きつねの部屋ブログ版
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ビックモーター問題のその後

  もう多分おわすれのことと思いますが、あのビックモーターのその後です。それ以前に問題発覚旧経営を主導していた社長並び副社長が辞任し、新し社長として専務取締役が就任したことは大きな話題になりました。

 

 その後、各都道府県でにビックモーター店舗前の歩道に植えられた樹木を「清掃活動」と称し、店舗の中古車の見栄えを良くするために役所の許可なく伐採したり、薬剤を使用し枯らし撤去し、当該役所から告発を受け全て元のように植え付けることを約束したことはご存じの通りです。

 

 客から預かったクルマにわざと軽微な傷をつけて補修、その料金を請求。また運輸省から委託されていた車検業務も適切に行わないなど法律違反などもあり、そのほかにも傷害保険会社と結託、法で決められた事故賠償保険の加入金を客を誘導し損保ジャパンとの契約を促すなど癒着といえる行為など不正の数々をおこした。

 

 そうした一連の行為発覚後、経営が立ち行かなくなりついに会社を売りにだし、この度正式に新会社として発足した。

 

 新会社の中核企業は伊藤忠が49.%、企業再生ファンドであるジェイ・ウィル・パートナーズが51.9%を出資し「ウィーカーズ」と名を改めて再出発することが決まった。

  

 理由は旧経営陣の経営理念、風土は間違っていたが店舗数、従業員の数、そして店舗の立地条件が良くこの先経営の適正化で売り上げが見込めると判断されたからと思われる。

 

 もちろん旧経営陣であった創業者兼重宏行前社長と取締役専務である息子との縁は切ってのこと。この前経営陣には「ビックモーター社」が起こした全ての負債、不正に対する補償を行わせるという条件もついた。

 

 真面目に働いていた社員たちには朗報であろう。前社長体制で売り上げ不振だとか、命にそむいたとか、いわれないことで辞めさせられた社員も大勢いると聞く。

 

 彼らにしてみればビックモーターという名も厭なものに聴こえるだろうが、新会社が彼らにまた扉を開けてくれるのなら、なお結構な話しになる。

 

 但し株式を持つ社長一族が買収された金額をそのままうけとれたか、一般人としてはここが一番気になったこと。100%株式を持つ社長一族が社会的な信用を失っても大金を手にできた、では釈然としない。

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