「宇治茶ふれあい教室」スッタフデビューしましたよ♪ | 青苔~宇治茶と京都とその周辺~

青苔~宇治茶と京都とその周辺~

日々、勉強の毎日です。

今まで「茶」について勉強したことや、京都のこと、下手な英語での接客、日々のことや美味しいものの事を、ぼちぼち書いてゆこうと思っています。

[蝸牛のようにゆっくりゆっくりと、青竹のようにまっすぐ上へ]

京都府茶協同組合の事業で、「宇治茶ふれあい教室」というのがあります。
要請があれば、日本茶インストラクターが出向いて、宇治茶についてのお話や、茶香服(ちゃかぶき)とはどんなものか、体験していただくのです。
私は、講習を受けて、スタッフ登録はしていたものの、実際教壇に立つことは初めてでした。

午前中3回の授業のうち、2回は大ベテランの先生にしてしていただき、3回目を私が担当させていただきました。
私が教壇に立った写真はございませんので、大ベテランの写真をどうぞ♪

場所は宇治市立槇島小学校でした。
3年生が対象です。
皆さん、すごく元気!!


玉露、碾茶、抹茶、煎茶、烏龍茶、紅茶


荒茶、雁ヶ音、芽茶、粉茶、玄米茶、ほうじ茶

以上のお茶についてざっと説明し、茶香服を体験してしていただきました。
花=玉露、鳥=碾茶、風=煎茶、月=玄米茶、客=ほうじ茶です。
どのクラスも皆点(満点)は5分の1程度でした。
みなさん、ちゃんと見ておられます。


それぞれのお茶について、美味しいと言う子もあれば、顔をしかめる子もあり、様々な反応でした。
「おかわりはできますか?」と、聞かれる場面も(^ω^)
残念なことに、ゲームだから出来ないんですよね~!

玉露を温度を下げて飲んでもらうと、やはり美味しいという声が多かったです。

その後は、荒茶から、雁ヶ音・芽茶・粉茶を、どのように手作業で選別するかをご覧に入れました。

篩(ふるい)を通して大きさを選別したあと、箕(み)を使って粉茶と芽茶に分けると、すごい拍手が!!

軽い粉茶は、先の方へ飛んで行き、重い芽茶は手元に残ります。

実は、うっかり写真を撮り忘れました。
また、機会があれば、ご覧に入れますね。

最後は、茶臼で碾茶を抹茶に挽いてもらいました。
お時間の都合で、お1人3回だけでしたが、重さを感じていただけたと思います。

茶臼の穴は、豆などを挽く臼とは違い、穴が真ん中にあります。
中の溝は、端まで到達しておらず、周辺は平滑です。
平滑とは、ツルツルでペッタンコの事です。
この平滑な部分で、粉になったものがよりいっそう細かく滑らかになると言われています。

こんなに目いっぱいの事を、50分ほどで終了するのですから、そこにはプロ集団とも言うべき方々の力が大きいと思いました。
準備も後片付けも早い早い!!
驚いてしました。

また、お世話になることもあるかと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

槇島小学校の皆さん、ありがとうございました。
楽しかったです。
先生方もお世話になり、ありがとうございました。