みなさん お久しぶりです。
先程、チームから手術の処置リリースがありましたが、みなさんには今の状態をしっかり伝えたいと思います。
今はまだ入院中なので病室からの更新になります。
2021.5.18 名古屋市内の病院にて
《診断結果》
右膝外側半月板損傷
右膝軟骨損傷
右膝関節内遊離体
右膝関節滑膜炎
《手術術式》
鏡視下半月板部分切除および関節内遊離体摘出
滑膜切除術
骨穿孔術
変形骨棘切除術
このような手術処置をしました。
初期症状は、実は2014年5月24日アルウィンでのVSジュビロ磐田の時に痛めた箇所でした。
それから膝に違和感、痛みと共にプレーしてきましたが、昨年2020シーズン8月8日アウェージュビロ戦で前半に交代したんですが、痛みの限界でプレーすることができませんでした。
その後は、手術を回避して保存療法を選択して再生医療PRP療法など、やれることはすべてやりながら少しでも良くなるように復帰を目指し、3ヶ月後の11月8日アウェー福岡戦にて復帰することができました。
そして、昨年の悔しさを今年こそは...と強い覚悟で今シーズンに入り、合宿中も膝は問題なくプレーできて開幕戦を迎えることができました。
その開幕戦で膝に強い痛みが... そこからトレーニングに復帰して離脱を繰り返してしまっていました。
試合に復帰する前にトレーニング復帰で痛みが出てしまいこの状況は良くないと判断して、家族やドクター、メディカルスタッフ、チーム関係者と話し合い、苦渋の決断でしたが手術することにしました。
チームにはこんな状況になってしまい本当に申し訳ないです。自分が離脱してる間は、今いるメンバー、ファン&サポーターに託したいと思います。
自分の場合、膝の中をみてからではないとどういう手術術式をするのか、手術後の全治期間など分からない状態でしたので、手術前は不安はありました。
手術は全身麻酔だったので、主治医の先生にすべてを任せました。
今回の手術にかかわる初期の怪我をしたのが、最初にも書きましたが2014.5.24
この年は、松本山雅に移籍してきた初年度でもあり、初のJ1昇格を目指していたため、怪我の診断が出た時はプレー出来なくなるまでかJ1昇格が決まるまではやめないと、自分自身で最後は決心しました。
手術した日が2021.5.18なので、あれから7年間 手術しないでここまでプレー出来た膝に感謝したいと思います。
もしかしたら初期の怪我をした時にすぐにでも手術をしていたらこうならなかったかもという意見もあるかもしれません。でもこれは結果論であってなにが正しかったのか、どうすれば良かったのかには正解はないと思います。
もし2014年の5月に手術をしていたら、J1昇格が...
J2優勝が... J1での舞台が... 今の松本山雅FCとしての自分はないと思ってますので自分が決めた道には後悔はありません。
あの時、7年後に自分の膝がこうなることが分かっていたとしても、手術はしてません。
この僕自身が生まれ育った街の松本山雅FCで偉大なことを成し遂げるというやりがい、モチベーションが僕を動かしていました。
グランパスから松本山雅FCに移籍してきた時にいろいろなことを考えて覚悟をもってきました。
もちろん今回の手術は、この7年間の大きな代償になってしまいました。
自分の中では、もう膝の手術をすると決断してからは、ある程度膝の中の状態について覚悟は出来ていましたが、まさか自分の膝の中がこんな状態でこんなにも処置をするとは思いもよりませんでした。
オペ後に主治医の先生から 手術結果を聞いたときは正直ショックでしたしいろいろ考えさせられました。
これからどうしていくのか、オペ後すぐには頭の中で決めることができませんでした。
この現実をしっかり受け入れて、この先のことを考える時間が入院中なのでかなりありました。
家族やたくさんの人に相談したり、話すことによって今の頭の中での葛藤や悩み不安をすべて前向きな考えに後押ししてもらい、新たなストーリーが思い描ける決断ができるんじゃないかと...。
そして今日で手術してから8日目...
また松本山雅FCのユニホームを着てアルウィンのピッチに戻れるように挑戦したいと思います!
たくさんのファン&サポーターのみんなの前で、自分らしいプレーを魅せたいです!
このままでは終われません!
自分の終わりは自分が納得がいく終わり方をしたい、
とずっとここまでサッカーをしてきました。
これからもこの気持ちは変わることはありません。 怪我で終わりを決められたくはない。
この松本山雅FCに関わり続けて、クラブを助け、まだまだみんなと共に成し遂げたいことはたくさんあります!
またJ1昇格、J1で闘いたい!
それしか考えられませんでした。
周りには強がりで、時には自分の都合の良いように言い聞かせていることもあると思うけど、今はこの挑戦にワクワクしていますし、自分自身に期待してます。
2016シーズンに裂孔眼性網膜剥離の手術をしたときもそうでしたが、この試練をまた乗り越えられるようにやれることはすべてやっていきたいと思います。
今までにない大きな試練ですが
乗り越えられない試練はないと思いますし
試練は乗り越えるためにあると思ってます。
そんなこれからの挑戦をみんなにみてもらいたいと思います。
まだまだ入院生活が続きますので、この機会にみんなとこのblogを通してコミュニケーションを取っていきたいと考えてます。
日々の病院での過ごし方を更新したり、みんなからの要望があれば応えていきたいと思いますので
コメント欄にコメント宜しくお願いします。
松本山雅FC 3 絆 田中隼磨