今年、56日に行われるチャールズ3世の戴冠式ですが、政府と宮内庁は、日本から秋篠宮ご夫妻に参列させる方向で調整を進めているようです。ネット上では、こうした報道に批判の声が上がっており、天皇皇后両陛下に参列頂くべきではないか?という意見が多いようです。

 

そうした中、「女性自身」(2023321日号)は、秋篠宮ご夫妻が戴冠式に参列された場合、両陛下の代理として扱われ、他国の国家元首より格下の扱いとなり、席次が後列となり、新国王との対面が叶わなくなる可能性が高い、と報じています。

 

天皇陛下とチャールズ国王のご親交は約40年におよぶ。陛下がオックスフォード大学に留学された際、英王室は家族のように接し、陛下を温かく迎え入れたという。

 

「とくにチャールズ国王は、12歳年が離れた陛下を誘い、スコットランドへサケ釣りに出かけたり、オペラを鑑賞したりと、弟に対するように接していたそうです。

 

陛下も当時の思い出を非常に大切になさっています。ご著書『テムズとともに』英語版の巻頭には、チャールズ国王がメッセージを寄せています。また陛下の即位の礼でも、国王は他国に先駆けて参列を表明していて、お二人の絆の強さがうかがえます。

 

『デイリー・メール』の報道に対して英王室は34日時点でコメントを控えている状況です。このまま“慣例を改めて親しい君主たちを招きたい”という国王の意向どおりに戴冠式が行われたら、面識のあまりない王族や君主よりも身位が下がる参列者には時間を割けません」(前出・皇室担当記者)

 

ご夫妻には、“席次”の問題も立ちはだかっているという。現在秋篠宮ご夫妻は、両陛下の名代として、戴冠式に参列されることが見込まれているが――。

 

「かねてチャールズ国王は英連邦の結束を高めることを重視しており、エリザベス2世の国葬と同様に、英連邦諸国の代表、各国の国王や女王たちが前列になる席次が見込まれています。

 

そうしたことから、天皇陛下の名代で参列される秋篠宮ご夫妻の席次は後ろになってしまう可能性があるのです。また、戴冠式はキリスト教の宗教儀式という一面もあるため、キリスト教国の賓客が優先されるという事情もあります」(多賀さん)

 

そればかりか、眞子さんの結婚問題が戴冠式に参列された秋篠宮ご夫妻の国際的なイメージを悪化させる懸念もあるというのだ。

 

「英米圏では、“第二のヘンリー王子とメーガン妃”とされるほど、眞子さんと小室圭さんの近況が盛んに報道されています。秋篠宮ご夫妻については“眞子さんの両親”というイメージばかりが先行してしまう懸念があります。

 

実際に、秋篠宮さまの立皇嗣の礼からまだ約2年半しかたっておらず、コロナ禍で海外ご訪問もできなかったために、英国だけではなく海外ではそれほどお名前やお顔が知られていないのです」(多賀さん)

 

皇嗣家の晴れの舞台と見込んでいたが一転、屈辱を味わう恐れが浮上した新国王の戴冠式。

 

紀子さまにとって、試練の英国ご訪問となってしまうのか――。

 

 

「女性自身」(2023321日号)

 

こちらの記事の内容を箇条書きにまとめると、

 

1 チャールズ3世は、戴冠式に秋篠宮ご夫妻ではなく天皇皇后両陛下に参列して頂くことを望んでいた

 

2 秋篠宮ご夫妻が参列される場合、両陛下の代理扱いとなるため席次は後ろになってしまう可能性があり、その場合、新国王との対面が叶わなくなる

 

3 眞子さんと小室圭さんの結婚騒動のために、秋篠宮家の評価は国際的にも低下しており、悪い評判を払拭しないまま戴冠式に参列すれば、他の参列者から白い目で見られてしまう可能性が高い

 

となります。いや、本当に散々な状況ですね。こんなリスクを抱えてる中で、本気で宮内庁は秋篠宮ご夫妻に参列して頂く予定なのでしょうか。

 

ところで、ネット上でも大きな反響を呼んでいるこちらの文章ですが、少し気になることも。というのも、実は、こちらの文章、雑誌版でWEB版で、微妙に内容が違っているのですね。

 

雑誌版の記事タイトルは「紀子さま戴冠式の屈辱 英国王“対面はお断り”」WEB版の記事タイトルは、「紀子さま 英国王の方針転換で戴冠式に待ちうける“屈辱”の懸念…席次が後列の可能性も」となっています。

 

“対面はお断り”という表現は都合がよほど都合が悪かったんでしょうか?ちなみに、WEB版で、「このまま“慣例を改めて親しい君主たちを招きたい”という国王の意向どおりに戴冠式が行われたら、面識のあまりない王族や君主よりも身位が下がる参列者には時間を割けません」となっている箇所ですが、紙面版では、この後に、「つまり事実上の“対面はお断り”ということでもあるのです」という一言が付け加えられています。

 

おそらくWEB版の記事を配信する際に、この一言をカットしたのでしょうが、果たして、宮内庁から指導が入ったのか?雑誌側が忖度したのか?

 

ところで、「皇室新聞」の記事「英戴冠式、チャールズ3世新国王から対面拒絶で紀子さま絶叫!「全部雅子のせいよ!」と謎の逆恨み」(https://motokunaicho.com/?p=3630)には、紀子さまが雅子さまよりも先に皇后になりたがっていた、ということが書かれているのですが、実は、この問題に関しては面白いエピソードがあります。

 

先日、配信した動画で、西尾幹二氏が、雑誌の対談で、皇太子時代の陛下と雅子さまに対して、「今すぐ離婚して、雅子さんを皇室から追い出して、一般人に戻すべき」というようなことを語り、それに対して西部邁さんが苦言を呈した、ということをお話したのですが、どうやら、西尾幹二氏がこのような話をしたのは、どうやら紀子さまのご意向を汲んでのことだったようなのですね。

 

具体的には、西尾幹二氏が、右翼メディアであるチャンネル桜のキャスターの高清水有子を通じて、紀子さまからの指示をうけたということなんですけど、どうやら、当時、紀子さまは、「皇太子ご夫妻は離婚して、雅子さんを皇室から追放すべきだ」という世論を形成しようと考えており、そのために保守言論界の大御所に協力してもらう必要があるとお考えになられたようなのです。

 

そこで、白羽の矢が立ったのが、チャンネル桜の高清水有子さんとも関りのある西尾幹二氏だったようです。なんでも、西尾氏は、なんとかして紀子さまとのコネクションを作りたいということで、ほとんど二束三文のギャラで、このような不敬発言を行ったとのことです。

 

一方で、同様に紀子さまから高清水有子さんを通じて、このような発言をして欲しいと依頼された西部邁氏は、「そんな発言はできない」と突っぱねたそうです。

 

結局、このような姑息な情報工作を行っていた紀子さまが今では、国内外の人々から軽蔑され、批判の的になっているのですから、策士策に溺れるというか、因果応報というか、ともあれ自業自得ですよね。逆に、雅子さまは、陛下や愛子さまとともに、国民から大変敬愛されているのですから、やはり正々堂々と生きるのが一番ということなんでしょうか。