WEST EXPRESS 銀河-紀南への旅-乗車記パート1 | 宇治京都アニメライン〜HanHaruFun's BLOG〜

宇治京都アニメライン〜HanHaruFun's BLOG〜

関東関西の鉄道の話題、アニメ・艦これの話題、聖地巡礼記などを紹介しています。


117系6両編成 (吹田総合車両所京都支所所属) WEST EXPRESS 銀河 新宮発・京都行き
紀伊勝浦駅にてワイドビュー南紀との並び

2021年7月から12月までの予定で紀勢本線にて運行されているWEST EXPRESS 銀河。昼行の新宮発・京都行きに乗車することが出来ました。2020年のデビュー以降、山陰方面・山陽方面に運転されていましたが、地元自治体の要望を受け紀南方面へも運転されるようになりました。
 WEST EXPRESS 銀河は、京阪神を駆け抜けた新快速として活躍していた117系からの改造車両。
 普通車指定席から、かつての解放B寝台のようなノビノビシートのクシェット、ベッドタイプに転換可能なファーストシート、プレミアム個室まで長距離列車に合わせた様々なタイプの座席が設定されています。トワイライトエクスプレス瑞風、35系やまぐち号、エトセトラなど 最近のJR西日本の観光列車は特に利用者目線、鉄道ファン目線だなぁと思ってましたが、今回も中々な感じでしたw

新宮駅では電留線から一旦起点方に引上げ、1番のりばに11:47に入線しました。
新宮駅は12:00発車、途中下車観光を挟みながら10時間24分かけて京都駅まで結びます。

ファーストシート昼行仕様

通路から撮影

今回乗車したのは1号車 グリーン車ファーストシート、1人掛×2列でゆったり幅のシートでした。昼行運行時は向かい合わせで定員は16人。夜行運行時は線路方向のベッドタイプになります。座席角度が若干気には、なりましたが、かつて昼夜兼用の特急として活躍した583系よりかは断然進化していました。

ファーストシート側フリースペース
車両端部 運転台側にはファーストシート利用者向けのフリースペースが設けられています。改造に際して大部分の窓が、交換されましたがこのスペースの窓は開閉が可能なまま残されました。白浜駅・和歌山駅を除くきのくに線の各停車駅では地元名物の販売やミニイベントが開催され、沿線の食・駅を楽しみながら列車旅をすることが出来ました。

また沿線の海が見える場所では徐行運転も行なわれました。きのくに線での観光列車乗車は、きのくにシーサイド号以来10年以上ぶり。今後も定着すれば良いなぁと思った次第です。


くじらの町 太地駅。紀伊勝浦駅に続き2回目の途中下車
お土産販売のほか、くじらの竜田揚げの振る舞いがありました。

太地駅発車後に昼食を頂きました。お弁当は季節/曜日でメニューが変わるようです。日曜日出発は熊野満喫弁当でした。

古座駅ではホーム上の立売でジェラートを購入。感染症対策のためか車内販売が無かったですが、駅での長時間停車が多くあまり気にはなりませんでした。次回は串本駅での途中下車からスタートです。