前回の記事を書くために、「いきわく!物理」製作委員会で撮った動画をYouTubeにアップしたのですが、数日後に、突如、YouTubeから動画のアクセスが一万件を超えた旨のお知らせメールが・・・
なんだろうなと思って自分のYouTubeチャンネル「いきわく!物理」を見てみたら、スリンキーで進行波の実験をするショート動画(無編集)のアクセスが1.7万件になっていました。
その後もどんどんビューの回数が増えていき、今日で4万件を超えました。
いったいどういうことなのか、さっぱりわかりません。どなたかがこのショート動画をXかなんかに紹介してくれて、それが広まっているのかも・・・
他のスリンキー動画の中にも、その余波なのか、数千件のビューがあるものが・・・
不思議だなあ・・・
ちなみに、自分でも発見があったことが1つ。
動画の横の「︙」から「字幕」を選ぶと、なんと、みんなの喋っている音声が自動字幕になります。けっこう正しく字幕がついていて、最近のAI機能のすごさがわかります。これ、非常にわかりやすい。YouTubeすげー!
これなら耳の不自由な方にも、無編集のままの動画も見ていただけますね。
むしろ変に編集するより、無編集のままアップしたほうが、実験の臨場感があっていいなあ、と考え直しました。
さらにおもしろかったのは、土肥さんの「あいうえおマシン」。字幕機能をオンにすると、みんなの喋っている声には字幕がつくのですが、マシンから出る「あいうえお」の音には字幕がつきません。
人間の耳には「あいうえお」と聞こえても、AIの音声認識だと人間の声に聞こえていない、ということですね。これも発見でした。
例えば、今の携帯電話の声は、肉声を機械がデジタル再合成して電気振動にして送り、受診した携帯電話で再びそれを再合成して音にしているため、人間の耳にはその人の声に聞こえますが、じつは人間の声ではありません。
デジタル化した音をオンライン会議などで再生すると、そのままだと人間の耳に聞こえている音とは別物になりますが、これが原因ですね。
人間の耳は、かなり解像度が悪い(あるいは脳が知っている音に聞こえるようにする補助性能が高い)のだということがわかります。
では、今日はこのへんで。
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