広島・長崎の原爆投下はなんで防げなかったんで... - 日本史 | Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1368253483
広島・長崎の原爆投下はなんで防げなかったんですか？？
「エノラ・ゲイ」は一機できたのに、迎撃機を出せば、
防げたんだと思うんですけど？？
原爆投下部隊、第509混成群団の作戦高度はほぼ9,000ｍで、確かに迎撃できない高度ではありません。
ただ、勝っている側、しかも余裕があれば別ですが、少なくとも当時の日本にはすべての敵機を迎撃する余裕はありませんでした。
また、ここまでで、高度7,000ｍを超える爆撃で成功した例はなく、通常の爆撃部隊はせいぜい高度6,000ｍ、夜間では2,000ｍくらいが作戦高度となっていました。
つまり、そんな高度を単独で飛行するのは「偵察機」に違いなく、仮に爆撃されてもほとんど効果はないはず、少なくともB‐29の高い故障、事故率からすれば、無視することが最良の対応だったのです。
だから、米軍側でも、広島の時は、日本軍の迎撃はないだろう、と考えていました。
しかし、長崎の時は警戒していました。
当然、日本側も、高高度を単独飛行するB‐29が安全な存在ではないと知ってしまったわけです。
実際に、大村の海軍基地の零戦？五式戦？が迎撃に上がっているし、「ボックス・カー」も敵機を確認しています。
ですが、原爆投下機は、実は単独行動ではありません。
事前に目標上空、第二目標には偵察機、主に天候観察が主務ですが、これが滞空しているし、さらに記録機、観察機も行動していました。
そういった何機もが瀬戸内海から九州にかけてうろうろしていたのです。
結果として、迎撃には失敗しています。
これは当然、米軍も予想していたことでした。
米軍は誘導爆弾の初陣には、たった1機の爆撃機に51機の直衛戦闘機を付けた、という国です。
それがないということは、原爆投下作戦自体がすでに「いじめ」の世界でしかなかった一つの証拠でしょう。
アメリカがやる気があれば、いくらでもエノラ・ゲイでも、Ｂ２９でも、複数機を飛ばせる状況だったので…。たとえ、撃墜できたとしても上空で原子爆弾が炸裂するだけなので、防げていないと思います。
蛇足ですが原爆投下の予定があった広島市や長崎市、小倉市や京都(京都に関しては意見がわかれます)の空襲はそれほど多くはなく、逆に偵察機の数は多かったようです。
当時の証言を見ると、1機だけだったのでいつもの偵察だと思ったらしいですよ。
当時は航空燃料も弾薬も不足してましたし、偵察は無視することが多かったらしいですね。
8時15分17秒、原爆リトルボーイが自動投下された。副操縦士のロバート・ルイスが出撃前に描いたとされる「爆撃計画図」によると、投下は爆心地より2マイル（約3.2km）離れた地点の上空であると推察される[13]。3機のB-29は投下後、熱線や爆風の影響を避けるために進路を155度急旋回した。再び手動操縦に切り替えたティベッツはB-29を急降下させた。
リトルボーイは爆弾倉を離れるや横向きにスピンし、ふらふらと落下した。間もなく尾部の安定翼が空気を掴み、放物線を描いて約43秒間落下した後、相生橋よりやや東南の島病院付近高度約600メートルの上空で核分裂爆発を起こした[注 8][注 9]。
上が、昔から言われている日本軍の実情、迎撃をしなかったという理由。
興味深いコメント↓
1年2年周期でキャンペーンのように復活するのには、何か意味があるのだろうか？
アポロねつ造論も同様。
原爆は日本製で地上起爆？
http://aioi.blog6.fc2.com/blog-entry-2773.html
No title
日本製原爆地上起爆説は、米国がヨーロッパ向けに行っていたプロパガンダと言われていますので、目新しい話ではないのではないかと。v-19
2014-05-23 みたもん
右の写真は修整したものっぽい↓
この写真が変だという指摘は正しそうである。
なんの目的で修整したかは不明。
しかも綺麗に重ならない。
時間差の別写真としても、炎はすぐ消えないと思われる。
現像した写真を、エアブラシで修整し撮影したとか。（NASAの昔の手法）
広島原爆投下直後に発生したキノコ雲 1945年8月6日 © UN Photo/Mitsuo Matsushige
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/13695/
爆発から2分後、天に向かって盛り上がるきのこ雲
爆心地から約7000mの安佐郡古市町神田橋。炸裂2分後の状態
八月六日（月）さく裂02分後［松重三男さん撮影］
http://www.hiroshima-shinbun.com/photo_sp/psp1945080602.html
右写真を緑に着色して左に重ねた↓
当時の航空写真↓
What is the nuclear war?
http://ad9.org/pegasus/peace1.html
About 70,000 people were killed by the intensive blast and radiation of the plutonium bomb which exploded over Nagasaki City, August 9, 1945.
長崎市上空で炸裂したプルトニウム原爆は，強烈な爆風と放射能で約7万人の人々の命を奪った．
The atomic bomb exploded over Hiroshima City on August 6, 1945.
広島市上空で炸裂した原子爆弾（1945年8月6日）（米国返還資料）
Хирошимагийн 70 жилийн бүтээн байгуулалт
http://www.itoim.mn/index.php/site/news/1475
不発弾の多さを、意外と知らない人が多いと思われるので簡単な資料というかコメント。
爆撃機に積載して移動中機内で爆発されてはたまらんので、鈍感にできているのである。
ちなみに、この考え方はトラックや船舶輸送も同様で、輸送可能なものが兵器となる↓
さらに核兵器などは、専用の保持金具を開発して固定している可能性が高い。
不発弾は多いと言うことを聞きますが、どのくらいの比率だ不発弾は発生するのでしょうか？分かればその原因も。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q139605668
不発弾が発生する原因で、最も多いとされているのは、信管の作動不良によるものです。
砲弾での比率の例を一部挙げますと、第3次ソロモン海戦で日本艦隊と交戦した、米戦艦サウスダコタは被弾総数26発の内、約1/3が不発弾だったという事が判明しています。また、アイスランド沖で独戦艦ビスマルクと交戦した、英戦艦プリンス・オブ・ウェールズは15in砲弾4発、8in砲弾2発を被弾しましたが、炸裂したのは半分の3発（15in砲弾2発、8in砲弾1発）だったとされています（元々、徹甲弾は遅延信管を用いている為、瞬発信管の砲弾に比べると不発弾が多い）。
不発弾が多いとされるクラスター爆弾の場合ですが、レバノン紛争でイスラエルが使用したクラスター爆弾の不発率は、国連の計算によると約40%に上るという報道が以前ありました（他だと多少の差はありますが、全体でみると大体5%～30%位だったと思います）。
酷い奴だと、アメリカ軍の、クラスター爆弾。
不発率・４０～６０％らしい。
あまり敏感にしすぎると、誤爆するし、不発弾状態だと地雷になるしね。
航空機自体、飛んでいると結構ゆれるから。
当然落下地点の、地面の状態でも変る。
核弾頭をこういった素材で覆えば、中性子線による誘爆も問題ない↓
昔は、鉛かウォータージャケット付か？
中性子線遮蔽材
http://www.mesco.co.jp/materials/mat_lineup/mat_chu/
中性子線遮蔽材|中尾貿易株式会社
http://www.nakaocorp.co.jp/NeutronShielding/
PPC-H.O.T.-NSCシートには米国製高品質の原子力グレード・高分子ポリエチレンを使用したPPC-V、さら に炭化ホウ素を加えて最大の中性子線遮蔽性能を発揮するPPC-Bの２グレードがあります。
同様な製品は連続使用温度135℃と低いのが一般的ですが、PPC-H.O.T.-NSCシートは176℃の耐熱性能を有します。
鉛、タングステンなどに比べ非常に軽量であり、木工加工機での加工が可能です。また167℃・3時間での焼き入れ成形が でき、任意形状に加工する事が出来ます。製品は13、19、25、38mmの厚さ、1,016×1,499mmあるいは 1,016×2,997mmの大きさです。
この製品は軍事用、原子力用、医療用、産業放射線遮蔽用途に理想的であり、その他放射線に晒される産業分野において使用されています。また米国海軍の原子力空母および原子力潜水艦において採用実績があります。製品は100%アメリカ国内で製造されます。また管理された品質環境の下、MIL-P- 24468Aあるいはそのほかお客様の仕様要求を満足するよう製造されています。
原子爆弾の構造↓
日本人なら知っておきたい。よくわかる原子爆弾の仕組み
http://matome.naver.jp/odai/2137552339579126101
ヒロシマ型原爆（ウラン原爆）
http://www.hiroshima9.com/chishiki/u-genbaku.html
前記しましたが、たった１キログラムのウラン２３５でも、その核は１兆の１兆倍もの数があり、その核の殆どが１億分の１秒という極短時間で核分裂の連鎖反応を引き起こすわけですから、その時放出されるエネルギーの総和は膨大なものとなります。
瞬間的には摂氏１千万度の熱を放出します。
１千万度になった爆弾全部は一気に気体となり、爆弾はもとより周囲の大気も１千万度の熱を受けて一挙に膨張し、これが大きな爆発になるわけです。
当然、強烈な衝撃波が生じ、この衝撃波が周囲の建物や家屋などをなぎ倒し、３千度以上の超高温によって焼き尽くすことになります。
これがウラン原爆の仕組みです。
１９４５年８月６日午前８時１５分、広島に投下されたのはウラン爆弾であり、ちなみにこの爆弾の爆薬の起爆装置は高度によって発火する仕組みでした。
原子爆弾は高度９８６２メートルから投下され、爆発が起こったのは広島市の原爆ドームにほど近い島病院の上空の高度６００メートルでありました。
強力な熱線が出るのは、核分裂連鎖反応のほんの一瞬。
その後は燃えカス。（それでも高温だが）
ピカが熱線で、ドンが衝撃波+熱風でしょう。
高高度爆発と判定できそうな写真↓
橋の欄干に近い部分の影ほど、クッキリでてます。
ステンシルと考えれば、離れるとボヤケることも理解できる。
（3本ある横の欄干のうち、一番下の影が濃く、二番目、三番目とボヤケていく）
地上起爆なら、熱線は水平方向から来るので、影は地面につかない。
The thermic rays. The shadows of the parapets were imprinted on the road surface of the Yorozuyo Bridge in Hiroshima.
原爆の熱線によって万代橋（よろずよ橋）の欄干の白い影が焼き付いた．（米国返還資料）
影の濃い一番下の横欄干で、線を引いて角度を算出すると、だいたい38°となり、爆心地から880ｍらしいので、爆発高度が算出できる↓
687ｍとなる。
この資料では、爆心地から890ｍで、米国返還の資料は裏焼きのようです↓
ＲＣＣテレビ『被爆60年 ヒロシマの記憶』
http://www.rcc-tv.jp/kioku/back/03.htm
万代橋は爆心から890ｍ。原爆が投下された8時15分に橋を渡っていた5人と、荷車やリアカーの影がアスファルトに焼きついています。近くに県庁があったことから万代橋は通称「県庁橋」とも呼ばれてしました。
県庁付近では広島市立第一高等女学校など9つの学校の1、2年生ら1900人が建物疎開の作業中被爆し、ほとんどが亡くなっています。
誤差はあるが、資料の高度600メートルと似たような結果になった。
整合性取れてます。
と言ったわけで、航空写真もあるし高高度爆発です。
昭和天皇の挙動は、怪しかったりしますが・・・
メモ。
ロシア議員 日本への原爆投下を人類に対する犯罪と同列に置くことを提案
2015年08月06日 Sputnik 日本
http://jp.sputniknews.com/politics/20150806/704188.html
ロシア議会下院最大会派「統一ロシア」の副代表で国防委員会委員のフランツ・クリン ツェヴィチ氏は、国連を介して、１９４５年の日本への原爆投下を人類に対する犯罪と同列に置くことを提案している。
クリン ツェヴィチ氏は５日、原爆投下から７０年を前に記者団に対し、「１９４５年８月６日と９日に広島と長崎へ原爆を投下する軍事的必要性は一切なかった。米国は原爆投下を見せしめのために利用した。そしてそれは日本ではく、まずはソ連に対するものだった」と語った。
またクリン ツェヴィチ氏は、「これは野蛮行為であり、その本質において無意味であり、人類に対する最大の真の犯罪であり、国連を含めた全ての国際機関が参加する方法で判定するべきであると考えている」と指摘した。
クリン ツェヴィチ氏は、このような種類の犯罪に時効はないと述べ、「そのため７０年が経過した今も、この行為を人類に対する犯罪として公式に確定するのは遅くない。これと同じことを繰り返そうと思う人が１人も現れないためにも、これは必ず実行されなければならない」と締めくくった。
＜原爆写真＞「効果」説明の２４枚 米から広島に寄贈へ
5月19日 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000053-mai-soci