とうとうアニメファンの中でも「覇権」という言葉が死語になったようだ。

「覇権」「覇権 アニメ」でググっても何も出てこなくなった。

 

当たり前だろう。

みんなただ面白いからアニメを観るのだ。

「面白いとは思わないけどこの作品は売れてるから俺は円盤を全巻買うのだ!」なんてモチベーションがある方がおかしい。

おかしかったのだ。

 

そのおかしさに誰もがようやく気付いたようだ。

「覇権主義」に煽られたアニメ市場は年々縮小し、パッケージなど虫の息だ。

 

 

この語を吹聴し、その後「暗黒の10年」を作ってしまった某宣伝プロデューサーは万死に値する罪だと思う。

 

「覇権主義」はアニメを瀕死にまでさせた。

その自覚はあるのだろうか?

どこまでエゴイッシュなのだろう?

 

己の「覇権」欲のためにどれだけの作品が日の目を見ず、どれだけのクリエイターが路頭に迷ったか。

本当にアニメが好きだと自称するなら猛省しろ!!(アニメなんか好きじゃないから猛省しないに一票)