カワハギ延長戦@茅ヶ崎 一俊丸
諦めが悪く、最終決戦をもう一度やることに(たまたまスケジュール空いただけ)
2/24、週明けの月曜で一俊丸のカワハギ船が終了するのでその前に鳥澤さんと。
前回の釣行前に購入したDaiwaメタリアMHHとずーっと使っていないSHIMANOステファーノのMの2本。
一俊丸も4日間の冬休み明けで、船長も海の状況が分からないと朝イチは笑っていた。
僕はと言えば、前回もそうだったが前半はポツポツと釣れていても12時から沖上がりまでは他のお客さんだけが釣って、僕は全く掛けられないというのがここ数年のイメージ。
何かが間違ってるんだろうなぁと、いつも帰りに思うけど、決定的な理由が分からないまま。
さて、左舷一番に陣取る
常連の「先生」こと宇賀神さんが「今日はこの席がトップだね」と予言めいた一言を 笑
「先生」は中乗りもやる人で潮を見ることもできるので風の向きや潮で船の流し方も分かるから予言は当たることが多い。
俄然ヤル気になる。
海に出ると強風に悩まされた前回とは真逆、風もなく波も無く、ちょっと温かい晴天。
カワハギ日和、舞台は完璧に整った。
堂満船長から「今日は乾さん、5尾目標で。
最終戦頑張って」とお言葉。

カワハギ地獄を疾走中の鳥澤さん、今回は仕掛けを自作!更に船べりセットも自作!
プラスチックケースをくり抜き、ロッドキーパーを入れられるようにしてあり、更にオモリケースも入れてある。スゲエ。
ステファーノMHを持っている鳥澤さんは、更に極鋭シリーズも視野に入れて上州屋で相談、「ステファーノは感度が凄いが、難しい竿。ステファーノで始めたのなら極鋭とかなり違うのでステファーノだけの方が良いのでは?」と言われたそうだ。
なので今シーズンはステファーノだけだが
ステファーノリミテッド(約8万円)購入を検討中 笑

僕は前回、エサのアサリを塩で締めたものとヌル取りだけしたものの二種類を作り、ヌル取りした方をクーラーに入れて保存した。
で、時間が経って塩で締めた方が硬くなったころ、ヌル取りだけしたアサリを使ってみたが、最後僕だけカワハギ沈黙だった。
今回はアサリを半分だけビニールから出して、使う方を塩だけとヌル取りだけの半々に。前回同様アミノ酸のふりかけを一包両方に。

半分はビニールのままクーラーに入れて保存を。
どう違いが出るか半信半疑だが、同じことを繰り返しても仕方ないので。

仕掛けは幹糸はSHIMANO、オモリ側にハリス止めが集中しているヤツ、針はSHIMANOの吸わせの7.5号ハリス6cmを上から2本。
一番下だけDaiwaのスピード7.5号10cmハリスを。
いつものタングステン25号とピカピカ点滅緑ライト、幹糸にはとりあえずキラキラシールのピンクをハリス止め上20cmに。

鳥澤さんの自作仕掛けを見るとハリス止め間が広め、移動できるMV仕掛けみたいに作ったと言ってたような…ビーズは透明のモノを使用、よく出来てるなぁ。スゲエわ。
針はがまかつの競技を使って前回結果を出したそうで、それを使うとのこと。

茅ヶ崎港から5分、最初のポイント。
船中、ウンともスンとも。渋い。
移動。
ここから堂満船長、怒涛の移動・流し変え。
ピンポイントで瀬の上、ツブ根、カケ上がりに停めては移動、いやはや凄い執念で客に釣らせようとしてくれているのが分かる。

移動3回目くらいで僕に一枚目。
赤ちゃんの掌くらいのミニカワハギで苦笑。
船長も笑っていた。

時々、トラギス、キタマクラが食ってくるがカワハギは激渋。

エサはアタリも無く肝だけ齧られたり、そのまんま残ってたり…

中オモリは試したが一枚追加した時に一度良かったような気がしたけど激渋な上、右舷側のトーナメンターが中オモリ装着しても釣れていないのでアタリを阻害していると思われ、外す。
キラキラシールも外して針も7号に総取り替え。船下に仕掛けが入ってやりにくいのでオモリも白と蓄光タイプの30号に。
ピカピカ点滅は継続。
リーダーと仕掛けのサルカンにフサフサを足した。上下の誘い時にフサフサが広がりながら落下するアピールを多めに。

この日、僕が注意していたこと
❶オモリを小突いてみて砂地の場所は無視。
❷時々竿を大きく煽ってオモリとピカピカ点滅の落下をなるべく遠くのカワハギにアピールする。
❸コンコンと岩に当たる時だけ集中して根掛かり覚悟で止めたり這わせたりを
❹アサリは水管を外し捨て、ベロから肝を抜き刺し一番下の針は2個付けで。上の2本は見せ餌(マキエ感覚)で這わせた時だけ有効活用。

特にこの❸はかなり注意した。
岩の周りはベラやトラギスももちろんアタるからガッカリも多いけど、この日は砂地部分でアタることはほぼ無い。
「根掛かり気をつけてください」と船長アナウンスがある岩礁周りを流すタイミングはずーっと集中。
「瀬の際です」は根に当たるまで誘い多めで。
「ツブ根です」は砂地部分無視で段を付けて誘い上げてアピール、上から叩き下げ、着底でまた叩くを繰り返し、
誘い続けてコンコンと岩に当たる時だけゼロテンでストップ長めという感じ。
あまり同じリズムにならないよう不規則な誘いを心がける。

こんな釣り方でお刺身サイズを二枚、赤ちゃん掌サイズを1枚追加で4尾となった。

そのうちの1枚は鳥澤さんと初ダブル。

昼辺りに鳥澤さんがラッシュに入った。
鳥澤さんはキラキラシールをハリス止め上とハリス止め間にも装着、
オモリ着底後竿を煽った後、ゆっくり下げてゼロテン、時々叩いてゼロテンという感じに見えた。
あまり揺らしの誘いではなく、誘い下げをじっくりというスタイルなのかな。
後半にラッシュに入るのはキラキラシールと誘いスタイルが日が昇った時間帯は有効だと思われる。
事実、午後に二枚の良型を掛けた。
朝イチのキラキラシールではなく、11時過ぎた辺りの太陽光が上から入る時間帯に付けると効果があるのかも。

鳥澤さんが釣れているタイミングで僕はしばらく沈黙。
キラキラシールを使うか迷う…

アサリが乾いてきたので昼頃、クーラーから袋を取り出し
海水で洗い、ヌル取りだけして締めないアサリを用意。
水管取って全部の針にベロから水管貫き2個付けしてボリュームを出す。

鳥澤さん、良型を掛けて膝を使ったやりとり。ステファーノが大きく曲がる。
海面に浮かんだところで痛恨の針外れでバラシ。
惜しい!

沖上がりラスト。
「あと5分くらいしたら仕舞っていきましょう」とアナウンス。
仕掛けを回収した鳥澤さんが「エサを付け替えて勝負」とひとこと。
僕も仕掛け回収してエサをチェックしたが一応キモも残っているので迷ったが
新しいエサを付け直した。

投入、着底。
段付きで煽ってオモリで小突く
砂地からコーンコーンと岩に当たる感触。
ストップしてやや弛ませたゼロテン。
コツコツとアタリ、少し糸を送って合わせるとドンドンと乗った。
メタリアだとMHHで硬めの竿だがステファーノより穂先部分がしなやかでやりとりは確かに楽だ。
お刺身サイズが顔を出して目標の5尾達成。

課題だった後半に、しかもラスト投入で掛けられた。
目標5尾達成よりも後半に釣るという課題が回収できたことの方が嬉しい。
エサの鮮度と渋い時の根周り集中、これが大切だと覚えておこう。
今シーズン最後はギリギリで購入したメタリアMHHで二回とも良い釣りができた。
ステファーノ攻SPは来シーズン、活性が高いタイミングで宙層釣りで試したい。

最終戦延長は5尾で竿頭で終了。
また秋に。

「カワハギ地獄」をご存知か?
魚釣りを趣味にしている方なら「カワハギって釣るの難しいんでしょ?」と会話したことがある思う。
海底付近でヘリコプターの如くホバリングしながら、針に付けたエサのアサリを啄ばみ、知らないうちにエサを平らげ…
釣り師を悩ますおちょぼ口の愛嬌ある魚、人呼んで「エサ取り名人」
カワハギといえば、代名詞でもある「肝」
大きく肥えた釣りたての肝は、上品な白身と相まって格別の味。
高級魚と呼ばれる所以はこの肝にある。
秋口、冬を前にその肝を肥やす為にエサを荒喰いする。
このタイミングでカワハギ釣りを始めると初めての海釣り、女性アングラー、子供達でも簡単に釣れる。
平たく、大きくても30cm超という魚体だが、釣れた時、その引きは驚くほど強い。
最盛期、12月。
カトパンならぬ肝パンに膨らむ頃、水深10m〜50m程の岩礁帯に群れを作る。
そして、比較的簡単に釣れていた秋のカワハギがこの時期を境に突如「エサ取り名人」と化す。
そして、この「エサ取り名人」を釣らんと悩むカワハギ師は…もっと魚信を、もっと釣果をと…数万円の専用高級釣り具を購入し、東京湾・駿河湾へ足しげく通うこととなる。
海釣りの魚種、アレコレあれど「トーナメント」と呼ばれる競技会が開催される対象魚は淡水は別として、船釣りのカワハギと磯釣りにおけるメジナくらいだろう。
偶然、たくさん釣れたという「まぐれ」が頻繁にある魚種ではトーナメントにはならない。
2000年代初頭、釣具メーカー主催のカワハギトーナメントが始まった。
こういった大会は釣り方の技術、専用の道具、戦略が系統立てられ、理論が確立されている魚種に限られている。
カワハギとはそういう魚だ。
ヒラメや真鯛といった高級な魚を狙って外房辺りで釣行をご一緒していた友人を今年、駿河湾のカワハギ釣りに誘った。
その友人は以前、カワハギ釣宿の東のメッカ、浦安から出船して釣果ゼロだったという。
東京湾・駿河湾といっても、釣り場となる岩礁帯・潮の当たり方によってカワハギの性質が異なる為、一概に王道のセオリーが通用しないのがこの釣りの面白いところなのだが…
釣果ゼロで「やっぱりカワハギ釣りは難しくてダメだ」となっては勿体ない。
僕が常宿としている茅ヶ崎の船宿でご一緒することに。
2015年、初めてカワハギ釣りに行って以来
秋から冬にはかけて茅ヶ崎に通って
2017年などは週に3〜4回の釣行。午後から会議というスケジュールにしていた 笑
おかげで船長さんともさすがに顔馴染みになった。
カワハギには専用竿があり、高級なものだと1m80cmほどのカーボン製の竿で自重が70g以下という超軽量、
リールも140gと、合わせても210gを切る。
初めてのカワハギ釣りでは船宿のレンタルだったので一般的な専用竿とリール(合わせて400g程)でやってみたのだが
この釣りはいわゆる「エサを海に入れて、あとはじーっと待つ」釣りではなく
朝7時から午後2時までずーっと手持ちで竿を動かし続け、揺れる船で立ちっぱなし(座る人もいる)
最低5分に一回、早ければ3分に一回、エサのアサリを食べられてしまうので回収、新しいエサを付け直して投入を繰り返す為にヘトヘト。
その日、高級な道具をたまたま持たせてもらったらレンタルとは雲泥の差。
重さの感覚でいうならボウリング球とピンポン玉くらいの差に感じた。

で、初級者に最適だろうと思われるカワハギ専用竿を購入したが、
もっと魚信を捉えたい
もっと感度が欲しい
と欲が出て、この5年の間、数万円の出費を厭わず数本を購入していった。

しかし、これは道具的なカワハギ地獄の一丁目。
本当のカワハギ地獄はこれとは別だ。

カワハギとは実に面白い魚で
ある形の釣針では全く釣れず、別の形状の針を使用している釣り人のみに釣れたり…
使用するアサリに着色した人のみが釣れる…
ある色のオモリを付けた人のみが釣れる…
針を結んでいる糸の長さが他より3cm長い人のみが釣れる…
釣竿の先端が柔らかい人のみが釣れる…
キラキラしたシールを針の近くに貼った人のみが釣れる…
ピカピカと点滅する小さなライトを付け、しかもその色が青色だった人のみが釣れる…

ほんまかいな?と思うが、数多く釣行を重ねているとそういう場面を実際に見る。

この為、あれこれ試す必要に迫られ、道具類がどんどん増える。

更に
カワハギは海底近くで貝類、イソメ等の虫類を捕食する為、釣り方も海底にオモリやエサのアサリを置いて釣る。

自ずと捕食体勢は口を下に向け、ホバリングしながら、となる。
釣り方もこの口を下に向けさせて針ごとエサを吸い込ませて釣るのが一般的だ。
秋、まだ水温が高い時期は海底付近から1〜2mまで釣針に付いたエサのアサリを追いかけて浮く為に、海底にオモリを付けた釣り方とは違う「宙の釣り」というテクニックが必要になる。
ただエサを1〜2m持ち上げるだけではカワハギがホバリングしてエサを平らげてしまい、全く針がかりしないので
海底付近から一旦カワハギを浮かせ、今度は竿先を下げて捕食体勢を取らせると針がかりする。
この竿先を下げるスピードが釣果を分け、ある日には20尾以上の差になることがある。
この釣り方に向いた竿先が硬く、感度が良い竿がもちろん必要だ。

冬。
水温が下がり、底付近から浮いて来ない時期は海底中心に釣る。
今度は海底付近でどうエサをアピールするかが釣果を分ける。
今度は竿先が柔らかく、カワハギがエサを吸い込んだ時に違和感を感じない竿が必要になる。

ただ、季節に関係なく、上記のパターンに当てはまらない事もある為に「どちらも持参」ということになる。

そして、どういった釣り方が自分の得意パターンなのかを突き詰めると、そのパターンに合った究極の感度を追い求めることになり、7万円などというカワハギ専用竿を購入するに至る。

「川越カワハギ研究所」というカワハギ釣りのブログを書いている方が釣具メーカーSHIMANOのステファーノという高級竿に関してこう記している
『道糸を伝わって来るニュアンスの良さは、ステファーノならではの特徴です。海底の性状は勿論、魚種の違いなども区別が容易です。糸ズレや、海を漂うゴミが道糸に当たる感触までも手に伝わるのには驚きます。』
参照 http://kawagoekk.blog.fc2.com/blog-entry-1.html?sp
このブログをかなり熟読させていただき、竿を選択する際の参考とした。

しばし余談。
僕は30歳を機に磯でメジナという魚を釣ることにハマり、20年の間足しげく伊豆半島に通った。
磯のメジナ釣りはオキアミという小型のエビを撒き餌にして魚を寄せ
針は1本だけ、小さなウキをひとつという魚釣りでも極端にシンプルな仕掛けの釣りだ。
この釣りにハマった理由はこのシンプルさと、複雑に変化する潮の流れへの対応力とマキエが集まる場所を読む力の面白さ、そして掛けた時に垂直へ突っ込んでいく爆発的な引きだ。
前述したようにこのメジナ釣りもトーナメントが開催されている通り
非常にメソッドがしっかりしている為、
「大きさは運、枚数は腕」
が顕著になる。
リールはレバーブレーキ付きが必要だが、それ以外の道具が取り立てて高価という訳でもない。
むしろ中通しウキのバリエーションとなるべく高性能のモノを揃えるくらい。
過去、西伊豆小下田の低く小さな沖磯、ベタ凪の日にしか上がれない「鯛島」に渡礁。
沖向きに流してもエサ取りだらけで釣りにならず…更に沖を通ったタンカーの起こした遅れ波が足元に…撒き餌のバッカンが倒れた拍子に昼前に80%の撒き餌が流されてしまった。
流れ出た大量の撒き餌で海はピンク色に染まり、そこにエサ取りが大集合 笑
その後、払い出す潮に乗って魚も沖に行ってしまった 笑
同行した友人にもそんな状況を生んでしまい、迷惑をかけてしまった。
「よければ僕の撒き餌を分けますよ」
と言われたが、それではエサ取り対策が更に厳しい状況になるので断った。
沖上がりまでの3時間を残り少ない撒き餌で釣ることになり、なるべくエサ取りが居なくて…付けエサが残ってくる省エネ撒き餌ができる流れはないだろうかとあちこち向きを変えて探る。
ふと、陸向かいを見ると磯のえぐれたところに潜り込む流れがあり、壁に当たった流れが鏡のように盛り上がっては下がる場所。
磯際に撒いた撒き餌が沖ではなく下へ潜っていく流れだな、残り少ないマキエでも勝負できるかも。
特に水道という訳でもなく、一般的に言えば陸向かいの流れがないダメな場所。
仕掛けを入れてみる…回収すると付けエサが残って来た。
エサ取りが居ないか、大型の魚がいるか、だ。
波にさらわれ、海水が入ってビシャビシャになったスープ状の撒き餌を柄杓で掬って蒔く。
新しいオキアミを針に付けてスープ撒き餌を入れたところに仕掛けを投入 笑
数秒後、ウキが一瞬で5m消し込まれた。
合わせると竿が立たない。
レバーブレーキで糸を出しながら数分のやりとりで魚が顔を出す。
見たこと無いくらいの大きさのメジナだ。
無事、タモ入れ。
53cmのクチブトメジナを釣り上げ、沖上がりの迎えに来た船長から「小下田にもまだこんなデカイのいるんやなぁ」と。
更に某有名フィールドテスターに「クチブトの50オーバーは一生の記念だよ」とお言葉を頂戴した。
鏡状になった海面からウキが消し込まれていく映像は今だに夢に見るほど衝撃の映像として脳裏に焼き付いている。

結局、打開策を見出せばいいのだ。

沖向かいのベストポイントから良い潮に乗せてマキエワークをきちんとやりながら仕掛けを流すのがもちろん一番だ。
しかし、状況が許さないとき…
スープ撒き餌をほんの少し、陸向かいの流れが無いポイントでも気になったら試す。
不利な状況でも諦めず、とにかくセオリーを無視してダメ元でもやってみる勇気。
海は広い。360度仕掛けを入れられるなら糸を垂らして攻めてみる。
そこに一生の魚と出会える機会が生まれることがある。

さて、そんな僕がカワハギ釣りの面白さに取り憑かれたのはやはり「戦略性」だ。
船釣りなので座席の有利不利はある。
船長が流す場所の有利不利もある。
潮上に上手い人が座れば自分のところに魚は回って来ない。
自分でなんとかできる範囲は限られているのは間違いない。

購入したDaiwaの名人、宮澤幸則さんの
「カワハギ地獄100の戦術」にあった「胴の間の法則」はためになった。
不利な釣り座でもできる戦略…テクニックで補えることもある。

今年誘った釣り仲間は、まんまとカワハギ釣りにハマり。
他の釣りには無い「戦略性」を気に入ってくれた。
僕は今、カワハギ地獄の横丁辺りを彷徨っている。
釣り仲間は地獄の一丁目に立った。

地獄の果てにあるのは一生の魚か…

カワハギ最終戦@茅ヶ崎
天気予報通り、朝の外気は1度、北風が10m 笑 めっちゃ寒い。
北の風だと茅ヶ崎の海は凪なので船は出る。
南、西よりだと時化るみたい。

カワハギ船に4名。

僕はクジで①を引いた。初めて見たよ。
ピンポン玉に1番て本当に入ってたんだな、適当かと思っていた。

堂満船長に今シーズン最後だと告げると
「ならツ抜け目標で」と 笑
「やっぱキラキラシールは効果あるっぽいから…あと、タタキは有効みたいよ、まぁ色々試してみて」とアドバイスも。

準備開始、いつも生アサリを塩で全部締めちゃうけど、毎回後半に乾き過ぎて硬過ぎなのでザルを2つにして、半分はアミノ塩で締め、半分はヌル取り5秒だけで洗ってみた。

仕掛けはDaiwaの移動式のヤツ、MV仕掛けでオモリ側にハリス止めを集中。
針はスピードの7号、6cmハリスを二本、一番下に10cmハリス。

オモリはいつものタングステン25号。高価だけどアタリが分かりやすい。
ピカピカ点滅ライト(緑)をオモリに装着。

とりあえず朝はキラキラシールは装着せずに。

一投目。
時化後で昨日はかなり渋かったらしいけど、どうだろう?
とりあえず着底後にオモリトントン釣法。
10回ほどトントンしてストップ、ゼロテン。
ブルブル…トラギスのアタリ。
エサ取りはいるみたいだから活性はある。
ブルブルでトラギスを無視する為にゆっくり聞き上げて再度着底、トントン、ゼロテン。
カツカツ…コンコン…合わせ、ドンドン。
あ、キタ。カワハギじゃん。
ワッペンサイズで船中1枚目。

その後、トラギスやらベラやらの猛攻。
やっぱ活性高い。

前回、一緒に行った鳥澤さんがトップ取ったタタキやってみっかと…
着底→一旦タタキ上げ→タタキ下げ→着底→タタキ→ストップ・ゼロテン。

数回これを繰り返してみる。

トラギスのアタリっぽいヤツを合わせないようにしたいけど、時々掛かっちゃう。
他魚を針がかりさせたまま誘い続けるお友達釣法もやってみるけど、針がかりしたトラギスが着底するなりブルンブルンうるさくてカワハギのアタリは全く分からん。

仕方ないので巻き上げで外す。

アサリは水管取ってベロから肝に抜くだけの一発勝負スタイルだから他魚の猛攻に会うとエサがもたない。

そんな中、タタキ釣法を繰り返していると
カツカツ!
トントントントントントン…キタ。
前回に続いてドラグはちょいと緩め。
ジリ、ジリと暴れると時々糸が出る。
さっきより良さげなサイズっぽい。

20cmくらいのまずまずが顔を出した。

ハリスごと引き抜いて、ハリス交換。

数投、タタキ釣法でやる。

また釣れた。これも20cmオーバー。

やっぱタタキ釣法有効です。

最終戦なので他魚が釣れてもカワハギでもとにかくハリス交換毎回。

途中、そこそこを掛けたときにリーリング中のバラし。
船長「竿を寝かせ過ぎかもよ」と。
うーん…難しい…90度で竿の弾力活かすやり方から海に竿先突っ込むやりとり法で前回はやり切ったけど「寝かせ過ぎ・下向け過ぎ」もダメなのか…

アドバイス通りに70度くらいでやや竿先が曲がる程度のやりとりでもう1尾追加で3尾。
テンポが良い。
あれ?ツ抜けしちゃうんじゃね?

9時くらいからめっちゃ強風。
ゼロテンにしてると風で竿先がブルンブルンするわミチイトが持って行かれるわでアタリの判別が全くできない。
ずーっとアタってる感じ。
なのでタタいて一瞬ストップして、その瞬間だけゼロテンキープ。
風でブルンブルンしたらちょい巻きして竿先を下向き、なるべくミチイトを竿と海面間を短く。
波がそれほどでもないだけマシ。
これで揺れがあったらもうどうしようもない釣りになるとこ。
唯一の救いはミチイトを1号から0.8号に巻き変えてきたことくらい。

茅ヶ崎周りから辻堂沖の20m前後でねちねちと船は流し変え。

MV仕掛けでオモリ近くにハリス留め移動、集中させてタタキ釣法やると仕掛け回収時に10cmハリスと2番目の6cmハリスが絡んで上がって来ることが多く、ハリスがヨレる。
ヨレたハリスを交換してるとタイムロス。
もうちょい2番目を上に上げてみる。絡む。
なるほど、これはこれで作業が増えるな。
短ハリスならいいけど10cm使用時にはあまり良くないのかも。

途中、陽が上がって、10時くらいの海に光が入って来た頃にキラキラシールを1本目のハリス直上に貼る。

アサリは塩で締めない方を使い出した。
タタキ釣法で途中中オモリも1号、2号とか付けてみながらポツポツと追加して5尾。

強風でペースが上がらない。ツ抜けは厳しそう。

10時半頃、風をもろともしない「ドン‼️」という大きなアタリがあり、ぴったり合わせたけど巻きバラシ。
船長も「良い型だったみたいだねぇ、惜しい」
あじゃー 参った。

がっかりして辻堂沖で流しているとき
タタキ下げで着底、ストップのタイミングで
カツっとアタリともオモリが根に当たったとも判別しにくい感じが。
根掛かりがイヤなので竿先を大きく上げようと煽ると重い。
「ん?なんだよやっぱ根掛かりかよ」
とリールを仕方なく巻いて根掛かりを切ろうと竿を下げていくと
「ん?あれ?ゆるゆる巻ける…え?根掛かりは?ドラグ緩め過ぎなだけ?」
ゴンゴン…え?魚か!
マジか!
ドラグはチリチリと音を立ててるけど、ゆっくりと巻く。
まあまあの重さ。
フグかもなぁ…と思いながら海中を見ると割りとデカイカワハギ。

せーので取り込もうとした時、ドラグから糸が出そうになって慌ててスプールを親指で止める 笑

28cmの堂々とした今期一番の良型。
「良い型、上がったよ」と船長がマイクで。

この型になると合わせたときにドンドンと乗る感じじゃなくて完全に最初は根掛かりみたいな状態なんだな。
前々回も二回ほどあって船長にも指摘されたけど「いや、根掛かりだろ」と思ってたヤツはやっぱり大型カワハギだったのかもしれないと今更 笑。

6尾になったとこで江ノ島沖に向かった。
しかし、海の色も悪く、全くエサも齧られないので2流しして「戻ります!」と船長。

再び辻堂沖。

右舷側には僕ひとり。

左舷側に釣り初挑戦のお客さんとカワハギ3回目の人。
胴の間にベテランぽい人。

この初挑戦のお客さんが29.5cmを含むカワハギをどんどん釣って6尾。
ベテランが朝は全くだったのに後半追い上げて7尾。

僕は昼からの辻堂ではワッペン一枚という貧果。
当たれどもハコフグ、キタマクラ、ベラ、トラギスオンリーで意気消沈。
左舷果のフィーバーをただ羨ましく。

中オモリ足したり、ハリスの長さを変えてみたり、キラキラシールをハリス間に足したり、オモリの色を変えたりしたけど全くカワハギは見向きもせず。
反対側だったのでどんな仕掛けと誘いで左舷側のお客さんが釣れているかも確認できず。

ただただ強い北風を横から受けて、ずーっとブルンブルンしている竿でタタキとトントン、ゼロテン、弛ませ…を繰り返して終了。

終わってみれば7尾の竿頭だったけど
後半の失速をなんとかできればツ抜けできたのは間違いない。

帰途に向かう前、船長から
「風が強いから仕方ないすよ。
風が無ければもっとアタリ出せていたし、ツ抜けできたと思うよ。
大きく竿を上げて誘い直しリセットできてたのはすごい良かった。アレができるとカワハギにアピールできるから前半は独り勝ちしてました。
おつかれ様でした。」とのお言葉。

底周りで誘いを入れるだけじゃなく思い切り竿を立ててオモリの位置を流し変えるのも大事ってことだ。
あと、カツカツアタリ時にほんの10cmほど糸を送って緩めてブルンブルンの本アタリを出すのもシーズン終盤の今日は有効だった。

これで2019〜2020頭の僕のカワハギシーズンは終わり。
年明けから4回のカワハギ釣行。
最後に良型を釣れたのは良かった。

平日釣行ではなく、珍しく土曜日釣行。
鳥澤さんと。
前日、23時には就寝したので5時間睡眠。人生初の睡眠万端釣行。
お客さんは僕らを入れて7人。
朝、船長から鳥澤さんが状況を聞いてくれて
辻堂周りでは大型狙いでハリスを10cm、スピードが良い。パワースピードでは吸い込みが悪いことを知る。
7cmハリスでは幹糸から針が近い為、エサの動きに大型になればなるほど警戒されて食わないし、針も軽いスピードで吸い込み易くした方がいい。スピードなら吸い込むからバレが少ないし、ハゲ針だと伸ばされてしまう可能性があるのでおススメしない、と。
辻堂周りから始めて、その後は江ノ島に行くつもりだけど、江ノ島周りのカワハギは小さいし動きも良いのでハリスは思い切って3cmでやって掛けに行くくらいでいい。
7cmだと逆にアタリが出ないうちにツルテンになるよ、針は「ネオフック」で、と。
Daiwaのネオフックは持ってないけど、ハゲ針でいいということにしよう。

タックルは前回撃沈したStefano攻H177SPで勝負。
朝イチ、仕掛けは7cmハリスに一番下だけ10cmハリスのスピードで。
オモリに白の夜光フサフサ、幹糸にケイムラ白のホウキ星を。
点滅ランプは電池切れらしく使えない 笑
買い足しておこう。

鳥澤さんはピカピカシールを幹糸に数枚貼っている。
どぴーかんの晴天なのでピカピカシール、効果アリかも。

辻堂沖、20mくらいからスタート。
アサリは前回に続いて水管を取ってベロからワタに抜く一発アタリ早掛け方針で。

オモリ着底、いつものオモリトントン誘いを細かめに。
コンコン…カツカツ…合わせ…ドンドンドン
乗った。
ここで前回の失敗を取り戻すべく、今回のテーマ「竿先を真下に向けてのリーリング」開始。
小さなカワハギっぽいけど、まずは練習だ。
この竿先を海面に刺すくらい下に向けてのやりとりは、水平に近いとこでリーリングしながら竿の弾力を活かす方法とは違って、魚がバレたのか、魚が付いているのか判別しにくいな。
小さいと尚更わかりにくい。

まずは可愛いサイズで船中1枚目。
リリース。

土曜日だからなのかビギナーの方が多め?
開始アタマから集器をつけているお客さんがたくさん。
ビーズでかちゃかちゃ音が鳴る中オモリ、ピラピラ中オモリ…結果、みなさん厳しそうだったのでやはり厳冬期にアタリを阻害する付属品は出来るだけ付けない方が良いと思う。
シンプル仕掛けでどうしてもダメなら集器…がオススメ。

途中、そこそこ潮が流れてるタイミングでガン玉中オモリをひとつ打つとアタリが出やすいことが何度かあり、潮の速さと関係がやっぱりあるんだと思う。

他魚も交えて何枚か釣りながら竿先下向き釣法の練習。
で、カツカツ…コンコン…合わせ…ドンドンドンドンドンドン
あ、来たかも、まあまあのヤツ。
慌てずにリーリングしながら竿を海面に向けて…ドンドンとヒラを打つのを感じながらゆっくり巻いてみる。
あー、カワハギの左右への動きにも対応早いな
朝、船長のアドバイスでドラグを少し緩めにしてるから時々糸が出る。
24cmくらいのまずまずサイズが顔を出した。
魚の大きさより、前回連続で失敗したやりとりを修正できた方が嬉しくてホッとした。

小型は別として、サイズがまずまずならこれが一番良い方法なんだな。
MHくらいの柔らかさなら竿の弾力でいなせるけど、H以上だと海面に刺すくらいの下向き、ドラグ調整でやりとりすること。

途中、根掛かりでタングステンオモリとケイムラのホウキ星をロストしたので買い足すこと。

鳥澤さんの釣り方は独特で面白い。
着底後、垂直にオモリを持ち上げて、ゆーっくりと下げていきストップ
またゆーっくりと上げて叩きを入れて、
ゆーっくりと下げて、また叩いてストップ。
少し強めに合わせ。

これで7匹の竿頭に。
11月とかでエサ取りが多いとあっという間にやられるけど、厳冬期には効果があるんだろう。
動きが活発ではないカワハギにゆーっくりとした誘いは有効ってことだ。

午後、江ノ島周りに移動後
潮回りなのかカワハギはおろか他魚も全くエサを食わなくなり、船長もお手上げ。
3cmハリスを試すことも出来ず。
そんな中、ラスト5分。
鳥澤さんが1尾追加、あっぱれ。
船長曰く「キラキラシールの効果アリだね、
たまらず食って来たんだろうね。」
僕はキラキラシールをオモリ直上に一枚、鳥澤さんはオモリ上と枝スの途中にも使っていた。
多枚効果、おそるべし。

結果、僕は6尾。
鳥澤さんが7尾。
鳥澤さん「今までで一番面白い釣りです、カワハギ!」と。
カワハギ地獄へようこそ。

2月に入ってシーズン終わりギリギリ。
あと一回行けるか?


前回を受け、SHIMANO Stefano攻 H177SPを購入。
M、MHに続いて3本目のStefano、これにて打ち止めにしないとね。
前回釣行の翌日、一俊丸はお客さん1人しか乗らずだが辻堂周りだけで30枚の結果というニュース。
たった1日違いで、羨ましい。
一俊丸お正月休み期間を経て予約。
朝、船長曰く「休み中に水温が1度下がったからどうかねぇ」
船にStefano MHと2本を持ち込んで準備。
朝イチ、珍しく席の抽選で一番クジを引いた。
左舷、ミヨシの2番を。幸先良い。
1番は先端でナナメ過ぎて釣りにならないからと2番に。今日はお客10人だから片側5人程度。余裕ある。
乗船して準備し始めると常連ぽいおじさんが隣のミヨシ1番へ
「よろしくぅ〜」
ふざけんな!後から来てクジも引かずにミヨシ1番に入って俺にズレろってことかよ。
ああ朝イチから気分が悪い。
次は絶対にミヨシ1番と書くことを決意。
このジジイ、後々ひどいマナーの常連だと判明していくが…

まずは 新品の攻 H177SPを。
仕掛けはDaiwaのパワースピード7.5号 3本仕掛け。
上にケイムラ白のホウキ星
オモリはタングステン25号のヤツに緑の点滅を付けて。

辻堂沖。15mから。
…アタリなし
流し変えて辻堂沖から烏帽子岩付近の20mちょいを。
コツコツとアタリ。合わせる、けど乗らない。
エサは齧られただけでほとんど残ってくる。
何度か流し変え…アタリ、乗らないを繰り返し。
アタリがあってから竿先をゆっくり送って緩め気味にしてから聞き合わせ。
ぶるんぶるん…乗った。
竿先を上げたところから緩めないようにゆーっくりと巻く…途中「ドンドン」とカワハギ特有の引き。
手の平くらいのが上がってきた。
船中初の1尾。
いや、攻 H177SP、すげぇ感度。
ビンビンにアタリが明確。
流し変え。
アタリ…合わせるとドーンと乗った。
デカイんじゃね?
ゴンゴン、ゴンゴンと叩いてる。
リール巻き始めてちょっと
ふわ…バレた…マジか…
流し変え。
なかなかアタリが無い中…
カツカツ…アタリ…合わせる、ドーン!
ゴンゴン、ゴンゴン…ふわ…
まずい…どうも大きめのカワハギが叩くと竿の反発でバレる?
リーリングの際、水平に近い位置で巻いて、竿の曲がりでやりとりしてたけど、Hのロッドだと硬過ぎて、竿が跳ねる感じがする。
アタリは鮮明だけど、掛けバラシがある。
これかぁ…
大型を掛けてやりとり始めでバラすとかなり衝撃。
やむなくMHに持ち替えるけどアタリが判明しない…
「ちょっと食わないので亀城根まで25分走ります」と船長。
(深場ならH177SPでいけるだろ。それ用なのだから)

亀城根到着。
「42m ちょっと根掛かり気をつけてね」
H177SPでやってみる。
深場で誘うべくオモリで底を小突く。
レスポンスが早い、MHだと竿の曲がりで、オモリを細かく小突いてるつもりが「トーントーン」とに近い。
H177SPは竿先が硬いことからくる操作性の違いで「トントントン」となる。
タタキを入れたときも海中から振動が伝わってくる。
ああ、これか。とにかくレスポンスが良い、早い。
謳い文句通りの操作性、凄いな。
「顔見たよ」と船長。
カワハギ居るみたい。
気合い入れて誘う。
コツコツ、ぶるんぶるん、乗った。
会心の合わせ。リーリング…ドンドン!…
ふわ…
またバレた…落胆具合はかなり。
いや、掛かりが浅いだけじゃないだろ、これ。
とにかく釣らないと…
MHに持ち替える。
アタリ、やや送る…ぶるんぶるん
竿先が曲がりながら合わせると乗った。
リーリング…ゴンゴンゴン…リーリング…ゴンゴン…釣れた。
MHだと釣れる。

流し変え。
50m。
H177SPでやらないと意味がないと持ち替える。
アタリがしばらく遠退く。
船内はポツポツと釣れている。
周りを見渡す。釣れている人はかなりシンプル仕掛け。
ピカピカシールをオモリ全面に貼ってギラギラにしている隣客はマナー最悪だけど大型を掛けている。
なるほど、こういう方法もあるのか。
とりあえず、緑の点滅ライトを外す。
アタリ無し。
黄色蛍光のホウキ星をケイムラホウキ星の下に足す。
アタリ無し。

流し変え。
何も変えずにただアタリを待つのもアホなのでベタ凪で潮が早い事もあり、思い切ってピラピラ集器ふたつつけて中オモリ作戦。

潮に打たせて緩め気味に誘うも
アタリ無し。
周りはチラホラ掛けている。
アタリ無しだが回収するとエサは無くなっている。
二投で断念。ダメだ、そもそもアタリ少ないのにそのアタリさえ阻害しているらしい。

ケイムラほうき星を外して蛍光イエローだけにして、オモリも白と黄色のDaiwaシンカーに。

ふと横を見るとハリスが10cmのロングハリスを使用している。
なるほど、ハリスの動きか…
根掛かりも少ない場所らしい。
唯一残っていたパワースピードの細めのロングハリスに変えて投入。
オモリをトントントントン、ストップをかなり長く
カツカツ…お?…竿を下げて間をとる
ぶるんぶるん…キタ…リーリング開始
ドンドンドン…ふわ…バラシ

あちゃー H177SPの扱い方に問題アリ‼️

MHに頼るしかない。
同じ仕掛けを付けて投入。
ややオモリトントンの動きは遅くなる感じ。

左隣の人はそれほど上手い感じではないがゆっくり上下させて長ーーいストップでポツポツと釣っている。
右隣のマナー最悪のジジイは潮が速いのに先端から艫に向かってただ流すからオマツリだらけ。
俺を通り越して3人目の仕掛けまでオマツリ。
詫びる訳でもなくただ流す。
時々大型を掛ける。腹立つ。
エサはなんだか分からんが自前の大アサリを塩だらけ?味の素だらけ?に付けていてアタると大型が上がる。
ジジイはStefano ci4+ だがHHらしく硬そうだ。
大型を掛けてバラシたが、竿先は完全に下へ向けてやりとり。
こんな感じより更に下向き。
硬い竿の時は穂先のやや柔らかいとこだけを使って手首の柔らかさで反発をいなすやりとりスタイルが有効なんだな。
脇に竿尻を挟んで竿を水平に構えていなす俺のやりとりでは無理だ。
数釣りができるタイミングで練習するしかないな。

MH、細いロングハリス10cm、アサリは水管を取り
ベロからワタだけの2個付けでボリュームを。
細かく誘いは入れず、ゆっくり目でストップ長め。
これで中型を2枚連チャン。都合4枚釣れた。
MHの釣りに慣れてしまっているというよりMHの胴の柔らかさで今までやりとりできていただけなんだな。

この日、潮が速く
左側ミヨシ2番目に座った俺から見るとミチ糸は船下方向の右側ミヨシに流れていて、底を取った途端に流されてトントンする暇もなくオモリが引っ張られて浮いてしまう。
また底取り。
誘いを入れる間も無くオモリが浮く、フリーにして着底、ストップ。竿を下向きにして数秒のストップの間を作るの繰り返しでめっちゃ難しい。
帰港してトップ8枚釣った先生に聞くと幹糸分の長さ70cmを完全に緩めて中オモリでやった方が良かったらしい。
なるほどだ。

その後、MHで釣ったが
今度は大型を掛けてもロングハリスがチモトからキレて4連続でバラシ。
大型のフグかもしれないハリスのロングスピード針は細いヤツだけ。
ロングハリスの太目のヤツを持っていなかったので為す術無し。
準備が足りない。

結局、H177SPは活躍することなく1枚だけの惨敗。
やりとりの仕方とロングハリス10cmに気付いたのが遅かったこと、速い潮に対する中オモリの使い方の3点で惨敗。

4枚釣ったけど、全部掛けていたら最低15枚は釣ってた筈。
高級な道具を使うなら技術が伴っていないと宝の持ち腐れ。
意気消沈で亀城根を後にした。

2年ぶりのカワハギ。
鳥澤さんと。
お客さん僕ら含め5名。
晴れ、10時まで風アリ。
竿はSHIMANO Stefano MHとリールもStefano。
予備でベイゲームXを。
スティーレは真鯛用のPE2号だったので巻き直しておくべし。

朝イチ、辻堂沖。20m
仕掛けはスピード3本針。
オモリに点滅ランプ(緑)
SHIMANOの箒星・ケイムラ色をサルカン下20cmに。
もう宙からの下げおろしでは釣れないだろうと思い、底トントン釣法。
結構苦手なんだよな。
案の定、トラギス連釣。
その後、20回トントンからの止め、ゼロテン、弛ませでワッペンサイズを2枚。
ゼロテン長いとアサリ全部ツルテンに。
他魚含めてまだ活性あるんだね。
並びの人は3本ロッドの本気勢。
ピラピラ集器もやってたけど釣れてなかった。

辻堂沖で2回目の流し変えで鳥澤さんがタタキからの張った止めで竿にトントンと大きめのアタリ。
少し竿を送ってから合わせるとバッチリで竿が大きく曲がる。
送り合わせのタイミングが良い。
船長からゆっくり巻けとの指示。
25cmほどの良型。
初カワハギでこれは立派!
鳥澤さんはパワー針仕掛け、オモリは白とピンクの舵付きのヤツ。
鉛色じゃなくても良型来るんだな。
鳥澤さん、ロッドはベイゲームX。
しばらくトラギスとベラに翻弄される。
アタリは明確に出てるけどカワハギじゃないのが上がる。
スピード系の小さな針にアサリが大きく感じてがまかつのハゲ針3本仕掛けに変える。
鳥澤さんもパワー系で仕留めたからスピード系だけがアタリを出す訳じゃないだろうと。

オモリトントン釣法は変わらず。
鳥澤さんが叩いた方がいいかもですとアドバイスをくれるけど、MHのロッドのタタキがイマイチピンと来ない。
竿を叩いてもハリスが揺れるまで振動が伝わっているのかさっぱり分からんのよ。

オモリトントンからのゼロテン、止めから弛ませ…
やや大きいアタリで根掛かりかなと思って合わせて、大きくしゃくるとガンッと止まるので「あー やっぱ根掛かりじゃん」とブツクサ言うと船長が
「カワハギじゃねぇかな。合わせ巻き始めが早過ぎ。もっとゆっくり巻き始めて」と。
これまでの2発、根掛かりじゃなくてカワハギだった?
慌ててガンガン緩めたり巻いたり、やっちゃったよ。
しまったな。
あんなに動かないっけ?半信半疑。

で、10時。
トントンからのゼロテン、相変わらずの弛ませ止めでコンコンとアタリ。
ゆっくりあおるとゴンゴンゴンと乗る。
指示通りに巻き始めをゆっくり。
あれ?ロッド、曲がってんなぁ。
まずまずのサイズなのか元気が良いだけなのか分からんようになってる2年のブランク。
「もーっとゆっくりでいいよ、巻き方」
うへぇ!マジでゆっくりやん!
途中、ドンドンとカワハギ特有のヒキとフワッと軽くなる感じ、あー コレコレ。
海面間際、斜めに泳ぎ始めたのを確認して大型なんだなとやっと分かる。

帰宅して測ると27cm
ありがたい。
風が止んだので葉山沖まで行きますと船長。
亀城根へ25分。
「はい、45m」
深っ!
オモリ30号の夜光に変えて点滅ランプは外す。
トントン時のオモリ着底のキレがガチャガチャして水切れが抵抗で悪い感触だったのが理由。
オモリ直上にほうき星の蛍光黄色をつける。

何度か茅ヶ崎に向かって流し変え。
針はスピード系に戻した。
沖上がり直前に3尾続けてキープサイズを追加。

港に戻ると船長から
緩め過ぎじゃないかな?ゼロテンから張った方がいい、1発目のアタリで合わせに行かないと口を離したら食わなくなっちゃうよ、と。
張らずに緩めるの時期かと勝手に思ってたけど違うから気をつけないと。
きちんとアタリ出てるから張り気味で充分なのだともう一度反省すべき。

同船した12尾でトップだった人の記事。
水管取って肝だけ針に付けて速攻でアタリを取りに行く釣り方もあるんだな
肝だけならスピードの小針でも行けることを発見。
45mになるとロッドもHの硬いヤツが1本必要だと思う。30mくらいでのタタキにも対応できるし。
MHとHを両方準備しよう。

厳冬期2月。
アタリを取りに行くと針がかりしない。
アタリも「トン!」という強いアタリ以外は全く乗らない。
ピラピラ集寄を3〜1付け、タタキ下げて、着底後もタタクくと少なくともアタる。
テンション完全に抜いて30秒待てるかどうかがカギ。タイミング釣りしかないか。
根がかりを恐れず、弛ませてからストップで弛ませるか這わせる。聞き合わせが5〜10秒だと早い。
中オモリでテンション抜いてストップ。
どちらかしか無い。
いずれにしろタタかないとツルテンになる。
1月中旬までしかハゲ針は通用しない。
ハリはスピードで通して大きさを変えるのみ。
ハゲ針はアタリも出ない。
厳冬期は音の出る、もしくはピラピラでタタく。
1月末の時もラトル入り集寄にしか反応しない日がアリ。
赤い点滅集寄の効果は分からず。
MHでは合わせがユルイが…HかHHが必要なのかも。

1月31日 カワハギ釣行ラスト。

前記事で忘備録を書き
上州屋渋谷店でSHIMANO ステファーノCI4+MH175を購入し
朝方茅ヶ崎へ。

快晴。凪。文句無し。 
平日にもかかわらず片舷6名ずつの12名乗船で出航。
クジ引きで右舷ミヨシ2番を選択。
右舷側だと東向きなので日の出から沖上がりまでずっと正面に太陽があり、温かい。
更に右手には相模湾越しの富士山。

僕の右隣に入ったのは船宿常連の若者。
若いけど去年、某メーカー主催のカワハギ釣りトーナメント決勝進出を果たした実力者だ。
一昨年、カワハギ釣り二回めの乗船時にたまたま彼の釣りを見て、
「若いのに凄いのがいるんだな」と…
他の釣り客が20匹前後の釣果だったのに
彼は70匹釣っていたのだ。

この日も出航前に常連のお客さんも「同じ船に乗ったらあの若者が全部カワハギ釣っちゃうからなぁ」と苦笑していた。
それくらいの凄腕なのだ。

昨年秋から本格的にカワハギ釣りを始めた僕は、
DVDや番組で名人の釣りを勉強した訳で…
トーナメント決勝進出するほどの名手の釣りを観れるなんて絶好のチャンスですよ。
船が出航してポイントへ向かう途中、別の釣り客に向け、彼がこう言った
「剣崎沖(三浦半島)のカワハギに比べたら茅ヶ崎のカワハギなんてチョロいっすよ。剣崎のカワハギはベテラン釣り客と年中相手をしてるから警戒心もあり、チョー難しいっすよ」

ほほぉ〜 そうなんだなぁ。
カワハギ釣りのメッカと言われる剣崎沖に行ったことは無いが、トーナメント決勝進出者がそう言うならそうなんだろう。

釣り開始。
全く魚信が無い。
しばらく経って例の若者の隣の客がまずカワハギを一枚。
僕もやっと一枚釣った。
新しい竿で釣ったー匹目のカワハギ。
それだけでニコニコだ。
「ちょっと渋いので移動します」と船長。

その後、あちこちと船は移動するが…
ほぼ魚信が無く、釣り客全員ポツポツ釣り上げるのみ。
そんな中、色々な手段・手法を繰り出してトーナメント決勝進出の若者は奮闘。
しかし、ダントツとは行かず…隣のお客さんの方が釣れている。
釣りの上手い人よりビギナーの方が釣れることは往々にしてある。

僕はと言うと4匹釣ったものの、あまりの渋さに…
(ここでカワハギ釣りをすることも8ヶ月間お休み、最後だからゆっくり景色を観ながらノンビリやろう)
と決め、秋からびっしり通っていながらゆっくり眺めたことが無かった富士山、
海側から観る江ノ島…を一服しながら堪能。
釣れないながらも時々、コツコツっと海底でカワハギが触る魚信を伝える新調した竿の素晴らしい感触を楽しんだ。

どこの海で釣りをやろうと
僕は最初にやることを決めている。
海に向かって「おはようございます。お願いします」と言う。
ちょっと大袈裟に言うと、僕は釣り人にとって海は遊び場であるとともに道場みたいなもんだと思っている。
釣れてくる魚(小型はリリース)を美味しくいただく、自然に感謝しながら殺生していただくのだと。

「剣崎沖に比べたら茅ヶ崎のカワハギなんてチョロいっすよ」

確かにそうなのだろう。
しかし僕はこの一言でトーナメント決勝進出の若者の釣りを参考にしようと思わなくなった。

釣りが終わり、船長が釣り客に
「もう今日はお手上げでした。すみません!」と詫びていた。
ラストが今期茅ヶ崎に於いて一番釣れない日だったらしいけど
去年の秋からの3ヶ月、
たくさんの勉強と素晴らしい楽しみをくれた茅ヶ崎の海とカワハギと船長に感謝。
また晩秋にお会いしましょう。

去年1月から特番収録がスタートしてほぼ毎月オンエアを抱え…
「10月末、年間の特番諸々が終了したら
    11月〜2018年1月いっぱいまで釣りをしよう」と密かに決意していた。
で、一昨年教えていただいたカワハギ釣りを本格的に始めてみようと竿とリールを購入。
ロッドはSHIMANO ベイゲーム X カワハギ ¥24,000(実売¥17,000ほど)
リールはSHIMANO スティーレ ¥44,000(実売¥33,000ほど)
で、早速一昨年お世話になった茅ヶ崎「一俊丸」さんへ。
2度ほどレンタルタックルで開始したカワハギ釣り、自分の新タックルでやってみたらめちゃくちゃ軽くて快適!ロッドは94g、リールは145g!疲れ知らずでびっくり。
ただ、SHIMANOのロッドが「柔らかめ」なので船宿のDaiwa製レンタルタックルと違いすぎて…
いわゆるオモリ着底から糸フケを取り、
オモリで海底をトーントーンと落としながらしながらゼロテンションで魚信を待って合わせるという習ったままの釣りを開始するも
魚信からアワセのタイミングが良く分からない…アタリが無く餌のアサリが全部無くなる…アワセるけど魚が乗らないいう事態に「?」となり
レンタルタックルだった時とカワハギの枚数が変わらない状態。
そりゃ軽量化されたタックルですから、疲れは半減ですよ。でも釣果は伸びない。
「やはり少し硬めのDaiwaロッドが良いのではないか…」と思い始めてしまう。
で…
Daiwa アナリスター カワハギ 82-175 ¥24,000を購入しましたとも。
リールももうひとつ
SHIMANO ステファーノSS 100HG ¥28,000。
カワハギ釣りをやると決めたからにはとことんやりますとも。
竿二本、リールふたつ、よくカワハギ船上で見かけるタックル数種類持ち込みというカッコいい感じに 笑。
せっかくタックルも揃ったのでYouTubeで改めてカワハギ動画を毎日見まくる。
で、ひとつ発見。
「宙の釣り〜誘い下げ」なる手法。
カワハギは海底付近にいる魚だが、時に海底から数メートル上に…または仕掛けを上に持ち上げるとヤル気のあるカワハギはエサを追って浮く。
要するにオモリ着底〜糸フケを取り〜竿先を持ち上げてオモリを海底から持すち上げ〜揺らしながら竿を下げていき〜再度着底を繰り返すという釣り方があるのだ。
カワハギの食餌生態は下向きで海底にいる餌を取る。
針に付いた餌を食べる時もカワハギを下向きにさせた方が餌を食べやすいのだという動画。
なるほど!
それと誘い下げの最中にカワハギが針に付いた餌を吸い込んだり触ったりする時に「カサ!」とか「コソ!」と手に感じる「前アタリ」を取ることが大事だとSHIMANOのテスター鈴木孝さんが動画で答えていた。
「前アタリ?」
宙の釣りかぁ…確かにオモリ着底でトントンさせてゼロテンションの張らず緩めずで釣っているとカワハギ以外の海底にいる他魚が先に釣れてきてしまうことが多い。
上手な人はカワハギと他魚の魚信の違いを感じ分けて他魚ならアワセないのだというが…僕にはサッパリ分からんので「ブルブル」と魚信があるととりあえずアワセてみる。
結果、ハゼやベラが釣れてしまう。
宙の釣りなら比較的カワハギが(フグは別)釣れてくるらしい。
宙で前アタリ、取ってみましょう!
それとSHIMANOのテスター鈴木孝さんの竿の持ち方「スナイパー持ち」は良さげだ。
確かに竿もリールも軽いから片手で操作できるし、リール付近に手を添える持ち方でDaiwaのカワハギ名人達はやっているけど
磯釣りの際、僕はいわゆる鈴木さんの様にスナイパー持ちで竿を操作する。
茅ヶ崎 一俊丸へ!船が向かったのは海底まで15m〜20mの江ノ島沖、まだ秋の感じ。
まず、買い足したDaiwaのロッド アナリスターとリールはステファーノssで宙釣りをやってみた。
SHIMANOのベイゲームXに比べ、さすがDaiwaロッドというシャキッとした感じの調子、数字上では1gの差、しかもリールはステファーノの方が20g重いはずだけど軽く感じる。
で、肝心の「前アタリ」は感じ無い…宙に居ないのか…オモリが着底してゼロテンションになると「ブルブル」と魚信が。
はて、やはり底付近にしかカワハギが居ないのかな…アワセて釣ってみるとカワハギ1に対し他魚が3という割合。
うーん…思い描いてたのとは違う。
船の流し変えのタイミングが数回あり、このままアナリスターで着底ゼロテンションの釣りを続けても目標の前アタリは無いまま終了となりそうなのでベイゲームXとスティーレの組み合わせにチェンジ。
投入、オモリ着底、1.5mほど竿を立てて…
揺らしながら竿先をゆっくり下げる…すると
(カサカサ…)
ん?
(カサ コソ)
カ、カワハギ?ま…前アタリ?
動画で見た『前アタリが出たらその高さで竿先を上下、もしくは下げていくと本アタリ』アワセを我慢して、そのままジワ〜っと更に下げると
「ブルンブルン!」
竿先がカガッと曲がる
「乗ったー!楽し〜い!」
初めてカワハギが針を触るカサカサが分かった。
カサカサが分かると
(おー!いるいる、ゆっくり下げてホラホラ食べちゃいな)という集中力に繋がり
いるのかいないのか、食べてるのか食べてないのか分からないまま待つより楽しい。
ちょっと待て…色々なカワハギ釣りの記事や動画では「宙の釣りには硬い竿」と必ず書いてある。
さっきのアナリスターはベイゲームXより完全に硬いはずだけど、前アタリはおろか宙では全く釣れなかった。
ベイゲームXは前アタリを感じる感度も凄いし、前アタリが本アタリに変わり、そのまま針がかりしてくる。
値段は同じだが、手に伝わる「手感度」ではベイゲームXってこと?
いずれにしろ、この前アタリを感じて誘い下げで食わせる「宙の釣り」は楽しい。
僕のようなビギナーでも、食わせて釣っている感、攻めて釣っている感が味わえる。

実はこの「前アタリ〜誘い下げ」での釣りで完全にカワハギ釣りの魅力にハマった。
何度か友人を誘い、茅ヶ崎 一俊丸に通う日々。
当然、前アタリから誘い下げでの釣りも海況が違えばカワハギが浮いてくる高さ、下げるスピード…毎回同じではないので
その日のパターン、その場所でのパターンを早く見つけることも大切。
さて写真のこの日、11月17日。宙の釣りではあまり反応が無く、硬めのアナリスターを使用、底でのゼロテンションでのみ釣れてきた。沖上がり間近の昼頃、この写真を撮っている場所の先、船の先頭にいるベテランの方がピラピラの集寄を仕掛けに付けて連続でカワハギを掛け出した。
道糸と仕掛けの間に集寄を付けると魚信が出にくくなることもあるので、僕は基本的に何も付けずにやることにしているのだが、あまりの連チャンぶりにマネをして集寄プラス軽いキャストをしてみると…宙や底付近のゼロテンションでは釣れなかったカワハギがバンバン釣れる。
ピラピラの集寄で寄ったカワハギのスイッチが入り、少し弛んだ仕掛けに食う展開があることを初めて目の当たりにした。

別のある日…12月アタマだったろうか
普段から宙の釣りに向くというスピード系(吸わせて飲ませる)の針を使用しているのだが、
前アタリからエサを咥えた本アタリが出てアワセても全く針がかりせず途方にくれた。
全部で13匹ほど釣ったのだが、本アタリを全て掛けていたら30匹は釣れたかもしれないなと意気消沈する僕に一俊丸 堂満船長が
「乾さん、ハリは何使ってた?」と。
僕「スピードの小さめの針です」
船長「今日釣れてた人は全部ハゲ針だったよ」
そんなこともあるんだなぁと、帰りの車で猛反省。道具箱にはスピード系の針が満杯だったがハゲ針をきちんと買うようなり、釣り始めは3本ともハゲ針、掛かりが悪いと1本2本とスピード系の針に替えていくような釣りにした。

カワハギ釣りにご一緒するようになった某局のEプロデューサーも竿とリールを購入 笑
ロッドはDaiwaのメタリア カワハギ MMH ¥39800!僕のロッドに比べてワンランク上の仕様。
一緒に行くと着底ゼロテンションで釣りまくり!
僕の方はベイゲームX、宙の誘い下げでポツポツ。
「今日も底でゼロテンションなのか…」と思い、アナリスターにチェンジ。
ポツポツ…。
終わってみれば船中、Eプロデューサーがトップ。大型も掛けてクーラーいっぱい。
現在、Daiwa高級ロッドの主軸はチタン合金の竿先「メタルトップ」
Eプロデューサーのメタリアは最先端のロッド。僕のアナリスターはカーボントップ…
メタルトップの竿は海底の形状、海藻にオモリが触ったのさえ手元に感じる、とある。
定価1万数千円の差はその感度の良さに出るんだろうなぁ。
当然、船の座る位置や誘いのやり方で自ずと釣果は違うので一概には言えない。
ただ、魚信の多さは間違いなく増える。
カワハギ竿は高級なものを買う方が絶対に良いとどの記事やブログにも書いてある。
二本買うより一本の高級ロッド、です。
実は僕も竿を購入する際の選択肢にメタリアがあり、ヤメた理由がある。
「メタルトップは金属ゆえ、冬の低温時に折れる」
これだ。
カワハギ釣りのブログを書いてる方も「折れた」とよく記事にしている。
まぁ、年に数回、秋から12月までの釣行にして厳冬期の1月2月(気温0度以下)にカワハギ釣りをやらなければおそらく問題無いと思う。
僕は1月いっぱいの釣行を予定しているので折れる可能性のあるメタルトップを選択しなかった。
Daiwaロッドの選択肢としてもうひとつ「グラストップ」というグラスファイバー仕様の「リーディング カワハギ」値段だけでいうとメタリアと同じ¥34800である。
こちらは欠点である折れ易さをカバーするべく予備の替え竿先が最初から付いてくる。
ハナから折れる前提 笑
で、選択肢から外れた。
残る選択肢はSHIMANOの高級ロッド「ステファーノ」こちらはカーボントップを採用。
カワハギ釣りのロッドはこのSHIMANOのステファーノかDaiwaの高級ロッド「極鋭シリーズ(全てメタルトップ)」に代表される。
極鋭シリーズだと5万〜8万。
ステファーノシリーズだと5万〜7万。
僕の2万円のロッドと違い、どんな魚信を感じるんだろう…カーボントップのステファーノ、買うか迷い始めた 笑

12月、先の堂満船長にも名前を覚えてもらえるくらい通ったので 笑    一俊丸に乗船し、朝の挨拶の際、近日中の釣り方を教えてもらえるようになった。
その昔、磯釣り界の伝説的な名人 小里哲也さんが「ビギナーは釣れなかったからとあちこち行くのではなく、同じ磯(岩)に100回通いなさい。磯は同じでも海は毎日違う、同じ海は2度と無い。沈んでる岩の形、潮の満ち引きによる海面の高さ・流れの方向、海水の色、温度、季節毎に釣れてくる魚種…同じ磯に100回通って解ることがある。それはある日、別の磯に立ったときに必ず役立つはず」と仰った。
僕の磯釣り歴は20年以上だが小里さんの教えを守って100回通っている磯が伊豆のあちこちにある 笑 
逆に言えばあまり他の磯を知らない。
ただ立ったことが無い半島周りの初めての磯でも引き出しが足りないってことはあまりない。
離島での釣りはもちろん経験がないのでそもそも道具から違う離島のガンガン流れる潮の速さの釣りは未経験だが…。
カワハギ釣りのメッカは東京湾なので茅ヶ崎とはまた違う釣りだと動画や記事で見かける。
しかし、一度ココと決めたらあちこち行くタイプではないので、一俊丸に100回乗ったら東京湾や千葉でやってみようと思う。

通い続けて、誘い下げがハマると2万円台のロッドでも船中トップを取れるようになった※トーナメント出場選手が居ないような日限定

2万円台のロッドでも特性を理解するように毎回の釣りで色々試せるようになったのもある。
気になった動画や釣りブログの記事に書いてある手法をとにかくアレコレとテーマにして試してみる。
ついにはDaiwaの名人宮澤さんのDVDを購入。笑
コレは勉強になった。

エサのアサリの複数掛け、オモリの色や形状、浅場・深場での誘い方、幹糸に中オモリを付けてハリスの動きを出す手法…宮澤名人は基本底近くでゼロテンション釣法なので僕が好きな宙釣りとは違うけど、とにかく目から鱗の釣り方が満載で楽しく拝見した。

更に動画で女性アングラー三石忍さんのカワハギ釣りを観て「着底後、竿先を上げたら横にユラユラしながら下げる」という手法を学んだ。男性の名人の動画では観たことが無い。三石さんは男性名人に混じってトーナメントで勝ったりするような女性なので参考にしてみる。
確かにカワハギ用の集寄はピラピラだったり横になびくフワフワ、オモリなどに付いたホログラム系のシールが多い。
其れ等をただ縦に振って動かしているより横にも振って潮の流れや水の抵抗で動きが不規則になった方がアピール力が高いのではないだろうか。
いずれにしろ遠くからカワハギを集め、縦だけでなく横にも動かしてなかなかエサを食べられない状況を作った方がアタリも鮮明になるに違いない。

12月に入り、2016年末、僕をカワハギ釣りに迷い込ませた張本人であるDaiwa「The フィッシング」Yプロデューサーと一年ぶりに釣行。
僕がロッド・リールを2セット購入していたので「ハマりましたね〜」と笑っていた。
スナイパー持ち、横にユラユラ、誘い下げ…と1年経過して「成長」した弟子に「なんすかソレ?」笑
結果、僕は船中トップ。
Yプロデューサーは1日底でゼロテンション。
「男は黙ってゼロテンションです。宙の誘い下げ釣りはなんだか女々しいのでやりません」
いつかゼロテンションオンリーでも魚信が取れるくらい上手くなったらやります。
次は真鯛に誘いますとYプロデューサーが言い残して解散。

12月中旬。番組で知り合ったウェイトリフティング元日本代表のT澤さんから「千葉の大原でヒラメ釣りませんか?」とお誘いいただいた。
道具から予約…全てをTさんと有名土産店の若旦那T口君がやってくれて初のヒラメ釣行。
エサは生きたイワシ。
イワシを弱らせないように口の中と背ビレの二箇所に釣り針を通して、海底付近を泳がせてヒラメが食うのを待つ釣り。
千葉外房大原 長福丸にて出船。
夜明け前にポイントに到着してT澤さんにイワシの付け方を習う。イワシの付いた仕掛けとオモリを投入して海底に。
船は潮のスジをどんどん流すのでオモリを底でズル引きすると根掛かりして仕掛けをロストする。
起伏のある海底から50cmほど持ち上げて、常に底を取り直しながら丁寧に釣るのが大切らしい。
カワハギ釣りと違い、竿を上下したりする誘いは不自然にイワシが動くので時々底を取り直すのみ。
基本、待ちの釣りなのでのんびりだ。
昔からヒラメ釣りには「ヒラメ40」と言われるコツがある。
泳いでいるイワシを見つけ、ヒラメが追いかけてくる。
イワシが怯えて暴れる。
尾ヒレの方からヒラメがイワシを食べる。
イワシの口や背ビレに通した針ごとヒラメが飲み込むのに「最初の魚信から40秒待て」というのだ。
まぁ要は慌てるな、だろう。
日が昇り最初の一枚はT澤さんに来た。
確かに「来てますよ」と言われてT澤さんの竿を見るとブルブル………ブルブル……と間を空けて動く。
竿先が海面に突っ込むと「せーの!」で竿を立て合わせる。
ゆっくり巻いてヒラメが上がってきた。
なるほど。
何度かの流し替えで「釣れないなぁ」と竿を脇に抱えてiQOSの電源を入れて吸えるように待っていると僕の竿が大きく曲がった
「根掛かり?」
iQOSを置いて先を立てると、なんか重い…
リールを巻くと1kgほどの初ヒラメ。
『ヒラメ40』はおろかヒラメ01だ。
船中でポツポツとヒラメが上がっている。
10時過ぎだったか…魚信が無い(どれが魚信なのかもわからず)ので再びiQOSを。
座って吸い始めたところで今度は竿が根元まで曲がり、海面に突き刺さっている。
うひゃー!
慌てて竿を立ててみるとかなり重い。
しばらくやりとりして上がってきたのは2.2kgの見事なヒラメだった。
サメを一匹追加して終了。
結局、ヒラメ01になってしまい、醍醐味は全く分からず。
きっと最初の魚信を見逃してたんだろうと思う。
何から何までT澤さんにお世話になった。
次はヒラメ40を味わうことを誓って解散。

さて、茅ヶ崎 一俊丸の12月末。
朝、堂満船長が「ちょっと厳しくなってきましたよ〜」と。
水温が下がってカワハギの活性が低く、魚信が出なくなった、と。
水深は25m〜35mと深場にカワハギが落ちて来たらしい。
なんでも、仕掛け自体を底に弛めて「1.2.3…」と数えてアワセてみる…
5を数えてエサのアサリが全て食べられてたら
4に減らして数えてアワセてみる。4でもダメなら3でアワセる。
カワハギ自体はエサを食べているから魚信が出ないけどやってみてください、と。
冬のカワハギ釣りってのはこんな感じのもあるんだなぁ。
で、朝イチ、やってみた。
1.2.3.4アワセ!ブルンブルン!乗った!笑
タイミング釣りみたいな感じ。
釣れてくるのは確かなのだが、楽しくは無い。
2時間くらいして宙から誘い下げから着底ゼロテンションでアタリが出るようになった。
こちらの方がやはり楽しい。

今シーズン、茅ヶ崎ではカワハギの30cmオーバーが連続して釣れており、「夢の尺ハギ」を釣ろうと連日通うお客さんで賑わっている。
僕は中型止まりのカワハギだが、一俊丸で大型のカワハギを掛けている人にいくつか共通点がある。
①オモリはシルバーの小田原型 全員色は付いてない
②仕掛けは動かさないで底ベタ※当然根掛かりをたくさんしている人に限って大型を。
③集寄は全く付けないor逆に滅茶苦茶派手なのをたくさんでデコデコorDaiwa快適カワハギ集寄でタタキゆるめ釣り。
この3点。
大型を狙うならエサは大きなアサリ、
あまり仕掛けを動かさない、
赤系のケミホタル
と色々な記事に書いてあるので試したけど、僕は一匹も釣れていない。
いつか夢の尺ハギを手にしたいと思う。

さて、2018年に入り…
僕の釣りシーズンも終盤。
前述の高級ロッドに話は戻る。
今のベイゲームXでは感じられない魚信てのを味わってみたいという衝動に駆られて
ついにステファーノに手を出した 笑
SHIMANO ステファーノCI4+ M180 ¥49,500(上州屋渋谷店 ¥34,000で購入)
色々なブログや動画を参考にした結果、
MH(ミディアムハード?)ではなくM(ミディアム 柔らかめ)を選択。

実釣で試してみる。
ステファーノ、凄いのか!
当日朝はウネリと波が少し、仕掛けを投入して着底。
一旦ロッドを立てて、ゆっくり下げる、オモリ着底…ゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ!乗った!
エサを付け直して再度投入、ゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ!乗った!
ステファーノ すげーーー!
二投で二匹!
今日、どーなっちゃうの?
これが5万円レベルの竿かぁ
なんもしなくても釣れちゃう

よーし!同じパターンでとゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ…ん?
居ない…
もう一度
ブルブル!アタリ!キテるよね?
アワセ…ん?…居ない
マジか…
ちょっとアワセのタイミング早めにしてみっか…
ブルブッ!そりゃ!アワセ!乗った!
リールを巻く…ん?針外れ?
この繰り返しでテンパる。
見兼ねた堂満船長がマイクで
「乾さん、一度全部の針を替えてみて」
まだ一匹も掛けてない針もあるけど3本とも全交換して投入。
また針外れ…針の形をハゲ針にしたりスピード系にしたりアレコレと試すが魚信はあれど全く針がかりしない。

並び席のベテラン3人衆さんたちはDaiwa快適カワハギ集寄を全員装着。
着底で竿を上下に激しく振る「タタキ」から弛ませて仕掛けを底に這わせて釣るパターンでガンガン掛けている、お一人に至っては30cmのカワハギを二匹追加している。

僕はというとまったく糸口さえ見つからず。
ついに堂満船長が操舵室から出てきて
「この水深にこの柔らかめの竿だとゼロテンションでは明らかにアワセが遅れちゃう。
ちょっと糸を張ってプラステンション気味からアワセてみてください」
やってみる…張り気味からブルブッ!即アワセ!…乗ったぁ
上がってきたのは手の平サイズだがカワハギ。
長かったぁ…
詳しく書くと…
水深30m。オモリが底に着いているから糸の長さは竿先から30mである。
「ゼロテンション」とはオモリを海底に着けた状態で竿先にオモリの負荷を感じるか感じないかギリギリをキープすること。糸がピーンと張った状態だとカワハギが餌を食べる時に30m分の糸の抵抗が違和感になるので吸い込まない。逆に緩め過ぎると竿先に魚信が出ない。張るか張らないかのテンションで魚信を出すという釣り方。
船長の言う「プラステンション」は違和感感じるくらいに張っても、この竿が柔らかいから30mの糸がピーンとならないので食い込み自体は悪くならないだろう、ということ。

ただ、割とウネリがあるこの日の海ではプラステンションをキープすることも難しく…しかも吸い込みも悪く、掛けても柔らかい竿がアワセを甘くしてバレる、魚信も無いまま餌を盗られてしまう…が続いた。
高価なステファーノをそっと傍らに置き、ほぼ半額のアナリスターを手に取り、魚信を取るべく釣りを始める。
精神的にかなりヤラれたので、その後7匹をアナリスターで釣るのが精一杯。
竿が柔らか過ぎるのか…
あるブログにあったDaiwaとSHIMANOのロッドの調子。
グリーン地にあるCI4+Mが僕のステファーノ。
ピンク文字 新アナリスターの82-175がもう一本の竿。

この表の横軸は右に行く程硬い竿(深場)である。
おそらく今日、ステファーノCI4+でやるならMH175の硬さくらいが適正だったと思う。
ステファーノを買う際、MとMHで迷い、挙句に厳冬期の深場での釣りになるにも拘らず、柔らかめのMを選択した失敗が今日の貧果である。
港に戻り、船長がもう一度僕のステファーノCI4+を手に取り
「あ〜 なるほど。先は柔らかめで真ん中辺りからはしっかりした竿なんですねぇ。
きっとシーズン頭の秋の浅場ならよく釣れますよ」
と慰めてくれた。
この高級な竿は秋まで眠らせておくことにする。
一俊丸の女将さんにも「珍しいですね、スソなんて※船中ビリの釣果」
「竿の選択を間違えました」と答えるのが精一杯。
帰りのクルマでもずっと落ち込んだ。

さて、ヒラメ釣りの「ヒラメ40」のリベンジである。
再びT澤さんと、今回は有名土産店の若旦那T口君も参加で千葉外房 大原 長福丸へ。
船酔いが心配なT口君は操舵室の真横、隣にT澤さん、後部に僕である。
T澤さんが「乾さん、今回の竿はどうします?」
前回はヒラメ専用の長めの竿をお借りしたが、オモリも軽くできてアタリが分かりやすいという流行りの「ライトタックル」短めの軽い竿をお借りすることに。
T口君と船長は幼馴染み。
数年前に船酔いで倒れたことをイジられてる。
開始早々、T澤さんに魚信。
「あ〜 食ってる食ってる…乾さん見えます?」
「ドンドンとなってますね〜」
ヒラメの醍醐味。
「そろそろかなぁ〜 せーの!…ありゃー!」
空振りである。
回収したイワシにはヒラメの齧った痕がたくさん。
その後すぐ、T口君の竿が海面に突き刺さった。
まず、T口君が1枚。
僕には魚信無し。
T口君が根掛かりさせた後、1枚釣れてるので…結構、底ギリギリを流した方が良いのかな、と。
ちょっと丁寧に底取りをしながらやってみると…なんか違和感が出て、根掛かりかな…と思ったらドーンと来た。
あまり引かないのでバレたかと思ったらヒラメがいた。
僕も45cmくらいのヒラメ一枚目。
T澤さんは何度も魚信があるもののアワセると乗らないので悩んでる。
T口君は僕と同じくらいのサイズを追加して二枚。
僕はまだ「ヒラメ40」を味わえてない。

何度かの移動のあとT口君に1.2kgのまずまずのヒラメ。
僕も集中する…と
餌のイワシが海中で暴れてる感じ。
で、ガツガツ…あ、ヒラメが食ってる
ガツガツ…ガツガツ…これか…
竿が大きく引き込まれるまで待つ
ガツガツ…ドーン!   キター!す!
ヒラメ40!!!!キター!!
海面に先ほどより少し大きいヒラメが浮いた。
やっとヒラメ40を味わえた 笑
目標達成。
結局、T澤さんはこの日ボウズ。
僕の世話を焼いてくれたのに申し訳ない。
今年の冬、またヒラメ釣りするならちょっと道具を揃えます。ありがとうございました。

1月もそろそろ終わり。
2月に入るとSASUKEの収録、編集とトップギアに。
あと1回、カワハギにリベンジしたいが…
ロッド、買うかな 笑

2018年、秋の僕へ。
この記事を見直して同じ過ちからシーズンを始めないように。

4月の色々。

天現寺の豚焼肉専門店「旨焼 もぐり」
渡辺バークシャーの国産生ハム。
日本酒に合う生ハム。上品で旨い。
銀座「みやざわ」
タマゴサンドをテイクアウトで。
パンと卵、マヨネーズ完璧。懐かしい味。
東銀座「ふくよし」
東京で一番旨いたこ焼き。
出汁が効いてるのでソース無しの「そのまんま」がベスト。 
赤坂に出店する予定とか…
下北沢「般°若(パンニャ)」
野菜とササミカツのカレー。
イカスミの衣が美味い。
赤坂「ビストロQ」
おまかせで春らしいコース。
どれも細かく丁寧な仕事。
SASUKEの常連選手 川口朋広君と天野ジョージ君の店 渋谷「Bar1985」へ
恵比寿「鮨 伊佐野」
カウンターの向こうにある中庭には桜が。
佐野さんのお寿司をいただき始めてもうすぐ一年。
生の蛍烏賊をサッと茹で…絶品。
完全紹介制のラーメン店
広尾「GENEI.WAGAN」
お腹いっぱいだったので〆は特別に半ラーメンを作っていただいた。
帰り、洋服からも良いお出汁の香りが(笑)
半日空いたのでこの日は午後から釣り。
東伊豆伊東の汐吹岬へ。
恵比寿の一軒家の火鍋屋さんへ。
美味いものは綺麗。
気になっていた世田谷通り 上町「燈灯亭」
ワンタンは美味い。
全体はもうちょっと押し出しが欲しい。
大井町「萬来園」
昼は息子さんが大行列のチャーハンを
夜はお父さんが貸切のみで腕を振るう中華の名店。
夜はいつでも「準備中」の札なので知らないと「昼のみ営業」だと思う(笑)
お父さんと話しながら決める絶品中華。
行徳「元祖一条流がんこ十一代目」
牛骨ラーメン。ちょっと遠いけど大好きなヤツを見つけた。
恵比寿 焼肉「虎の穴」
森渉・金田朋子夫妻と。妊婦さんなので少しは控えめに(笑)
神保町でカレー「まんてん」
シュウマイカレー。
挽肉のカレーが大好物なのでアガる。