(いすけ屋)

 

 安倍さん射殺事件から、犯人の自供があり色々とわかってきたようである。例えば、「特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と関係がある安倍元総理を狙った」と供述している。さらに「(安倍氏の)政治信条に関する恨みではない」とも言っている。

 ところが、この供述は辻褄が合わない。何故なら、「安倍さんに対する恨みはないのに、母親が入れ込んだ主教団体に恨みがあるから安倍さんを殺した」という話は、安倍さん殺害の動機として不自然である。

 以下は私の推定ではあるが、この件は背後に反安倍氏の黒幕がいて、例えば「成功報酬に1億円出すから、殺れ」とかいう指令に従ったのではないか。日本では殺人罪の刑罰は「死刑または無期もしくは5年以上の有期懲役」となっており、一人ならめったに死刑はなく、せいぜい懲役10年ぐらいである。犯人は今仕事にありつけず、生活に困っているが、10年程度の刑期を終えれば、大金が手に入る̶̶ということであれば、所謂”殺し屋”として引き受けたのではないか。

 ちょっと、レベルの低い刑事ドラマ的推理ではあるが、現状の犯人の自供はどうも、信用できないのである。