2022年を振り返って①のつづき
6月ドラゴンスターフェスティバルの2週間後に、
祖母が亡くなった。
枕元に春に皆でお花見した写真と、枕花、
そしてフェスでライブペイントしてくれた
なかがわ寛奈ちゃんの絵を飾る。
この龍の絵は祖母のお気に入りだったから。
葬儀の一週間後、かめありリリオホール610席の
舞台を勤めた。祖母に捧げる舞台。
りょうさんらが応援に駆けつけてくれた。
そしてフェスで歌ってくれたいとうよりさんが
東京に来たからスカイツリーでおもてなしして
そんな楽しい時間も束の間に、、、
宇宙さんが倒れて救急搬送。
心臓の精密検査をするよう担当医から
アドバイスされ某心臓専門病院を紹介してもらう。
そんな中でみゆちゃんの
ミセスユニバースジャパンの
めでたい舞台もあった！もちろん応援へ🎊
みゆちゃんの個性が輝いていた。
そして宇宙さんの体調も少し落ち着いたところで
メンバー、なーなの誕生日をお祝い🎉
大切な人の誕生日を祝えるって幸せだ。
緊張していた心が少しづつ解れていく。。
確かこの日は日舞の稽古の後だったかな。
りょうさんも宇宙さんも一緒。
そしてスペシャルサンクスの俳優・成田浬さんの
映画、舞台を観に行ったりして
浬さんの生命エネルギーを浴びて刺激を受けて
スペシャルサンクス・ナカムラミツル（326）さんの個展にも行って全体的にほっこりと
緩んできたところで
次の舞台の稽古に本格的に入った。
９月、コロナ禍の影響で変更につぐ変更で
約一年越しの舞台。
何が何でもやり遂げたかった。
なーなは明るいし元気だしアイドルだし
りょうさんはコミカルで優しいし
宇宙さんは復活したし、
なっちゃんは若いパワーを
稽古場に運んでくれるし、
それぞれがそれぞれの表現したいテーマを
曲から読み取り、振りに託して
演じる形式にした。面白い日舞になる！！
せっかくだからドラゴンスターらしい
面白い日舞企画の舞台にしようと
アイデアを皆でもちよった結果
アイドル・忍者・煉獄杏樹郎の
2.5次元スーパー日舞になった。
スカート、コスプレ、アニメ、コロナ禍、トラウマ、戦争、友情、アイドル、恋、愛、絆
日舞に想いのたけのメッセージをのせて。
演目の芯は目を見張る成長をしている
なっちゃんにした。
いざ、本番。客席から手拍子起こって盛り上がる！
皆も最高のパフォーマンスを発揮した。
奇しくも葛飾区新舞踊連盟35周年記念公演の舞台！
ドラゴンスターは伝統ある会に新風を運んだ。
長時間の着物はけっこう疲れるもの。
だけど皆、朝から夕方まで着ていた。
こういう何でもないことが大事だなと思った。
そして俺はもう一曲、役目を踊り。
しずちゃん、写真動画ありがとね。
そんなこんなでようやくひと段落〜。
ホッとしたところで数日経って
宇宙さんが再び倒れた、、、
今年2回目の救急搬送。。
精密検査、点滴、治療して帰宅。
様子を見ていくしかない。が身体に負荷かけてでも
どうせなら好きなことに命懸けたいとの意志。
ならば叶えたい夢に向かおう。
俺も命削ってやるしかない。
覚悟がより強くなった。
１０月半ば、舞台は俺、あーみん、
それぞれの一人舞台。
あーみんもよく繊細な表現を踊りきった。
正直おわった途端に今年一年のやるべきことを
一通りはやり遂げて肩の荷がおりた思いがした。
でもまだまだやることは山積み。
思うようにいかない歯痒さを味わいながら
日々、ひとつひとつの作業をしていく。
これからドラゴンスターはどこへ向かうべきか。
それぞれの環境とやりたいこと叶えたいことの
結節点をドラゴンスターで叶えていきたい。
が、ドラゴンスターを始めて様々な人と出会い別れ
人の振る舞いを見てきて少し立ち止まった。
「夢が叶って、はい、おわり」
「目的を達成したから疲れちゃった」
「ただ人とコミュニケーションしたいだけ」
そんな集団なら俺はやりたくないし
稽古はそんな気休めなんかじゃないし
尽きぬ泉のように深いもの。
誰かと比べるものではない。
まして競うものでもない。
自他を発見し自在に遊び心通わせるもので
様々な立場の気持ちを慮るものにもなっていく。
ドラゴンスターアクターズクラブは
貪欲に好奇心を磨き上げるチームでいたい。
貪欲に夢を追いかける仲間でいたい。
リスペクトし合える関係でいたい。
本気で表現を追求する同志でいたい。
そして何よりも信頼して緩んで遊んで
幼心を大切に育める関係でありたい。
だから次の一歩にはとても慎重になっているんだ。
１１月、メンバーなっちゃんの次の舞台観に行き、
寛奈ちゃんの個展行き、ふう丈さんの落語会行く。
12月、あーみんの誕生日は
亡き祖母の誕生日と同じ日！お祝い🎉
