いとしいあなたへ

 

ダイエットでも生活習慣病の改善や予防でも、脂肪と糖質は摂りすぎると太る、とか血糖値が上がりやすいとかいわれ、なんかいっしょくたにイメージされがちです。

かくいう、私も何となくどちらも血液がドロドロになり血管にゴミがたまるというイメージがありました。

 

それが、

脂肪分を過剰に摂取した場合と、糖分を過剰に摂取した場合では、異常が生じる血管の部位が異なるということがわかったのです。世界でも初めてのことなのだそうです。

 

この事実を明らかにしたのは、近畿大学大学院農学研究科(奈良県奈良市)博士前期課程2年生(当時)佐宗 宰、博士研究員 久後 裕菜、教授 財満 信宏、教授 森山 達哉を中心とした研究チームは、大木製薬株式会社との共同研究チームです。

 

さらに、その事実だけではなく原因も明らかになったのだそうです。

 

2021年9月13日(月)に、脂肪細胞に関する専門国際誌Adipocyteにオンライン掲載されました。

 

 

動脈硬化や動脈瘤などの血管疾患は、食生活が影響していると言われています。

 

 

最近の研究で大動脈の血管周囲にある脂肪組織が、血管機能の調節に重要な役割を果たしていることが明らかになってきて、炎症を引き起こす一つの要因は、脂肪分や糖分を多く含む食事です。

 

つまり脂肪と糖質の摂りすぎが、血管や代謝に関わる病気に悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

しかし、これまでの研究では高脂肪食と高糖質(高シュークロース食=高ショ糖食)をラットに与えたると、摂取する成分で血管への影響が大きく違うことはわかっても、原因まではわかっていませんでした。

 

 

 

 

ラットに高脂肪食と高シュークロース食を摂取させた際に、どの部位の大動脈と周囲の脂肪組織に影響が及ぶかを検証したところ、

 

 

 

結果は・・・・、

 

高脂肪食を摂取させた場合は、腹部の大動脈の免疫バランスが崩れ、周囲の脂肪組織の悪性化が促進しました。

 

一方、高シュークロース食を摂取した場合は、胸部の大動脈の免疫バランス異常と脂肪組織の悪性化が誘導されました。

 

さらに、

 

腹部と胸部の血管周囲脂肪組織の詳細な解析を行ったところ、高脂肪食と高シュークロース食では影響を及ぼしやすい脂肪細胞の種類が異なることが明らかになったのです。

 

高脂肪食は主に白色脂肪細胞(中性脂肪を貯める機能を持つ細胞で、アディポサイトカインと呼ばれる生理活性物質を分泌) に、高シュークロース食は主に褐色脂肪細胞(中性脂肪を燃焼して熱を作りだす細胞)に影響を与えるため、それぞれの脂肪細胞が周囲脂肪組織に多く存在する血管部位の異常を引き起こすことが示されたのです。

 

 

実験期間内では、ラットの体重や内臓脂肪に大きな変化は観察されず、食事内容が血管周囲脂肪組織や血管に及ぼす影響は、体重や内臓脂肪の変化よりも先に顕在化する可能性があるということです。

 

 

 

 

 

 

 

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