プロレスバカです。
先日、健康診断半日ドックに行きました。
相変わらず胃に空気が溜まる症状は続いてる…恐るべしストレス!!
俺の胃はいつ晴れるのでしょうか?(笑)
もうかれこれ3ヶ月以上はゲップが止まらんのだけども(泣)
元通りになるにはまだ時間が掛かるのか…
早く治りますように🙅
さて、
最近はずっとバーサスシリーズを夜な夜な再生しながら、寝落ちするというのが日常です。
レジェンドレスラー同士の対談が子守唄になってる気がして良く眠れています(爆)
今回見たのは、
天龍源一郎 vs 前田日明
プロレス史上、ここまで接点がほんと無かったレジェンド級の組み合わせは、このお二人ではないでしょうか。
と言うのも、天龍さんほど様々な大物レスラーと戦ってきたレスラーはいないのではないでしょうか。
馬場さんと猪木さん両方からピンフォール勝ちした唯一の日本人レスラー。
鶴田さん、長州さん、藤波さんの俺たちの時代はもとより、
四天王とも戦ったし、三銃士とも戦ったし、大仁田さんや高田さんともやったし。女子プロ最強の男・神取さんとも。
ただし、前田さんだけはリング上で天龍さんと遭遇する事はありませんでした。
どうも、ご無沙汰してます。
ほんとお久しぶりです。
という感じで、ガッチリ握手して夢の対談は始まりました。
この対談は、プロレスの育ちも違うし、スタイルも全く違うのですが、お互いがお互いの存在をリスペクトしているのが伝わってきました。
まず、天龍さんがUWFの印象を語ってくれます。
従来のプロレスから色々なものを取り払って、至極シンプルにしたものがUWFだと思うけど、でもUWFは新しいプロレスだと思っていた。
後にも先にも「新しいプロレス」って、UWFしかないと思う。
そして、プロレスファンだけでなく広く一般のファン層を開拓していた。
当時全日本プロレスとしては、負けてたまるか!という気持ちは当然にあった。
と、天龍さんがUWFについて語ると前田さんは、
いやいや、天龍革命に受けた衝撃の方が凄かったですよ!
俺らレガース付けて顔面蹴るけど、天龍さんはレスリングシューズで輪島さんの顔面をボコボコ蹴ってましたよね。
あれで俺らはかすんでしまった。
週プロも新聞も1面は天龍革命。
だって、スタンハンセンとか蹴っちゃうんですよ。あれ大変だったんじゃないすか?
天龍「輪島さんはね、横綱の誇りがあって、どんなにやられても横綱の頑丈さを見せる部分で折れなかった。輪島さんは凄かったよ。」
前田「いや、ほんとそうだと思いますよ!」
そして、
前田さんが格闘王と呼ばれるきっかけとなった、伝説のドン・中矢・ニールセンとの格闘技戦について。
天龍さんは、
ドン・ニール・中矢センって言ってた気がするが(笑)
ちょうどテレビでこの試合を見てた天龍さんは「前田頑張れ!頑張れ!」って応援してたそうです。
天龍「最後はボストンクラブだったっけ?」
前田「はい、アキレス腱固めをひっくり返されて、そのままボストンクラブっすね!」
お二人とも逆エビ!って言わずに「ボストンクラブ」と言うのがなんとも良いですね!
そして、第一次UWF崩壊後、
幻の全日移籍話について前田さんが語る。
ユニバーサルが終わってラッシャーさんや剛さんは新日本に戻っだけど、
俺らはノコノコと戻れなかったし、だったらやりたいことやろう!ってUWFを旗揚げして、でもそれも終わろうとしてる時、馬場さんから移籍話があった。
でも前田と高田だけ!という事だった。
他の藤原さんや木戸さんはえらく落ち込んでいた。
結局自分らだけ行くのはありえないから、その話を受けることは出来なくて、新日本プロレスにUターンすることになった。
天龍さんも、
「天龍、今度前田と高田がウチに来るんだよ!」
と馬場さんから話を聞いていたらしい。
馬場さんは「前田と高田だけでいいんだけどなぁ…」と言ってたようだ。
話は具体化する直前まで進んでいたのだろうか!?
プロレス界の、たらればはプロレスバカの妄想の始まりですが(笑)
もし、この時!
馬場さんがUWF戦士全員と契約をしていたら!
前田さんは全員で行けるならどこでも良かった!と仰ってたので、全日本プロレスの前田日明が誕生していたのかも知れません。
そうなると間違いなくプロレス界の歴史は変わっていたでしょう!!
夢がありますねぇ…
ジャンボ鶴田vs前田日明の歴代日本人プロレスラー最強決定戦。
「プロレス」の試合で前田さんが鶴田さんとどんな試合をするのか?見てみたいですよね…
全日本プロレスと新日本プロレスの違いについて。
天龍さんは、
新日本プロレスは爆発力があった。
そして事件、ニュース、話題作り。
旅館を壊した有名な話など、新日本プロレスのレスラーははっちゃけていたと。
一方で全日本プロレスはレスラーがバカ騒ぎするようなことは無かった。
けど、天龍同盟が出来てからは、本隊と別行動してバカ騒ぎをしたなぁ…と。
天龍同盟の話が出たところで、
前田さんが「阿修羅さんは何してるんですか?原さんも凄かったですよね!」と、阿修羅・原伝説の話になる。
前田「当時の新日本プロレスのレスラーも頑丈でしたが、阿修羅さんは特に凄かったですよね。
外人なんて阿修羅さんに思いっきり入れてましたよね!
阿修羅さんも阿修羅さんで、全然相手の攻撃避けないし…あれは凄い!!」
天龍さんは、原さんを俺の1番のパートナーでしたよ!と言い、思い出を語ってくれた。
やはり原さんはラグビーの世界のイレブンと言うことで、プロレスに対しても意地・プライドがあったと。
破天荒なエピソードは数知れず。
ハンセン絡みの試合でコーナーの金具に激突させられた阿修羅さんは顔面を18針も縫う大ケガをして、
縫ったあとすぐ天龍さんと焼肉を食べに行き、
原さんは焼肉屋のおばちゃんに「何か元気になるもの飲ませてくれ!」って朝○人参を出されて、
天龍さんは止めろ!と説得したが原さんは飲んじゃって、みるみるうちに顔面が腫れ上がったと。
「阿修羅、こんなんじゃ明日は試合なんて無理だから休め!」と天龍さんが言っても、原さんは「大丈夫っすよ!」と言ってたらしい。
こういう話は昭和の破天荒なレスラーっぽいエピソードですよね。
そして、
現役時代にリング上では実現しなかった天龍vs前田がもし実現していたら!というお題。
天龍さんは、
前田日明の蹴りを1度受けてみたかった!
それだけが現役生活の心残りかも知れないと。
高田延彦の蹴りを食らって、蹴りの凄さを実感したという天龍さんは、前田日明の重たい蹴りを受けてみたかったなぁ…としみじみ語る。
あとニールキックきれいだよね!
俺が前田日明のニールキックを受けて、パーン!って乾いた音のする最高の受け身を取りたいと。
最高の受け身をする自信はあるよ!と笑った。
もうプロレスバカの脳内で妄想試合が始まっておりました。
前田さんのローキックで悶絶する天龍源一郎。
タックル狙いをグーパンチで迎撃する天龍源一郎。
パワーボムを狙うが足をバタつかせて嫌がる前田日明。
離れ際にニールキックが飛んでくる。
前のめりに倒れる天龍源一郎。
藤波vs前田戦のようにダブルノックダウン決着が1番でしょうね!
同じ時代に生きていながら、交わることが無かった二つの巨星。
お二人のこの貴重な対談とこの笑顔は忘れることが出来ません。
さて、
次は何をしましょうかね(笑)
♯OUTTA NOWHERE!!