11月22日の「みんなはなまる講座」 | ほっこりスペースは京都市から委託を受け社会福祉法人の積慶園が運営しているつどいの広場です。乳幼児親子が集う、遊べる施設です。

11月22日(金)は壬生保育所さんの

『みんなはなまる💮講座』

が13時半から行なわれました。

 

テキストを使った講座です。

 

テーマは

「~うまく伝えよう!~」 


皆さん、お子さんにうまく伝えられていますか

 


お馴染み、壬生保育所の勝間田先生と岩崎先生キラキラ

京都市右京区の地域に出て子育て支援をされています。どこにも就園していない親子の担任の先生チューだと思って下さい。

 

「伝え方」のポイントを教えてもらいました。

 

1.色んな事を一度に言うのでは短く、一つずつ伝える。

2.お子さんに分かるよう具体的に伝えましょう。

3.肯定的に伝えましょう。

例えば「走ったらダメ」ではなく「おててをつないで1.2.1.2.歩こうね」等。

4.事前に

子どもは次に何が起こるか分かっていると安心します。次の行動を事前に伝えましょう。例えばご飯の時間の20分位前に「もうすぐご飯だよ」そして、お昼の時間になったら「お昼の時間だよ~食べようね」

何段階かに分けて事前に伝えていくと次の行動がスムーズにいく?!ことも(笑)

5.視覚的に伝えてみよう!

「お茶を飲もうね」「片付けようね」では分からない事もあります。お茶であればコップコーヒーを見せながら「お茶を飲もうね」と伝えると伝わりやすいそうです。

 

『穏やかな口調で、お子さんに近づいて、静かな声で』

 

 

次に『叱る』と『怒る』の違いについての説明がありました。

 

『叱る』は子どもさんの事を考えて、何がよいのか悪いのか、教えてあげる。

対して『怒る』とは、保護者の感情の発散。

イライラだけが伝わり、伝えたい事が伝わりません。

 

分っちゃいるけどなぁ・・・・もやもや

確かに毎日我が子を同じ事で怒っても、改善される事ってなかったかも?!てへぺろ


保護者も深呼吸したり、数を数えてみたり、気持ちを落ち着かせる工夫も必要です。

(あー、頭では分っているけど、その時になると中々できませんよね。みんなのあるあるです。)

 

 

そして上手に叱る方法とは・・・

 

 

最後に『おかあさん、だいすきだよ』の本をお母さん向けに読み聞かせしてくれました。

 

お子さんも聞いてくれています。

 参加された保護者の方から、この絵本が心にしみたえーんとの感想を沢山頂きました。




 

最後に岩崎先生はおっしゃいました。

『みんな一緒に頑張りましょう!』

 


そうだ!一人じゃないぞ。オー!!

私だけが悩んでると思ったら

大間違いだぁ

みんな失敗しながら、子育てしてるのではないでしょうか?

 


だって、 

完璧な保護者なんていません

から。

色んな環境で、色んなやるべき事をしながら、子育てしている。

感情的になったり、イライラして当然ですよね。

逆にイライラしない人なんているんですかね?

今まで十数年の間、ほっこりスペースで聞いた多くの保護者の方は、ほとんど?いや、100%近くの方が多かれ少かれ…

 

『イライラする』『家では大変、こんなもんじゃない』『感情的に怒って反省の繰り返し』

 

等の声を聞いています。

 

保護者自身の気持ちを整える事、保護者自身がリフレッシュしたり、自分自身に栄養を注ぐ事も、と〜っても大事だと感じます。



岩崎先生は怒っている10回の内、1日1回でも叱れたらいいですね!とおっしゃいました。それ位なら、出来そうな気がしませんか?

(スタッフも自分に言い聞かせ、ボチボチ頑張りますね。)


1回出来たら、「1回出来た💮」と自分自身を褒めましょう。ほっこりスペースのスタッフにも「出来た」と教えて下さいね。出来た事を共に喜びましょう!


出来なかったら、それはそれ。

自分を責めずに、明日に気持ちを切り替えましょう!

 

 

大切なポイントを分かりやすく教えて頂きました。壬生保育所の岩崎先生、良いお話を有難うございましたおねがい