何もかも懐かしいものだな、緑のあいつ。 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
諸君、ご壮健かな。
 
 
何もかも懐かしいなー、あいつ。
 
そうだよ。緑のあいつ。といってもどん兵衛でも小池百合子でもなく。
 
 
もちろんこいつでもなく。
 
私が今、ノスタルジックとほんの少しの甘酸っぱさを胸に、戦場で対峙しているグリーンエネミーは。
 
 

メロンアイス。
 
嗚呼……なんと懐かしいのだろう。三十路から上でこれを知らないとしたら、よっぽどの上流階級か一文なしかの二択。
↑ひどい決めつけ
 
おっぱいアイスとならんで、まさか今も生き続けているとは。
 
 
ぱか。
 
開けてみる。蓋をおいたときのチープな「カタッ」という音が、とんでもなく幼少期の記憶のフラッシュバックを促す。キシリア様、震えが止まりません。
 
よし。
 
 
食べよう。
 
どんな味か。忘れかけていた衰えた頭脳を直撃するのは。
 
忘れもしない、超ーーーシンプルなメロン風。
 
でもこれがいい、みんなに愛されるのは分かりやすいもの。それは何を考えてるかよく分からないギレン・ザビやニナ・パープルトン、昭恵夫人に抱く嫌悪感を見るまでもない。
 
 
ごちそうさま。
 
この容器、もったいなくて取っておいて、いつか使おうと思ったままなにに使うか忘れて使わない哀しき存在。
いや、間違えた。存在すら忘れるのだ。
 
そんなこんなで、結局はおいしい。
↑ならいいじゃねえか