筋肉系やメンタル系のサプリメントに加えて、私に大きな影響を与えたカテゴリと言えば、美容系およびアンチエイジング系である。30代の10年間は公私ともに莫大なストレスがあり、慢性的な睡眠不足もあって、一気にフケてしまった感があるが、40代になってからは持ち直してきたと思う。

いま思い出したが、30代後半の一時期、ある大失敗をしたことがある。それは何かと言うと、日焼けの薬である。
当時、私の周囲にいた人はビックリしたはずだ。ある日突然、真っ黒になったのだから。しかしメラニンを刺激しすぎて酷いムラになり、黒いというより土気色、唇まで黒くなり、ホクロも増えてしまった。

当時の写真。
$ランボー、クレー、モーツァルト あるいは不思議の環

ちなみにこのクスリ、これは作用に個人差があるのだが、私にとってはムラやホクロ以外に、とんでもない副作用があった。

それはそれは、強力な作用であった。一般に処方されるそのための薬は、そういう刺激がないと、そういうことにはならないのだが、このクスリはそういう刺激に関係なく、私の「ちょっと今は待ってくれ!」という痛切な願いにも関わらず、私をそういう状態に陥らせる。

仕事中の私は、アンダーアーマーである。それもルーズギアである。シティーハンターである。

あまり思い出すと、また枕に頭うずめて足バタバタになりそうなので、この話はおしまい。

さて美容系のサプリメントだが、数年前に「姫のわがままサイエンス」という番組に出たことがあって、あまり詳しい話はかけないのだが、その時に私の肌の状態を調べたところ、非常に水分量が多くて若々しい肌だと驚かれた。

まぁ社交辞令もあるだろうけど、周りにいる人にも、「山本さんは肌が綺麗ですね!」と言われることが多い。昔は面と向かって「カッコイイですね」と言われることが多かったので、だいぶランクダウンした気はするが。

コラーゲンペプチドや脂溶性ビタミンC、エラスチン、トコトリエノール、ピクノジェノールなどなど、関節強化やアンチエイジングのために摂取しているサプリメントが、おそらくは美容にも効いているのだろう。
意外だったのは、グルコサミンやコンドロイチンなど、関節のためのサプリメントを摂取していると、肌の調子が良くなったことだ。考えてみれば当然のことなのだが(理由は書かないので自分で考えること!)、その経験以来、ジョイント系サプリメントの紹介文に、「美肌にも効果アリ!」と書くようになった。