午前中に網走でおーろら号から見た流氷。
午後からは知床でその上を歩いてみます
そーんな危険なことを
まさかこの歳になってやるとは思いませんでしたが、次女のたっての希望です
もちろん現地を知りつくしたガイドさんと
万全の装備を整えた上で歩くのよ
知床には流氷ウォークを扱っている会社が
これだけあります。
当日・翌日の空席状況が
集合場所の道の駅に貼ってありましたが、
連休ということもありどこもほぼ満席。
とても人気のアクティビティだそうです
時間になると、知床トコさんの前では
各社のガイドさんによる点呼が。
私たちの予約していたシンラさんでは
ガイドさん1人につきお客さん15人くらいで1グループでした
ちなみに私たちのグループは
半分以上が外国人(アジア系)
道の駅からワゴンに乗り込んで
ウォークの場所まで行きますが、
芒果家はレンタカーでそのまま追走
海岸沿いの駐車場に車を停めたら、
ドライスーツの着方を教えてもらいました。
あらかじめ申告していた身長・体重で
ガイドさんがスーツを選んでくれますが
(これはウソつけない〜)、
ピッタリサイズな上に
全身つながっているので
着るだけでなかなか大変でした
じゃーん
中は普通のジーンズとセーターです。
首は水が入らないようゴムがピチピチなので
ハイネックだけは着られません
カメラやスマホは
ガイドさんに預けることもできますが、
自己責任で防水ケースでぶら下げるのもOK。
ちなみにこのドライスーツ1着10万円ですって
破らないよう気をつけないと
そしてみんなでゾロゾロ歩いて行きます。
海の上を
これぜーんぶ流氷
見渡す限り氷の原
でも山のそばはこんなゴツゴツした塊が
折り重なるように固まっています。
なんか
エルサでも来たのかと思いません?
遠くロシアのアムール川から流れてきた氷は
北海道の突起部分、知床半島にひっかかり、
そこでパンの詰め放題みたいに
ギューギュー溜まっていって、
斜里町の海を埋め尽くすのだそうです
それでは海に入ってみましょうか
氷のフチに腰掛けてから、
うしろを向いてお尻から入ります。
ドボン
キャー、助けてーみたいに見えますが、
ドライスーツの浮力で胸から上は
まったく沈みません。
そして全然寒くも冷たくもないの
ただ、足はつかないのと
手袋が完全防水ではないので
上にあげておかなければならず、
バランスを取るのがちょっと難しかったです
また、
こんな風に氷に手をついて浮いていると
足が氷の下に入り込むので、
そのまま身体ごとズブッと
厚い氷の下にもぐり込んでしまったらどうしようという恐怖はあります。
まぁそんなこと起こらないのですけどね。
これが先生(ガイドさん)による正しい浮き方
みんな喋っているので
途中から音声は消しました。
ガイドさんに勧められて、
氷の家族露天風呂です
でも上がる時はちょっと大変!
腕の力だけで這い上がらないといけません
あちこちに穴はあり、
ちょっと蹴ると露天風呂が出来上がります。
皆さん思い思いのところでプカプカ
氷は大体白いのですが、
時々見える青い色が
吸い込まれそうなほどきれいです
そうそう、流氷って
こんなに気泡が詰まってるの!
冷蔵庫の氷とはまったく違いました
ずっとずーっと遠くまで
氷しかありません
氷がなくなるところ、
海になるところまで行って見てみたい
遠くに見える黒い点も
みんな流氷ウォークの人たちです。
海の上なのに大雪原のような
壮大な景色でした
キツネの足跡かな?
とても大きな氷が
突き出ているところもあって、
色々遊べます
つららを見つけて
「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」
流氷の上だと
こんな大ジャンプな写真が撮れます。
ガイドさんがうまく撮ってくれました。
お天気も良く本当に楽しかった
行くまでは
危ないだの寒いだのさんざん言ったけど、
行ってよかったです
1時間半なんてあっという間でした!
またガイドさんのあとをゾロゾロ
海岸まで戻ります。
この頃になるとみんなもう慣れてきて
こんな大穴のそばもわりと平気