習生時代を一緒に過ごした)。3人とも翰林芸能芸術高等学校を卒業して聖霊女子大学メディア映像演技学科に入学した。 また、翰林芸能芸術高等学校の後輩であるCLCグォンウンビンと親睦があることが分かった。

 


イェリンは、APINKオハヨンのほか、 Red Velvetジョイと高校の同級生で親友である。ソスミュージックに入る前、ファンジオで2年間IOIユジョンとともに練習生生活を送り親交を深めた。GFRIENDでデビュー後、2016年のドリームコンサートやIOIが初めて1位を獲得したとき二人は抱擁を交わした。

 

 

シンビは宇宙少女ウンソと高校の同級生でで、シンビとウンソが一緒に撮った写真 、宇宙少女のリアリティ番組宇宙LIKE少女にも出演した。

 



 

オムジは高校の同級生であるAPRILの元メンバーヒョンジュと親しい。

 

 

<デビュー>

 

GFRIENDは2015年 1月15日デビューミニアルバム『Season Of Glass』をリリース、翌16日ミュージックバンクでデビューした。 デビュー5日後の1月20日のTHE SHOWで1位候補となる。

 

GFRIENDは、「私たちが夢見てきた少女たち」というキャッチフレーズで清純型アイドルを目指すアイドルグループである。GFRIENDの名前は「男性には美しいガールフレンド、 女性にはすべてを許せることができる親しい女友達になりたい」という意味を含んでいる。 デビュー時のファンの反応は、可愛い 、 本当に学生時代の女子高生だという反応がほとんどだった。 ソウォン、ユジュなどの長身メンバーとウナ、オムジなどの短身のメンバーが均等にいて、さまざまなファン層を狙ったし、メンバー全員が優れた魅力だけでなく、友人のような飾らない姿で、性別や年齢を問わず多くのファンを積み上げている。

 

 

 

<デビュー初の1位>

 

2016年2月2日 THE SHOWでデビュー後初の1位受賞

リーダー ソウォンがファンと所属事務所の家族に感謝の挨拶を伝えた。メンバーは集まって抱き合い、泣きながらファンたちに向かって「ありがとう」と何度も言った。

 

GFRIENDは大型企画会社ではなく​​、小型の事務所が出したアイドルグループという点でデビュー当時大きな注目を受けていない。たくましくも清純で、溌剌ながらも純粋な魅力は2~30代の男性ファンの郷愁を刺激した。また10代のファンには親しみながらきれいなメンバーの魅力が通じたという。

 

GFRIENDはデビュー後1年間、芸能番組出演を最小限に抑え、静かに舞台に集中した。これは、お気に入りの音楽を作り、強力なファン層を形成することに成功した。大型企画会社出身のアイドルだけが成功するという歌謡界苦い興行公式を覆した。GFRIENDの歌謡界空襲はまだ始まったばかりだ。

 

 

ロールモデルの少女時代先輩と>


2017年8月には、デビュー10周年を迎えた大先輩少女時代と3日の差でカムバックの日付が重なって、チームは「少女時代先輩は私たちにロールモデルです。教科書のように本当に似ていたい尊敬する先輩たち」と言及をして、8月12日の音楽中心 控室で少女時代とメンバーが一緒に集合写真を撮った。GFRIENDは少女時代先輩と会って、「あまりにも素晴らしく似ていたい少女時代先輩たちの10周年おめでとうございます。今は少女時代、これからも少女時代、永遠に少女時代」 と語った。

 

 

<日本デビュー>

 

2018年2月所属事務所ソスミュージックは「GFRIENDが日本の有名レコード会社キングレコード社と契約を結び、5月に日本デビューアルバムを発売する計画」と明らかにした。キングレコード社は人気アイドルのアルバム制作活動を行っている日本の有名レコード製作と企画会社である。

 

 

GFRIENDは2018年5月23日アルバム 『今日から私たちは ~GFRIEND 1st BEST~』 で日本デビューした。5月25日にラゾーナ川崎プラザで開催された日本デビューイベントに5,000人のファンが殺到した。

 

 

<終わり>