セレモニーの日は
最期に会える日となるので
彼の旅立ちに一緒に持って行ってもらうものを
準備しました。
お気に入りの赤いハットに
後半に病院など外出に被っていた派手なキャップ
赤いハットとコーディネートしていたブラックxピンクのシャツに、大切にしていたシルクのアロハシャツ、
よく合わせてたブラックパンツ、ソックス
金属製のものは入れれません。
広げてたらティーちゃんは
クンクン匂いを確かめて
その上に座り込んでしまいました。
ダディの匂いするよね…
あと今まで集めた御朱印帳も1冊入れました。
ハワイ出雲大社や日本の神社もいくつか。。
御朱印帳は全て回って
大切な人の旅立ちに入れると
天国でより幸せになると聞いたことがあって
フルにはなっていませんが、
丁寧にお参りして行った大事にしていたものです。
彼に連れて行ってもらった場所がほとんどです。
あとお手紙も書きました。
言い伝えれなかったこと、
謝りたかったこと、
2年間も抗がん剤治療と戦ってきた辛抱強く
頑張り抜いたこと、
わたしが彼の立場ならもしかするとすぐに耐えれず
自ら命をたっていたかも知れないこと、
自宅でお風呂にいれてあげたら最高の笑顔で
気持ちいいと言ってくれた日のこと、
感謝の言葉、
わたしとティーちゃんを見守ってほしいこと、
ティーちゃんを育てあげたらそっちに行くこと、
など
もっと楽しかった想い出を話して会話を楽しんでおけばよかった…とも。
でもふたりで想い出話しをするのは、
彼の余命を断定するような気がして
それは出来なかったです。
セレモニーの日は
彼の20年ぐらいお付き合いのある
年上のご夫妻がOahu Mortuary (葬儀社)へ
連れてきてくれました。
彼が入院中もドクターを交えて話し合いをする時も、
葬儀社とのミーティングも寄り添ってくださいました。ネイティブの英語を話されるので本当に助かりました。
O’ahu Mortuary
こちらでお世話になりました。
この日はいいお天気でした。
日本からわたしの子供が来てくれていて
2週間居てくれるので、ティーちゃんもわたしも
精神的にも安らぎます。
アメリカ式のセレモニーは初めてで
周りにも経験した方がいなかったので
よくわからないままはじまりました。
彼をスタッフが連れてきてくれて寝ています。
子供がレイを買いに行ってくれて
ティーリーフのレイはそのご夫妻から。
子供がかけてくれました。
ティーちゃん
久しぶりに会うダディだよ。
わかる？かな
ティーちゃん匂いを嗅いでいます。
でももう以前のダディの匂いはしないね。。
けれどまた会えて良かったね。
ティーちゃん いい子で見守っています。
家に飾っている写真と
選びきれずプリントアウトした写真を飾ってみました。彼のお気に入りのハットとキャップとともに。
ティーちゃんのブリーダーも来てくれました。
第二のダディです。
ダンナさんに甘えるようにティーちゃんは
ずっと甘えてました。
近所の方もきてくださったり
親交があった方々、会社関係の方々
わざわざ足を運んでくださいました。
本当にありがとうございます。
彼も笑顔で喜んでいたと思います。
お気に入りの品を彼のボディの上に乗せて
お手紙と御朱印帳は胸元の中に。
最期の最期、お別れのとき。
わたしは彼が亡くなってから
なぜかたくさん涙が出なくなりました。
この日もそうです。
哀しいはずなのに涙が少ししか出ない…
本当に不思議です。
家で彼を看取った時と
もうお顔つきは違っていました。
またさらに痩せた印象でした。
ただ、わたしを含め、
彼はこれからも永遠に
みんなに愛されているよー、肉体はなくなっても
魂ではいつも繋がっているから
悲しまないで淋しがらないでと
伝えて、
愛に包まれて送り出したかったです。
ありがとうとフォーエバーLove
コメントへのお返事が大変遅くなっております。
申し訳ございません。大切に読ませていただきました。
Instagram 3 彼とのお料理をたくさん投稿しています