ザ・タイガース「北京公演熱望」=中国愛する瞳みのるさん-慶応高を退職、活動再開 (時事ドットコム)


Rスズキのブログ

【北京時事】1960年代に一世を風靡(ふうび)し、今年9月に事実上再結成されたグループサウンズ「ザ・タイガース」。「ピー」の愛称でドラムを担当する瞳みのるさん(65)=本名・人見豊=が、北京公演を熱望している。芸能界を去り、慶応義塾高校(横浜市)教諭として30年以上にわたり中国語や漢文を教えていた。退職後、音楽活動を再開する一方、日中両国を往来して懸け橋になろうとしている。
 「(9月に北京公演をした人気グループ)SMAPがうらやましい。ザ・タイガースも当時、文化大革命(66~76年)がなければ、北京や上海でコンサートをやりたかった。今も中国公演を諦めていない」-。瞳さんは夢を語る。
 ザ・タイガース時代の67~71年、ボーカルの沢田研二さん(愛称ジュリー)に次ぐ人気を誇った瞳さんは、もともと中国や中国語が好きだった。
 しかし中国は文革で大混乱に陥っていた。「中国公演なんて時代が許さなかった。北京や上海で公演し、当時日本で流行した歌を披露して、文革という時代の隙間を埋めたい」。
 71年の武道館公演を最後に、故郷・京都の定時制高校に戻った瞳さんは、その後慶応大に入学、中国文学を専攻した。同大大学院を修了後、慶応高校教諭に就き、中国語の入門書も出版する第一人者となった。
 「漢字は中国から入ってきた。中国を知ることはわれわれを知ることになる」。教壇に立ち続ける一方、80年代初めには、文革から脱して改革・開放を始めた北京に留学した。
 「教師」を最優先していたが、昨年3月に退職。今年9月、40年ぶりのステージに立ち、今も全国ツアー中だ。(2011/12/08-16:39)(記事転載)


北京にいってるピー先生のインタビュー記事ですよ。

相変わらず非常に前向きな姿勢で、その活動力には目を見張るものがございます。北京での公演、願いがかなうといいですね。わたしはちょっと行けそうもないですが。