実車シリーズが続いていますがwww 先日のイタリア行きの際に展示されていたBMC レーシングのクラシックエース Greg Van Avermaet グレッグ・ファン・アヴェルマート の実車です。

 

 

現在ではラインナップにありませんがUCIルール上、市販車をレース投入するのがマストなので一瞬だけ販売されました。開発はBMC本社すぐのインペックラボ(旧インペック工場w)で開発されています。

 

GRANFONDO RBX はカーボン積層などを再開発したモデルとされています。そもそもGFシリーズは、グランフォンドと名がついていますが、実戦投入を目的として開発されたので、その剛性感は非常に高いバイクです。

 

 

 

タイヤクリアランスを確保するべく105相当のSHIMANOロゴキャリパーが搭載されています。まぁ、十分な制動は得られますし、北のクラシックは激下りはあんまりないですからね。

 

エイドアームは初心者専用 と思っている人も多いようですが、まさかパリルーベの勝者に向けては言わないでしょ? リアブレーキのみの取り付けでTEKTROベースな感じでしたが、カーボンレバーは既にガッタガタでしたw 動作はスムーズでしたが、それなりに使い込んでいるのでしょう。

 

ボトルに手を伸ばす、補給食に手を伸ばすなどの際にあって困るものではありません。ただ、アウターケーブルの長さの設定でミスるとごりごりなので自分で付ける人はご注意を。私も右だけ同じように付けているバイクもアリます。便利です。

 

ボトルケージはサイドからも抜きやすいELITEカンニバル。に紙やすりを貼り付けています。

 

Di2スイッチも配置して、コックピットの快適性を最大化していますね。パヴェの振動は、相当なはずですが、レバーやスイッチの快適性は最大化しつつもバーテープなどはスタンダードに仕上げてありました。(厚巻する選手も多いですけどね)

 

 

剛性の高さもありますが、後輪の軸が振動に対してフレックスに稼働して路面を追従することがGFでは考えられています。初期開発時からMTB開発者との意見交換も活発に行われて生まれたモデルです。ロードだけでなくMTBでもあっというまに世界トップに到達したBMCの強みですね。

 

 

 

さすがにガリガリでしたが、戦いのあとなので迫力があります。

 

 

傷だらけでも、大切にしながら、たくさんの経験を共にしたであろうバイクというのは素晴らしいものです。それはプロもアマチュアも同じですね。