まさにパラダイムシフト!絶品冷凍食品 | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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簡単だけどお店で出てくるようなおしゃれな料理のレシピ、

お酒に合うおつまみレシピを中心に紹介していきます。

そのほか、食器、お酒、食べ歩きの話も。

 

「これ、10分で作ったの!!」って言ったら信じます?

 

えー。そんなわけないじゃん。って思いますよね?

 

でも本当なんです。

 

 

 

またまたご無沙汰しております。

 

雨が続く中、お洗濯のタイミングに困っているコックしろです。こんばんは。

 

さて、久しぶりにすごいものに出会ったので、今日はちょっとテンション高いかも(笑)。

 

出会ったすごいものとは、10分で用意できちゃう「冷凍フレンチ」 (これ→

 

 

 

 

冷凍フレンチって何?と思われたそこのあなた!

 

これ、東京、八丁堀にあるビストロ「Les TONNEAUX」(レトノ)が開発した冷凍食品なんです。

 

 

実は先日、いつも撮影のご依頼をいただいているテーブルコーディネート教室の先生

(ホームページはこちら→

と二人で打ち合わせをしていまして・・・。

 

ランチに何品もの料理を出してくださったのです。

 

こんなかんじ。

 

スマホ画像なのが超もったいない汗

 

 

ポテトグラタン、ホホ肉の赤ワイン煮、豚とレンズ豆の煮込みなどなど。

 

私ひとりのために、こんなに手間のかかる料理を用意してくださったなんて!!

 

もしや前日からすごい仕込みをされたのではなかろうか・・・。

 

と、若干申し訳なく、不安になっていたのですが、先生がひと言、

 

「これとこれ、冷凍なのよ~。」と爽やかにおっしゃったのです。

 

 

冷凍??このとろけるようなホホ肉が冷凍?目

 

と二度見してしまった私。

 

 

早速チラシをいただいたところ、なんとこのお店、私にとってとても思い出深いお店でした。

 

 

数年前、グルメな友人に「おいしいから絶対連れて行きたい!」と連れて行かれたのがこちら。

 

八丁堀という普段は絶対行かない場所(乗り換え2回、家から1時間半くらい)。

 

「遠いところへ来てしまったなぁ~。早めに帰らなきゃ。」と思っていた私。(正直電車に乗りすぎてちょっとテンション落ちてた・・・汗

 

 

しかしお店に行ってみると、出てくる料理がどれもおいしい

 

そして、ワインはどんな好みの方でも対応できる幅広さ

 

しかも「これ、飲んだことない。飲んでみたい。」と思わせる絶妙なラインナップ

 

極めつけは、リーズナブルキラキラ

 

うそうそ。このおいしさのワインをこの値段で飲めちゃうんですか?ここのソムリエさんすごい!!と思わせるもの。

 

一気にテンションが上がりました。

 

 

実は私、10年以上関西に住んでいたので、東京のレストランにはけっこう不満がありました(ぶっちゃける・・・あせる

 

大阪にいらっしゃる方(以前いらっしゃった方)はご存じでしょうが、

 

大阪では「安くておいしいお店」でなければ生き残れません

 

高くておいしいのは当たり前

 

安くて味が微妙なお店(んー。感動するほどではないなぁ。というレベルでも)も気づいたらなくなってるし

 

高くて味が微妙なお店は論外です。(3ヶ月以内になくなります)

 

 

でも東京はこの「高くて味が微妙」なお店が山ほどあるんです。

 

連日行列しているというお店も行ってみると微妙。

 

そんなときにいつも思うのが、「大阪だったら3ヶ月後に潰れてるな。」ということ。

 

 

もちろん地代が高いから値段は高くなるでしょう。

 

人がいっぱいいるから、味を改善しなくてもお客さんは来るでしょう。(一見さんだけでもやっていけそう)

 

仕方ない。おいしいものを食べるには、お金をいっぱい払うしかない。

 

と、完全に諦めていたところで出会ったのが、この「Les TONNEAUX」(レトノ)です。

 

 

料理はどれも満足なボリューム

 

そしてワインがすすむ絶妙な味付けドキドキ

 

どの料理も情熱がバシバシ伝わります。(ソースも一から手作りなんだそう)

 

そして、「ほんとに良いんですか?この値段で?」と二度見してしまうほどリーズナブル

 

「見つけた~。大阪クオリティ~笑い泣き

 

と、その場で叫びたいほど感動してしまいました。

 

 

横浜の自宅から1時間半かかったから、一瞬田舎に来たのかと思いましたが、むしろ東京のど真ん中(銀座も近い)。

 

こんなところにこんなお店があるなんて。

 

食べログ評価3.7なのも納得。

 

というか、4以上をあげたい!!

 

 

そんなこんなで、調子に乗ってしまった私。

 

あまりにおいしくて、女ふたりでボトルワインを3本開けることにあせる

 

連れて行ってくれた友人が常連さんだったこともあり、シェフからさらにお酒(強いの)をサービスしていただいちゃったり。

 

おいしくて楽しい時間はあっという間で、気がつくと終電間近!!

 

早めに帰ろう。とか思ってたの誰やねんあせる

 

 

 

・・・で、終電で大変でしたー。で終わると思うでしょ?

 

 

いや。

 

そんなもんじゃない。

 

 

実は私、終電逃しました。ドクロ

 

 

ブログで何度か告白しているのですが、私、想像を絶する方向音痴です。

 

想像を絶するわけだから想像しにくいと思うのですが・・・

 

 

例えば、目隠しをして立ち、そのまま5周回ってみてください。

 

で、目隠ししたまま右に進んでみていただきたい。

 

たぶん、思っていた方向とけっこうズレていると思います。(あ。やってない?)

 

私がやってみたところ、120度くらいズレてました。

 

 

何が言いたいかというと、私はそのくらい方向感覚がズレているということ

 

たとえ目を開けていてもシラフでも。(自分で言ってて悲しい・・・)

 

 

お店から出て駅と反対方向へ意気揚々と歩き出すのは、ほぼ毎回。

 

目的とは逆の方向へ向かう電車に乗るのも日常茶飯事です。

 

 

そんな私が、酔っ払った状態で2回も電車を乗り換えると、どうなるかは明白。

 

日比谷線では思っていたのと反対に乗り、見たこともない駅で降りることになる。

 

乗り換えた銀座線でも同じ過ちを繰り返す・・・。

 

 

渋谷に降り立ち、「あぁ。家にたどり着けない。」と気づいたときの敗北感はすさまじいものがありました。

 

あしたのジョーが灰になったときと同じくらい。(あれ?ジョーは勝ったんだっけ?)

 

 

ということで、行きたい!でも行ったらまた終電を逃す自信がある。(だっておいしいんだもんドキドキ

 

と、長らく行けずにいたお店なんです。

 

あぁ。思い出深い。

 

 

えーっと、つい前置きが長くなりました(笑)が、本題。

 

そんな思い出深いお店の料理が我が家にやってきました。

 

じゃじゃん。

 

 

全部並べてみた。

 

 

自然解凍したら食べられるもの、お鍋で湯煎するタイプ、オーブンに入れるタイプと様々。(説明書がついてます)

 

で、注目すべきは、「魚介のエスカルゴバター」や、「鴨のコンフィ」など、陶器のうつわのものがあること。

 

盛り付けにくい料理は、あらかじめうつわに入っているんだと思います。

 

きっと、できるだけお店と同じように味わってほしい。というシェフの配慮なんだろうな。と勝手に想像。

 

 

早速いただいたのがこちら。

 

左は「鴨とフォアグラのテリーヌ」。

 

冷蔵庫で自然解凍しました。

 

 

右は、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。

 

マッシュポテトもついています。

 

 

ホホ肉とポテトは湯煎でゆっくり温めました。(説明書通り弱火で)

 

温めている間、ベビーリーフを洗ったり、にんじんをレンジでチンしたり、オクラを焼いたり。

 

一応、ちょっとは料理したよ。感を出してみた(笑)。

 

 

あとは袋から出すだけ。(生クリームかけてみた)

 

 

牛ホホ肉は、絶妙な柔らかさ

 

そして、ソースはコクがあっておいしい。

 

マッシュポテトもなめらかで、プチッと弾けるグリンピースの食感も絶妙

 

 

初め見たときは「このグリーンピースは必要かなぁ。」と思った私。

 

ひとくち食べた後、「シェフごめんなさい。」と心の中で謝りましたあせる

 

これは到底家では作れない。

 

 

あまりにおいしかったので、ソースもバゲットにつけて最後までいただきました。

 

「このお皿、もう洗ったんだっけ?」と思うほどきれいに。

 

 

こちらは袋から出しただけのテリーヌ。

 

最初は「小さいかなぁ。」と思ったのだけど、お肉がゴロゴロ入っていて、けっこう満足感がありました。

 

噛むとお肉の旨みが出てきて、フォアグラの部分は口の中でとろけます。

 

ひとくちごとに「んまっ。」と言ってました。(もう言葉にならない)

 

 

これが終電を気にせず食べられるなんて、なんて素晴らしいんだキラキラ

 

 

我が家はそれほどたくさん食べる方ではないので、ふたりで2品でもけっこう満足。

 

ふたり家族なら、2~3品が良さそうです。

 

バゲットとワインは、ぜひ用意することをおすすめします。

 

味付けはしっかりめなので、ワインが進むこと請け合い。

 

 

実は今まで、「冷凍食品」に対してはあまり良いイメージを持っていなかった私。

 

自分で作った方が好みの味に仕上げられるし、なにより「手抜きしている」と思われるのが嫌でした

 

たぶん、自分自身が「手抜きをしている自分」を許せなかったのだと思います。

 

これって、きっと私の単なる思い込みなんだけど、自分を縛る呪いのような考えですよね。

 

 

でも今回、こちらの「冷凍フレンチ」を食べてみて、冷凍も取り入れたらいいじゃないドキドキと素直に思えるようになりました。

 

まさにパラダイムシフト!!

 

だって、おいしい料理が10分で食べられるなら、これほど素敵なことはない。

 

しかもレトノの冷凍フレンチは完全に無添加で、自分では到底作れないクオリティ。

 

これを出して「手抜きしたな~。」と思われることは、まずないはず。

 

 

そんなレトノの冷凍フレンチはこちら→

 

 

 

 

とおすすめしたいのはもちろんなのですが・・・

 

もっとおすすめしたい。ぜひ読んでほしい。のが、

 

シェフの想い

 

 

 

 

こういう想いで冷凍フレンチを作られたんだな。素敵な方だな。

 

とちょっと感動してしまいました。(ファンになりましたラブ

 

 

そういえば・・・

 

お店に伺ったときにあまりに良くしていただいたので、友人にバレンタインのチョコを預けて渡してもらったことがあったんです。

 

そしたら後日、一粒一粒の感想を書いた長いメールをいただきました。(友人から転送されてきた)

 

シェフだけでなく、スタッフの方の感想まであって、(17種類分全部!)とても驚いたのを覚えています。

 

あ。私、毎年こんなチョコを作っています→

 

 

 

 

 

料理の味って人柄が出るなぁ。としみじみ思う今日この頃です。

 

またお店にもお伺いしたいなぁ。(終電怖いけど)

 

 

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久々の更新、ものすごく長い文章になってすみませんあせる

 

近々山椒を使ったパンのレシピもアップします。

 

まだ冷凍庫にあるレトノのフレンチもまたご紹介させてくださいね。

 

 

 

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