競馬のGI「別角度」から振り返ってみよう!
今回は牝馬クラシック第2戦オークス!

ラジオNIKKEIの実況は山本直アナ
ついにめぐってきた樫の大役!





『内に寄せていきます、ショウナンマヌエラ、タガノエルピーダ。
この内ちょっと狭くなった9番ラヴァンダ、
2番クイーンズウォーク、さらには4番のパレハ。
そして11番ヴィントシュテレム、この間に2番手集団まであがっています。
あとは18番ランスオブクイーン。各馬1コーナーカーブへと入っていきます。
7番ステレンボッシュは中団まっただなかです』

スタート直後のインのトラブルから1コーナーまでこの情報量。
冷静にスタート直後の状況を対処しているように聞こえました。


直線も一団の状況を冷静に対応しているように思えましたが…

『単騎先頭18番ランスオブクイーン。リードは2馬身。
これを各馬が追っていく。クイーンズウォーク。
さらにはサフィラ、ホーエリート。さらに外にはチェルヴィニア。
内にもぐりこんでラヴァンダ。
そしてこの間に先頭は18番ランスオブクイーンから
2番クイーンズウォークにかわった


ラヴァンダまでとりあげるなら、
さらに内にいたステレンボッシュまで取り上げましょうよ!

内の馬をしっかり拾うのは好判断でしたが、
人気馬の動向両方とも拾わないといけないと思います。
チェルヴィニアはピックアップできたのに、
ステレンボッシュを“見捨てて”
前の動向を伝えた
のはどうなのかなと…


残り200m~100mの段階での脚色
ステレンボッシュが上だったので、
早い段階で取り上げていれば
もう少しディテールのある表現になったと思います。


それとライトバックの“ノータッチ”
これも残念すぎました。

『あいだからクイーンズウォークとランスオブクイーン』
この部分で「ライトバックも脚を伸ばす」などと
“強引にねじ込む”べきだったはず。
ゴール寸前も若干の余裕があったので
ねじ込んでも問題はなかったと思います。

ただ本来は『外からチェルヴィニアが襲いかかる』のところで
ライトバックの伸び脚気づくべきでした

馬券圏内に入った馬ゴール直後でしか言えないのは、
その馬に注視できていなかった同義だと思います。
ましてやライトバック桜花賞3着馬
クイーンズウォーク以上にケアすべき馬だったはずです。



「テン良し、中良し、終い良し」のテスコガビーじゃないですが、
テンが良かっただけに、終いが残念すぎた
そんな直アナのオークス初実況でした。