コロナウイルスの影響で式典は行われませんでしたが。8日はお釈迦様の誕生日でしたね。

花まつりによせて

桜の花が咲き、希望に満ち、歩みを軽やかにする若い人々を目にする機会が多くなりました。

その輝く姿を間近にみると皆が幸福で安全な毎日を送れるようにと、心から願う気持ちになります。

4月8日はお釈迦さまが誕生した日です。

日本では推古天皇の時代に始まったといわれますが、もともとは
「灌仏会(かんぶつえ)」
「仏生会(ぶっしょうえ)」
「浴仏会(よくぶつえ)」
「降誕会(ごうたんえ)」
などの名前を持つ法要。第二次大戦後に「花まつり」という呼び名が広まりました。

当日は色とりどりの花で飾った小さなお堂「花御堂(はなみどう)」をつくって、お釈迦さまが生まれた時の姿の像を飾り、ガクアジサイの変種である「アマチャ」を煎じてつくった「甘茶」をひしゃくで頭にかけて生誕を祝います。
花と甘茶には、それぞれ由来があります。

花御堂は、お釈迦さまが生まれた場所であり、あらゆる花が咲き誇る美しい花園だったという「ルンビニ園」を表したもの。甘茶は神々が祝福して降らせたという甘い露を表しています。


代表的なものが稚児行列。子どもが参加する理由には
「成長に感謝する」
「無病息災を願う」 
「大人よりも心が清らかだから」

など諸説あるようですが、いずれにしてもとても可愛らしく、見ているだけで温かい気持ちになります。

白い像が必ず加わっているのも「花まつり」の行列の特徴。

これはお釈迦さまの母の夢の中に白い象が現れ、お釈迦さまの誕生を予言したという言い伝えにもとづいています。

花御堂で色とりどりの綺麗な花に囲まれたお釈迦さまに甘茶を注ぐ姿はどなたも朗らかで、何とも言えぬ心の安らぎを覚えます。

お釈迦さまは、生まれるやいなや七歩あゆまれて

「すべての人たちは生まれながらにして尊いもの」

と、生命の尊さを説かれました。


そして生涯にわたり多くの人を救われ、苦難に満ちた世の中で人としていかに心豊かに生きるべきかをお示しになりました。


春の草花が芽吹くこの季節にお釈迦さまの誕生をお祝いし、今一度、人びとの幸福のために歩まれたお釈迦さまの言葉に耳を傾けて、生命のありがたさを心に刻んでいきたいものです。


つばさ
お釈迦様の教えを学び、実践していけば、あとからご利益が出てくるんです。

とにかく笑顔、感謝、誠実さ、素直、思いやり、すごく大事です。

相手を立てたり、人の悲しさ、苦しみを自分のように考えられる。

そのようなことを意識していきたいです。
(*´╰╯`*)

世界が平和になるかならないか考えるより、まず自分から変わってみる、ひとりひとりが実践していけば、その輪が広がり、いづれ気づいたら平和になってるかもしれません。

まず自分から!ですね。

🍀好きな言葉です🍀

『他人事ではない自分事』

どうか他人(ひと)の痛みや苦しみが自分の痛みとして考えられるように、そうしていきたいですね。

ち~ん(。-人-。)