オウム死刑囚が移送:執行の時期は?一斉執行か?森友問題との絡み? | 上祐史浩

上祐史浩

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 オウム死刑囚が移送された今日、テレビの取材を受けた。麻原の死刑執行をどう思うか、アレフはどうなるかなど。自分と同じ早大学院出身の記者。来週あたり放映。
 
 彼によると、法務省付の記者達は13人一斉の執行の可能性があり、精神状態の問題が出るので移送後余り長くないと見ているそうだ。
 
 今後は執行の時期が焦点となる。知り合いの記者らが、オウム死刑囚の死刑執行が、森友問題から目を逸らすために使われる可能性の噂話。
 
 しかし、逆に言えば、そのように疑われるタイミングでは執行しないのでは。佐川氏の証人喚問は来週とも報じられているが、奇しくも来週はサリン事件の3月20日(被害者の方の命日)で、しかもアレフと被害者団体の裁判の初回口頭弁論もある。
 
 内政の不祥事を隠す安全保障問題の利用は良く言われるが、下手すれば逆効果になるだろう。
 
 夜になると、オウム死刑囚の死刑執行に関して、知り合いから法務省筋の情報が入ってきた。近い将来の政治からのゴーサインに備えて準備している段階だという。司法記者クラブの印象とも一致している。

 ともかく、自分たちは、従来通り、過去の反省・賠償の履行・アレフ問題の解決などの再発防止の努力を地道に続けなければと思う。