こんばんは
今日は風が強かったですね飛ばされませんでしたか
寒暖の差が激しいので体調管理も気をつけて下さい
さて、今回は「ローラーブレーキ」についてです
主に「一般軽快車」や「シティサイクル」に使用されています
最近は装着されている自転車も増えてきましたね
特徴は・・・・・・
「音鳴りが少なく、雨の日にも強い!」
その名の通り、複数の「ローラー」が組み込まれています
①ブレーキを掛けると、中央の「カム」と「ローラー」が回転します。
②カムがローラーを押し上げます。
③押し上げられたローラーが「ブレーキシュー」を押し上げ「ドラム」と接触し、ブレーキが掛かります。
なるほどこの多重構造が確かな制動力を生むんですね
話しを少し変えまして
よく見る「バンドブレーキ」とは、根本的に仕組みが違います
ブレーキを掛けると①「レバー」が引っぱられます。
連動して②「ブレーキシュー」が締まり「ドラム」に接触しブレーキが掛かります。
ちなみに、この「ドラム」を外すには・・・・・・
「ドラム」を外すためだけに生まれてきた地味~な工具です
この「バンドブレーキ」、ブレーキシューが減ってくるとスゴイ音がしますよね
我々自転車屋は、この音を・・・・・・・・・・
アパッチの雄叫び!
・・・・・・とは、呼びませんが
この音鳴りは、残念ながら調整で完全に直す事は出来ませんm(__)m
それと、ブレーキが効かなくなるので絶対に注油しないで下さい
直すには「サーボブレーキ」に交換するしかありません
※ハブ(車輪中央部)の構造が異なるので「ローラーブレーキ」への換装は出来ません。
話しを「ローラーブレーキ」に戻します
このローラーブレーキ、絶対に音鳴りがしないのか
答えは・・・・・・
音鳴りします!!
ですが・・・・・・・・
直せます!!!
そうなんです!ローラーブレーキの「音鳴り」の原因は
「内部のグリス切れ」によるものなんです。
ブレーキを掛けて「ギギギーッ!」と鳴りだしたらその時です
・まず本体の「グリス注入穴」のキャップを外します。
・高温でも溶けにくい専用グリスです。
これで「音鳴り」も解消されて快適ですね
注意して頂きたいのは「グリス」なら何でもいいという訳ではありません
ブレーキ内部は非常に高温になるので、すぐに乾いてしまいます
スプレー式潤滑油など石油系溶剤が入ったモノは、
残っているグリスを溶かしてしまうので絶対に注入しないで下さいね
必ず「シマノ製専用グリス」を使用して下さい
あまり使われていませんが、こんなモノもありますよ
より制動力の大きな「スポーツ車用ローラーブレーキ」です
以上、長くなりましたが最後までありがとうございましたm(__)m
ブレーキは自転車の「命綱」です。
自転車選びのポイントの1つに加えてみてはいかがでしょう
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