いとしいあなたへ
ダイエットのため、健康のため砂糖よりカロリー、糖質の低い人工甘味料に切り替えている方も多いでしょう。
でも、本当にそれは正しい選択でしょうか?
こんな研究結果が公表されています。
2021年9月28日のJAMA Network Openに、10月1日、HealthDay Newsに掲載されたものです。
ダイエット飲料は役に立たない可能性が高い、と専門家が警告しています。
それどころか、
南カリフォルニア大学の研究によると、人工甘味料のスクラロースを含むものは、
女性や肥満の人々の食物への渇望や食欲を高める可能性さえあるというのです。
ロサンゼルスの大学のケック医学校の准教授のキャスリーン・ページ博士率いる研究チームの研究結果です。
キャスリーン・ページ博士によると、
「多くの人々が減量のために人工甘味料を使用しているため、人工甘味料の使用をめぐって議論が繰り返されてきた。人工甘味料が減量に役立つという複数の研究結果がある一方で、体重増加を促したり、2型糖尿病、代謝性疾患を増やす可能性を指摘した研究も存在する。」
今回の研究では、ページ博士のチームは、
74人(過去3カ月間体重が安定している健康な成人)で、BMI19.18~40.27という広範囲にわたる対象者が選ばれました。平均BMIは27.22±5.18で、過体重者(BMI25~30未満)が32%、肥満者(同30以上)が31%含まれていました。
参加者は、12時間の絶食後、3つの異なる条件、
300ミリリットルの水分(砂糖、スクラロース(人工甘味料)、または水(対照として)で甘くした飲料)を飲むように依頼しました。
その後の2時間で、MRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いて、参加者にハンバーガーやドーナツなどの食べ物の写真を見せたときに、食欲と食物渇望に関与する脳の領域がどのように反応するかを確認しました。
その結果、
女性や肥満の人がスクラロースを含む飲み物を飲んだ後は、本物の砂糖を含む飲み物と比較して、これらの脳領域で活動が増加しました。
また、
スクラロースを含む飲み物を飲むと、体に「満腹感」を伝えるホルモンのレベルが低下し、人工的に甘くした飲み物は空腹感を抑える効果がない可能性があります。
さらに、スクラロースを含む飲み物を飲んだ男性ではなく女性がスナックビュッフェでより多く食べたことが研究結果によって示されました。
ページ博士は、
「私たちの研究は、以前の研究から人工甘味料の摂食行動や食欲関連ホルモン分泌への影響に関しての議論にあらたな知見を加えるものです。」と言いました。
「さまざまな対象者を研究することで、女性や肥満の人が人工甘味料に敏感である可能性があることを示すことができました。
これらのグループでは、人工甘味料の飲み物を飲むと脳が空腹感を覚え、その結果、より多くのカロリーが摂取される可能性があります。」と注意を促しています。
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