農薬の危険性 体に与える影響
農薬は、アレルギー、鬱病、がん、アルツハイマー、発達障害、催奇形まで、多くの危険が指摘されています。
添加物は、表示の成分を見て避けることもできますが、農薬は、表示がありません。
どんな農薬が、どれくらいの量を使っているのか、消費者が確認することはできませんが、一つの野菜に、複数の農薬がかなりの量で使われているようです。
現在、販売されている農薬の種類は、5000種類以上、殺菌剤、殺虫剤、殺鼠剤、除草剤、成長促進剤など多くの目的で使用されています。
毎日の食事、野菜はたくさん食べたいものです。
だから、やっぱり気をつけないといけないと思うのです。
いまや女子に人気の、パックサラダやカット野菜、もちろんこれは論外。
せっかく健康や美容のためと思っても、農薬に加えて薬剤までも使用されている、しかも栄養価も疑わしいもの。
カット野菜の酸化を防ぐ為に使われる薬剤は、漂白剤と同じ次亜塩素酸ナトリウム。
やっぱり野菜は、自分でカットした新鮮なものが一番。
国産野菜は、本当に安全なの? 日本の農薬使用量はトップ
体にいい野菜、毎食、たくさん食べるようにすればするほど、気になる農薬。
実は、日本の農薬使用量は、世界ランキングはトップクラス。
韓国と1位、2位を争っている状況が、長年に渡ってずーっと続いています。
【2000年からの推移・黄色線が日本の農薬使用量】
ところが、消費者庁の実施する意識調査では、
中国産やアメリカ産を嫌う主婦が多く、70%以上が国産志向が強い。
国産と聞くと、根拠なく信頼してしまうそうです。
日本の野菜、農薬使用量が世界一という事実を一般消費者に知らせないのは、国産農産物の消費拡大をはかる思惑なのでしょうか。
日本は、高温多湿の気候に加えて、狭い農地に密集させる集約栽培、同じ作物を繰り返し作る単一栽培、効率、自給率をあげるための栽培方法で、農薬をたくさん必要とします。
しかも、害虫は、繰り返し使用される農薬に対して耐久性を持ち、最近では、基準値の倍にしても死なない害虫が多いといいます。
そのため、本来は認められていない、出荷前に農薬散布する農家もあるといいます。
実は、日本でもポストハーベストが行われているということなのです。
農林省は、基準は設けても、全てを検査しているわけではありません。
というか、大量に流通する野菜を毎日、検査することなんて不可能ですから、私たち消費者は、生産者の良心を信用する他にありません。
【農薬散布、最近はドローン】
生産者である農家さんへの信頼性は?
「農家では、自分達が食べる分だけは、農薬を使わない」といった話をよく耳にします。
怖ろしくも悲しい話です。
全てのお百姓さんが、素朴で良い人とは限りません。
生産者は、誰よりも一番、農薬が体に悪いことを知っています。
実際に、毎年、農薬で死亡する人、中毒症被害者や自殺者は、毎年、数百人にものぼり、ほとんどが、農業従事者や農地の近隣に住む人たちが犠牲になっているのですから、農薬の恐ろしさを肌身で知っているのです。
でも、一度、農薬漬けになった農地は、なかなか元に戻りません。
農薬使用を止めたくても止められない、現在の慣行農法から、有機農法に変えるというのは、私たち素人が思うほど簡単なことではないといいます。
大変な、覚悟と努力がともなうのです。
温暖化による猛暑、農薬汚染、継承者の不在、農業人口の減少による人手不足、農家の抱える問題は深刻です。
現実問題として、昔の自然な農法には戻ることは、もうできないのかもしれません。
それでも、有機農法や自然農法に取り組む農家さんたちもいます。
まだまだ少数派で、ごく一部の農家さんたちで、生産量も少ないですが、私たち消費者の健康を大切に考えてくれる生産者から、丁寧に作られた野菜を食べていきたいと思います。
そして、それが少しでも農家さんの応援になればすごく嬉しいこと。
【無農薬、減農薬、有機野菜】
農薬の避け方1 農薬使用量の多い作物を避ける
オーガニック野菜が、体にいいと分っていても、
お値段も高いし、品数や買える場所も限られています。
いつでもオーガニック野菜だけでまかなえるわけではありません。
そんな時は、なるべく農薬が少ない野菜を選ぶといいかもしれません。
非営利団体、環境ワーキンググループが、毎年、農薬の多い農作物50品目を公開しており、2018年の上位15品目は、以下の通りです。
1. イチゴ、
2. ほうれん草、
3. ネクタリン、
4. リンゴ、
5. ブドウ、
6. 桃、
7. さくらんぼ、
8. 梨、
9. トマト、
10. セロリ、
11. じゃがいも、
12. パプリカ、
13. ピーマン、
14. きゅうり、
15. トマト、
但し、アメリカ国内の農作物なので、そのまま当てはまらないのですが、参考にはなると思います。
【洗わないで使われるというケーキの苺】
日本では欧米と異なり、専門の研究機関もなく、データも少なく公表もしません。
だからと言って、農薬、添加物、薬剤に危険があるということは事実。
消費者は、毎日の食生活で注意をすべき問題です。
農薬が多く使われている野菜や果物は、あまり食べないようにするとか、よく洗うとか、皮を厚くむくとか、そんな気使いだけでも、体内への摂取量をかなり避けることができるかも知れません。
農薬の避け方2 農薬の落とし方
農薬を落とす為の、野菜洗い専用洗剤なんていうものもありますが、重曹でもじゅうぶん。
ティースプーン1~2杯を水に加えて洗う。
洗い落とせる農薬ぐらいはしっかり落とす。
重曹は、野菜洗いにも大活躍。
料理から入浴剤、お掃除にまで、重曹はほんとうに使い道が多い便利品です。
料理は、洗い方、下ごしらえを丁寧にしたり、茹でこぼしなど、調理法で、除去できる農薬もあるということなので、面倒だけどひと手間を惜しまずに。
もちろん中まで滲みこんだ農薬は避けられるわけではありませんし、栄養素の流出もあります。
それでも、少しでも体に入る農薬は軽減しておく方がいいかと思います。
【 】
ジープロダクツは、無農薬、化学肥料不使用、薬剤溶解、添加物などを使っていない原材料を使用しています。
野生の植物はじめ、栽培物は、現地のオーガニック認証のあるものを基準に厳選。
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