今回は、京王電鉄井の頭線の神田川橋梁をご紹介。
旅記録179号車の途中で立ち寄りました。
京王電鉄井の頭線の明大前~永福町間にあって荒川水系神田川を跨ぐ橋梁です。
中路プレートガーダー橋で全長18m(独自調べ)
おそらく中路プレートガーダーのご紹介は初めてだと思います。
プレートガーダーとは鈑桁のことで鋼板と形鋼を組み合わせたI形断面の主桁が多く用いられます。
主桁の上にレール(枕木がある場合が多い)が乗っかっているのが上路プレートガーダー。
左右の主桁の底辺を中間横桁で繋ぎ、横桁にレールを乗せるのが下路。
中路は、中間横桁が主桁の上辺でも底辺でもない途中の高さに設置されます。
(などと偉そうに書いてますが、この橋の場合中間横桁の高さがあるだけで、本当は下路かもしれないという自信のなさです。)
製造銘板が確認できました。1967年松尾橋梁製ということは昭和42年に架け替えられたようです。
井の頭線はさらに上流で二度神田川を渡りますが、第一とかは付いてませんね。
閑静な住宅街の中にあって、取り立てて珍しい鉄橋というわけでもありません。
天気もぐずぐずなのでなんとか絵にしたいなぁと思っていたら、川面にカモがいました。
これは列車と絡めないとね。
でも、列車が通過するタイミングで上流へ行ってしまいました。
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