【参考資料】
~李氏朝鮮は徹底した廃仏毀釈運動をした~
破壊されずに壱岐や対馬にわたった仏像がたくさんある

http://bit.ly/10JzOXh
もともと新羅・高麗と続いた朝鮮の統一王朝は国家の中心思想として儒教と仏教を採用していました。
高麗は異民族であるモンゴルの元帝国に服属し王家が婚姻などを結んで滅亡を免れました。
また高麗は仏教に盛んに帰依しどちらかといえば儒教よりも仏教を重んじていたのです。
李氏朝鮮王朝は元の滅亡で支えを失った高麗王室をクーデターで倒し建国されたもので同時期に成立した漢民族の明に支援と後見を求めることで正当性を示しました。
中国の歴代王朝の思想である儒教に絶対的に依存し拠り所にすることが李氏朝鮮の行動原理になったのです。
もっとも初代国王李成桂は退位後仏門に入るなど仏教がすぐに排斥されたのではなく官僚として国を運営する両班階層が儒教至上主義に染まっていくなかで廃仏毀釈を熱心に国王らが取り込むようになったのです。
高麗時代の保護で寺院らは壮大になり経済保障として莫大な領地を寄進されていて納税する人々が出家し僧侶層に堕落が見られるなどの要因はありましたが税収の回復は二の次で朝鮮王朝の弾圧は仏教という思想を排斥することに主眼が置かれていたようです。


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