ジオウと日菜佳さん
仮面ライダージオウは久しぶりに次回が楽しみなライダーであった。
ディケイドの焼き直しだと揶揄されているが、いいではないか!オリジナルキャストを沢山招聘し、大きなお祭りであった。
でも、それぞれの平成ライダーエピソードにオリジナルファンをがっかりさせないストーリーが用意され(一部?な内容もあったが)興味深く観れたと思う。
本編の続きで2人のジョーカーが出会ってしまう『ブレード』 子役だった天音ちゃんまでオリジナルで登場、しかも2人のジョーカーの力をウォッチに封印する形で2人は人間になってしまう。(完結w)
アナザーアギトがまんま出てくる『アギト』 G3ユニットがたくさんでてきてお得感満載の回。アギトはシャイニングフォームではなく、ジオウトリニティと共演すべくトリニティフォームで戦う。
そして『響鬼』 期待していた細川茂樹さんは出ない(想像通り) 轟鬼と桐谷京介登場という(特撮作品御用達メンバー)に少しがっかり感で作品を観た。
しかし、そこをシナリオでカバーした良いエピソードなっていた。
アナザー響鬼出現に轟鬼が「鬼退治」として出動したこと。アナザー響鬼になったのが京介の弟子であったこと。京介が未だ「響鬼」になれていなかったこと。
なるほど、そうきたかと思った。
最後の戦いで京介がつとむによって自分が響鬼となれたこと、弟子は必ず自分が守ると決意することによって響鬼ウォッチが出現、京介が「ありがとうございます、ヒビキさん!」と語り、なんとなくヒビキさんが亡くなったことを匂わせていた。(真実はわまりません)
そして、つとむは京介に改めて弟子にしてほしいと告げる。
それを遠くで見ていたトドロキが「弟子をとるのもいいかも、日菜佳さんに相談してみよ」とつぶやく。
立花日菜佳役神戸みゆきさんは2008年6月に24歳という若さで亡くなられた。
仮面ライダー響鬼放送終了から3年後心不全で突然亡くなられた。
番組の最後に響鬼の世界では日菜佳さんが生き続けていると。
そのセリフで泣きそうになりました。
お盆ですし、改めてご冥福をお祈りいたします。