人の話を聞く教育

オンライン国語講師のきらりです✨

春ですね～と言いたいところですが、寒いですね・・・・

皆さま体調は崩されておりませんか？

私は絶賛花粉症で、もうね、肌はぼろぼろ‥鼻は鼻の奥にコルクを詰められているのかというくらい鼻づまりでやんす

じゅるじゅるも嫌だけど、ここまで詰まると、「鼻水でてこいやぁ～」と叫びたくなりますね。はい

本日の教育話。

毎日国語という言語授業を通じて、
ひとりひとりに向き合っていると、

「聞く耳」を持つ子と
持つ子とを止めてしまった子がいるように感じます。

文字ができたのはせいぜいここ数百年の出来事ですから、

昔から人は「耳」から学んでいたんですね。

「目」からでは決してない。

その「耳」の働きをしていない子たちがいる。対話をしていると本当にいろいろなものが見えてくるわけです。

「聞く」は「学び」です。

「聞く」は無意識にするもんではありません。意識を働かせて人の言葉を聞き、知ろうとするんですね。
情報を掴もうとするわけです。

だからこそ、「聞く」子は、成長速度が速い。耳を意識的に働かせる子は成長速度が速いわけです。

にもかかわらずこの世はめっきり「目」からの情報過多になっていますね。

動画コンテンツが増え、子供たちは、意識を働かせなくとも「聴こえてくる」状況に馴れ、聞こうとせずとも、「見るだけである程度の情報がつかめてしまう」

それでは、耳は廃る一方です。

国語は、文章読解ですから、文字を読む行為が必須です。

ただし、読みとるためには、理解しよう、情報をつかもう、知ろうという前のめりの姿勢が必要なわけです。

この姿勢って「聞こう」とする姿勢と同じですよね。

「ヒトの話を聞こう」とできる子は、
文章読解も正確です。

「よく聞きなさい」
「耳でとらえなさい」

こういった時間を持つことは、生きるうえで必要な土台を築きます。

だからこそ、お子さんとよく話してください。そして親の話をよく「聞かせて」ください。
その姿勢はそのまま、その子の生涯の学び取る量に影響を及ぼします。