この業界のおかしな事!?「UVカットコーティング剤」について | Brighton 鎌倉 Essential selection

 

以前より、お客様から「コーティングする事で紫外線から守れるの?」というご相談を多く頂いていました

答えは「守れません」です

※ゼロではないのかもしれませんが、結果を知る限り「無理」という判断が妥当であると思っています

 

自身も今までに様々なコーティング剤を検証してきましたが「紫外線から守られている」と感じるコーティング剤はありませんでした

今までは、セーター等色褪せしやすい素材での検証を行ない「視覚的に判断」していました(プロユーザーからの紫外線云々のお問い合わせではこの方法で確認してみては?とご案内してきました。ご自身の目の前ではっきりさせなければ同じ事をエンドレスで色々な方へ相談される事になると思います)

視覚的に感じる事ができなければ「仮に少しでも紫外線をカット」していてもあまり意味がないと思うからです

 

しかし、ここ最近「紫外線カットコーティング」「UVカットコーティング」という商品を見かける様になってきました@@

自分は弊店のお客様に「UVカット出来ません」とご案内していますので、おかしな事になります。。

このままでは、どちらが正しいのか…という事になります

なので検証するしかありません^^;

メーカーと販社が素人とプロは騙せても…「オタク」は騙されません><(笑)

 

今現在「自動車塗装面の美観を損なわずに、施工性とその結果において実用的である被膜硬化型コーティング剤」として、UVカットしていると常識的な範囲で謳えるコーティング剤は「ない」というのが通説と思います(フィルムや塗装の様に膜厚が必要)

他業界を見てもそう感じますが、車のコーティング剤という極ピンポイントな業界だけでそれらの技術が密かに展開されていると考える方が無理があると思います

 

まず「ガラスコーティングは紫外線に強く劣化しにくい」という、ガラスコーティングをすると紫外線からも守られていると感じるPRを見かけますが…

これは、エンドユーザーをわざと勘違いさせ様としているPRと感じます

どういう事かというと…正しくは「ガラスコーティングは紫外線に強く劣化しにくいが、紫外線を通過させる」です

なので「紫外線カットされずに紫外線は塗装へ到達します」という事もセットで伝えるべきです

また、ガラスの濃度で高性能を謳うのであれば、畳の部屋の本物の普通の窓ガラスはどうなんでしょう…(窓ガラスとガラスコーティングは全くの別物ですが)

また、それらコーティング剤の膜厚についての話しを加えると…

白ソリッドのチョーキング車両へのガラスコーティング施工の結果について辻褄が合わなくなります(メンテで磨いて、その辻褄を擬似的に合わせ、その本質を見失っている施工者が多い業界です)

 

この業界の一番の問題は、メーカーも販社もそれらコーティング剤を扱うプロ施工店も、それらの事について「何も言わない」という事です

一つの商品の販売ルート(メーカー→販社→プロ施工店)の中で、全員が理解していないという事は考えられにくいですが…実際はそのように思われても仕方ない現状でそれらの商品が市場に出回っています

 

自身知る限り、コーティング業界のメーカーよりも実際の現場で数千~数万と施工後の結果を見てきている「現場の職人の方が現実を踏まえている」と思います(エンドユーザーの施工を行ないその後の多くをメンテを通じて見ている場合です、その他ディーラー等下請け施工やりっ放し施工の場合は何台やろうが素人レベルの知識と思います)

コーティングメーカーのPR、それはそれでどうでもよいですが、お客様の窓口である施工店はそれらのPRで受注する事になります

そのPRが間違っていれば、お客様は施工店に騙されたと感じると思います

本来は、それらのPRは置いておいて、施工者自身が使用して感じた事をお客様にご案内するのが普通と思います。。(それが専門店のあり方と思います)

 

 

そこで、今回はその事実を確認してみました

数字でわかる方がはっきりするかなと思い…

透明なPET素材に、自動車塗装のクリアを吹き付けてUVチェッカーにて検証します(板金修理時と同じ様に吹き付けてもらっています)

 

施工前のデータを全て確認し、同じ様に施工後のデータを確認します

※クリアの厚みにバラツキが出てしまうため(膜厚計で測った時のデータのバラツキと同じです)

 

セッティングの誤差が少ない様に位置決めして、、こんな感じでスライドさせて…

 

検証します

 

まずは

・クリア塗装無しのPET素材のみ

 

・クリアー塗装箇所

塗装するだけでこんなに「UVカット」しています

※詳しくは…現代塗装の性質をお調べ下さいませ

 

 

ここからは「UVカット」「紫外線カット」を謳っているコーティング剤の「施工前/施工後」にて紫外線透過率の数値の変化を確認します

 

 

このコーティング剤は「硬化系」です(ガラスコーティング)(エンドユーザー含め誰でも購入出来る商品です)

色からして紫外線カットに有効な成分は配合されている様です(適量かどうかは別として)

※このコーティング剤はエンドユーザー様よりご提供頂きました(ありがとうございます)

この商品の販売ページを拝見する限り…販売者は「検証せずにUVカットに関して期待させている」と感じる文言でPRされていました

 

施工前

 

施工後

 

「UVカット」どころか、紫外線透過率が増えました。。

ズコー!(笑)←最近の息子ヘビロテギャグです^^;

※増えた事については…わかる人にはわかる!?

※ご提供頂いたエンドユーザー様の目の前で検証しています

 

 

次も「硬化系」(ガラスコーティング)(プロ向けにて一般販売されていません)

上記、先程のコーティング剤と同じ!?と感じるコーティング剤です

※このコーティング剤は、同業販社様よりご提供頂きました(ありがとうございます)

「UVカット」という最近の流行のきっかけにもなったコーティング剤なのかもしれません

 

施工前

 

施工後

 

全く「UVカット」していません

「UVカットしている」と「UVカット剤を入れている」は意味が違います

「UVカット剤を入れている」から「UVカットする」ではありません(考えなくてもわかります)

 

 

次も「硬化系」(ガラスコーティング)です

このコーティング剤は、一般販売されていないプロ向け商品です

とあるプロ集団?が、使用しているコーティング剤です

※このコーティング剤は、お付き合いのあるプロ施工店様よりご提供頂きました(ありがとうございます)

商品ページからは、誰が読んでも「紫外線カットする」と感じる文言でPRされています

 

施工前

 

施工後

 

「UVカット」していません…これも紫外線透過率が増えました。。

このプロ集団は、この様な事をしない集団だと思っていただけに非常に残念です

また、他の種類のコーティング剤のPRにも問題があります(今後検証して公開します)

製造メーカーが騙しているのか、集団サイドが騙しているのかはわかりませんが…検証すればわかる事です

この結果が、この業界のプロ集団です(同じ業界人として恥ずかしいです…これでは、陰でド素人集団と言われている事に対してフォロー出来ません)

 

 

次は弊社の「硬化系」(Md)です(一般販売していません)

当たり前ですが「UVカット」「紫外線カット」のPRは行なっていません

 

施工前

 

施工後

 

 

次は「トップコート系」のコーティング剤です(誰でも購入出来る商品です)

拝見する限り、ものすごく「UVカット」を謳っている商品です

こちらの商品も「プロ集団のコーティング剤」の様なPRをされています

※このコーティング剤は、同業販社様よりご提供頂きました(ありがとうございます)

硬化系に比べ、その素材形状と施工方法からして「UVカットしているかしていないかは考えなくてもわかるレベル」の商品です(この方法でUVカット出来たら、歴史に残る発明と思います)

 

施工前

 

施工後

 

全くカットしていません。。

この手の商品ではものすごく高価な商品ですが…

特に、売り方としてかなりリスクあるやり方…このプロ集団には悪意を感じます。。

 

 

以上「UVカットコーティング剤の検証」でした

案の定の結果となりました。。

これらコーティング剤を、自社開発しているのであればこの様な結果を理解しているはずです

OEMであれば騙されているか、騙しているかのどちらかです

他「硬度」データ等含め、この様な出来事が日常茶飯事な「コーティング業界」でもあります(なので、この業界が嫌いです)^^;

自身の計測方法とその結果に間違いがなければ、非常に残念です(お客様にとっては詐欺行為です)

※コーティング剤を提供頂いた方の中には「景品表示法」違反として消費者庁に通報すると言われている方もいらっしゃいます。。(そうでもして頂かないと、この業界はどんどんダメになる…自身もその方が良いと思います)

 

「自分が使っているコーティング剤も怪しい…」と思った施工者の方は、自身で確認する事をお勧め致します(この業界、メーカーも販社もプロ集団を名乗る同業者も信用出来ないのですから…

そして、本当の事をお客様へご案内しなければなりません

各プロ施工店がその様になれば、意味不明なPRは少なくなると思います

自分達の業界を健全に、そしてより良くする為に…このおかしな業界は一度リセットした方が良いと思っています

 

この業界がより良くなります様に…^^

 

 

最後に、クリア塗装のみの箇所を…

 

計測すると

 

で、キズだらけにして(わかりにくいですが)

 

わかりやすい角度だと

 

で、計測

この数字はどうなったでしょう?^^

 

 

 

 

それと、オートアフターマーケットで参考出品予定の「MAT PRO」(タイヤコーティング剤)

タイヤのサンプルどうしようかな…大きくて邪魔だし、と思っていたのですが…

「切れば良いじゃん」という事で、早速^^

 

カッターでやってみるも、なかなか切れない…

 

サンダーやエアソーを使ってみるも…効率が悪い^^;

 

いろいろ試した結果、なかなか切れない「カッター」がまだマシという結論に^^;

で、なんとかカット出来ました^^

こんなちょっと切っただけなのに…疲れた~><(苦笑)

ハーフ&ハーフで展示したいと思います^^

 

 

それと先日の「PROVIDE技術講習」です

すでに、弊社「次世代研磨システム・Mastermind」をご使用頂いておりますプロユーザー様です(いつもありがとうございます)

以前より、技術に関するお問い合わせを頂いておりましたが、メールや電話でお伝え出来る事は少なく、また、技術講習でしかお伝えできない情報も多くある事から受講頂く事となりました

 

研磨について

塗装を目の前にしてディスカッションする事、実際に起こっている事を再現する事…話しが早いです^^

 

 

コンパウンドが生きている時と死んでいる時(笑)の違いを理解する事で…やるべき事、出来る事がわかります

 

ウレタンバフ研磨の必要性は…濃色も淡色も関係ありません(ここで分けている場合は塗膜状態を理解されていません)

 

カラーによっては、どのような照明&環境でもその判断は難しいですが…

触るとわかります…この理論は2回続けてびっくりされるケースが多いです(詳しくは講習で…)

 

研磨技術は日々進化しています

インターネットでもある程度調べる事ができますが「今」の技術をリアルタイムで知る事は出来ません(知れるのであれば、弊社の技術講習を受講される方はいないと思います。受講下さる9割以上の方がプロユーザーです)

洗浄、研磨、コーティング、インターネットでは「今は通用しない情報」が溢れています。。

便利に使えるインターネットですが、情報量が多すぎて逆に仇になっています(汗)

弊社にとっては良くも悪くも…

カーディテイリングに関する、洗浄も、研磨も、コーティングもすでに次世代の技術に突入しています

過去の出来事はあくまでも過去です(今は、過去の経験や知識は生かされるだけであって通用していないと感じます)

 

ヘッドライトサンディングのペーパーの使い方と、ボディ研磨のコンパウンドの使い方は…弊社のコンパウンドであれば◯◯です^^

 

 

この度は遠方よりお越し頂き誠にありがとうございましたm(__)m

わからない事あれば、なんでもお気軽にご相談下さいませ^^

 

 

 

ヘッドライトリペアでは「コンパウンドの成分で逆にダメにする…」なんて事を、平気で言う施工者がいます

その可能性はゼロではありませんが、その一言で片付けてしまう事が問題です

もっともっと他に大事な事があります

同じ道具を使用しても、施工者によって耐久性が変わるという事…(それは、ヘッドライトリペアにおいてコンパウンド研磨でも、UV施工でも、フィルム施工でも同じ事です)

おそらく、本当の要因、意味での「耐久性」を理解していないのかもしれません。。(見た目では判断出来ない事柄です)

詳しくはまた今度…

 

 

 

それと、先日一つはっきりした事があります(笑)

業界内、わかる人にしかわからない内容です

業界内では昔から「懸念され続けている!?」あるT氏(仮称)のPRの仕方についてです(確かに、懸念されて当然のPRを行なっていると思います…)

以前より、同業の方から面白おかしくそれらの話しをお伺いしていましたが…

それは、そのT氏(仮称)があちこちで展示される様々な「車を磨いている画像について」です

いかにも「おれやってるぜ、すごいだろ」な感じで写されている画像…(とてもかっこいい写真なので、本当であれば極一部の同業者は尊敬の眼差しで見る人もいる)

しかしながら「やらせ」とレッテルを貼られていた当時、それらの画像において「ポリッシャーの電源コードが繋がっていない画像がUPされた事があり、すぐに差し替えられた」という事を聞いた事がありました…(ズコー!汗笑 )

さすがにギャグと思っていました

 

しかし、どうやら、本当だったのかもしれません(汗)

 

何故、その”やらせ”であろう信憑性が強まったかというと…その当時、それらの画像を撮影していた方が「撮影時、T氏(仮称)が実際にポリッシャーで磨いているところを見た事がない」と言ったそうです…(よく言った)笑(その会話は録音されている様です)

※録音されなければならない程の様です…当時であれば録音する程の事?と思いますが「今」は”必要”と思います(この録音がなければこれらの事を記事にする事はありませんでした、録音された方、さすが「GJ」です)

これらに関する事は、業界の今後においてとても重要な事柄も絡んでいますのでスルーしてはいけない様な気がします…

何故なら、回り巡って被害を被るのは「お客様」だからです(その意味はそのうちわかると思います)(自らその関わりに飛び込んだ同業者は被害者ではなく、自爆と思います)

 

うそは100回言っても本当にはならないはずなんだけどな…

ただでさえ、おかしな業界なのに

ダメだこりゃ

 

 

 

それと、とある「宣伝サイト」について

弊社も「全国カーコーティング専門店総合サイト」を運営しておりますが、宣伝サイトの中には偏った考えで運営されている宣伝サイトもある様です

先日「宣伝サイトのなかにはこんなサイトがある」と、ウェブチームより報告がありました

「誰でも押せる評価ボタンの低評価ボタンを複数回クリックする事と、勝手に掲載されている内容の削除依頼をする事を行なうと、そのPCからのアクセスがブロックされる様になってしまう事がある」です(両方での事なのか、どちらかでの事なのかはわかりません)

良くも悪くも

前者であればシステムに組み込まれているのかもしれません

後者であれば人為的な対応かもしれません

 

インターネットの世界は難しいですね^^;

 

「頭隠して尻隠さず」

ダメだこりゃ

 

 

 

それと「MAT PRO」

国際オートアフターマーケットEXPO 2016 にて

講習者様限定ではございますが、サンプルをお持ち致します

お声かけ下さいませm(__)m

​タイヤだけでなく、その他ゴムパーツにも是非お試しを^^/

 

 

↓追記:3月16日(AM6:40)

国際オートアフターマーケットEXPOの公式アプリについて


「IAAE2016公式アプリ」をインストールして、BluetoothがONの状態で展示会場に入場すると出展ブースやセミナーの情報を取得できます。
アプリの会場マップを見ると、行きたいブースと現在地が一目でわかります。
本アプリケーションは「AppStore」もしくは「GooglePlay」から無料でダウンロード可能です。

 

弊社「株式会社プロヴァイド」を表示して

 

クリックすると

 

「会場マップで見る」をクリックすると

 

 

こんな感じでとても便利です^^

 

また、カンファレンス情報も

会社経営者の方は興味ある方も多いのではないでしょうか?

 

特に17日の13時~

以前よりお付き合い頂いております「株式会社アペックス」様のセミナー

業界トップを走り続けるリアルマーケティングの「今」とは…価値のある時間と思います^^

 

それと
アプリダウンロード特典として、会場内の「休憩所・ネスカフェアンバサダー」で、
画面を見せるとコーヒーが無料でもらえます^^

 

【IOS板はコチラ↓】
https://itunes.apple.com/us/app/iaae2016/id1087849364?l=ja&ls=1&mt=8


【Android板はコチラ↓】
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.jena.iaae2016

 

是非☆