灰色の意味

１７番：灰色です。

灰色は彩度が無い状態です。白でも黒でもないので何かの色なのかもしれませんが、たとえ色相が赤であっても青であっても彩度がないと灰色になってしまいます。そこからあえて表に出さない状態「遠慮」や「謙遜」というイメージが出てきます。または、あえて表に出せない何かの理由があるのかもしれませんので、心理的な「防衛」というものあります。

気持ちをあまり出さないという意味では、「控えめ」さが「都会的」であり「中立」「公平」であり「協調」も感じます。個性が無いという意味では「非個性」ということにもなります。

燃えて残った灰をイメージさせることから、死体であり、それは残余価値「無価値」「失敗」を意味します。また、体力を消耗し弱っているイメージから「疲労感」を感じさせます。「望みが無い状態」「空しさ」を“灰色”と表現することもあります。

灰色は色がもたらす感情的な部分を失った色でもあります。赤色なのか青色なのか全く状態がつかめない、「無個性」「無感覚」「無意味」を意味します。

「はっきりしない」状態というのを“グレー”と言われたり、“灰色決着”など言われています。

【灰色の心理的傾向】
迷っている時、目立ちたくない時、怯えている時、曖昧な時、不信感がある時、不安な時、不満がある時、体調不良の時などに注意が向きやすい。

【灰色の意味】
中立、公平、協調、遠慮、謙虚、控えめ、都会的、知的、クール、侘び、寂、無言、保障、穏便、幻想、灰。疲労、防衛、無個性、どっちつかず、ぼんやり、はっきりしない、憂うつ、遮断、引きこもり、隠居、隠蔽、無価値、失敗、不安、空しい、地味、曖昧、無個性、無感覚、無意味、悲しみ、薄まる、受動的、否定的、縁がない、貧困、平凡、重苦しい、陰気、病気、色を失った状態、自己欺瞞、自己表現への怖れ。

■赤色■橙色■黄色■黄緑色■緑色■青緑色■青色■紺色■紫色■赤紫色■桃色■薄橙色■水色■茶色■深緑色■黒色■灰色■白色


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