茶の品種 さえあかり | 青苔~宇治茶と京都とその周辺~

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日々、勉強の毎日です。

今まで「茶」について勉強したことや、京都のこと、下手な英語での接客、日々のことや美味しいものの事を、ぼちぼち書いてゆこうと思っています。

[蝸牛のようにゆっくりゆっくりと、青竹のようにまっすぐ上へ]

夜、蛍光灯の元で写真を撮っても、うまく写らないのですが…。

「さえあかり」という品種のお茶を戴いたので、試飲させてもらいました。


深蒸しに作ってありました。


芋っぽい香り。藁を踏んだときのような香り。豆のような、グリーンピースような青臭さもあり…。
香りは濃いです。

お味は、うま味が多いですね。
渋味は、深蒸しに作ってあるにしても少ない。

音に例えると、オルガンの低い音かな。♭がかかってるみたいな感じもする。

「さえみどり」からうま味を、「Z1」から香りを引き継いでいる印象を持ちました。
「さえみどり」の親が「あさつゆ」ですが、それによく似ているとも思いました。

品種を並べて検討したわけではありません。

ペットボトルに向くような気がします。

1煎目 お湯をいれた状態




1煎目の水色


1煎目の茶殻


2煎目にお湯をいれた状態


2煎目の水色 茶碗の底が見えないのは、深蒸しに作ってあるせい。


2煎目の茶殻

「さえあかり」は、「さえみどり」が母、「Z1」が父

「さえみどり」は、「やぶきた」が母、「あさつゆ」が父
「やぶきた」は、静岡の実生選抜
「あさつゆ」は、宇治の実生選抜

「Z1」は、「たまみどり」の実生。「たまみどり」は、宇治種の実生選抜

リンクは農研機構からのものです。
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/vegetea/012922.html