この時期、雪が降ると思い出す。
八甲田山の雪中行軍の遭難の話。。。
その時の生き残りの一人が、私の曽祖父、ひいおじいさん。
八甲田山に銅像があるのです。
だいぶ前に「八甲田山」という映画が上映されました。当時映画館で見ましたが子どもだったので、内容を把握するのが難しかったです。
日露戦争に備えて、雪山の訓練をするため極寒の八甲田に入った軍隊２１０名。
猛吹雪に巻き込まれ遭難し、１９９名が死亡してたった１１名だけが生き残ったと言う世界最大の雪山事故の実話です。
詳しくはこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
私の曽祖父は後藤房之助といいまして、最後の最後に上官（神成大尉）の命令で救助隊に現状を報告すべく意識が朦朧としながら手足が凍傷で思うように動かないながら迷いながらも下山して、発見されたときには雪の中で仮死状態だったそうです。
上官と最後まで命を共にすると言ったそうなのですが、上官が、二人で共倒れではこの状況を伝えることができなくなると言い、泣く泣く上官を雪山に残しひとり下山したそうな・・。
このDVD,映画ではなくてドキュメンタリーでした。
お正月に実家に行った時に借りてきて、今ごろになって見ました。
青森第五歩兵連隊が１泊２日の予定で八甲田山に入ったのが１月２３日。
でも結局吹雪で進めず露営して５日かかったのです。
その間、たくさんの方が寒さや凍えで命を落としたのです
どうやら上官の方々は、雪山を熟知していなかったそうです。
その上、山に入って間もなく気候が荒れてきたので引き返そうかと言う話があったものの、
明治２７年当時は、江戸時代の侍や武士道の名残がまだあって、男たるもの一度決めた事はやり通さなければかっこ悪いと言う考えがあり、続行することにしたみたいです。。。
そんな中、曽祖父の後藤房之助伍長も紹介されていましたが、
房之助は山に精通しており、雪中行軍に入るときには防寒のために足に唐辛子を塗り、その足を油紙で包んでから靴を履いたそうです。
身体も精神も強い男だったと！！
う～～～～～ん。。。
うらやまし・・・
４代目の私までは遺伝しておらんではないの～～～～(｡＞0＜｡)
房之助の長男は私の祖父ですが、１０２歳でまだ元気！たしかにタフ♪
孫は私の父ですが、同じく元気！！こちらもタフ♪
ひ孫は私ですが・・・
遺伝は父まででした～（笑）
曽祖父が生き残ったのは、家族の話しによると、最後に一人上官の命令で下山をするとき意識朦朧の中でちょうちんの灯りがみえたそうです。
家族や親戚や地元宮城の仲間たちが、みんな笑ってこっちこっちといって提灯で照らしてくれていたそうな。
幻想だったのでしょうけど。
それと、寒さで食料も凍り、水筒の水も凍ってしまってみんな困っていたのに、曽祖父は水筒にお酒
を入れていたそうなのです(^▽^;)
それで、身体も温まったのではないかということです。
さすが私のご先祖様。
ちゃっかりしてます～（笑）
仮死状態で発見されたとき、救助隊に
「何が食べたい？」
と聞かれると、なんとな～んと
「タバコがのみたい！
」
と言ったそうな。。。
嗜好品じゃないか～い！！
なんだか、ゆる～い人ですね（笑）
２２歳だった曽祖父。
（写真左端）
その後、凍傷のため手足を切断したのですが、結婚して子宝にも恵まれ普通に暮らしていたのですが、お酒が好きで４４歳でこの世を去ったそうです。
湯飲みにお酒を入れて、昼間っから近所の人たちと呑むのが楽しみだったみたいです。
多くは語らなかったらしいですが、曽祖父が生き残ってくれたから私がいるわけです。
近年、この時期になるとこの話を思い出します。
そして、勇敢だった後先祖様のことを思い出すのです。
以前もブログに書きましたので、よかったらこちらもご覧ください。
なんだか気になって八甲田山を訪れたのです。
青森への旅～１日目～
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334130250.html
椿館
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334243739.html
いざ、八甲田へ！
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334960920.html
鹿鳴庵。
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11335787640.html
八甲田ロープウェー！
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11336055369.html
まだまだ寒い日が続きそうですが、この時代のこの状況よりは全然いいです。
がんばって乗り切りましょ＼(^_^)／
と、自分に言い聞かせる・・・。
カラーセラピー・カラーオブハート ◇～Color Of Heart～◇
八甲田山の雪中行軍の遭難の話。。。
その時の生き残りの一人が、私の曽祖父、ひいおじいさん。
八甲田山に銅像があるのです。
だいぶ前に「八甲田山」という映画が上映されました。当時映画館で見ましたが子どもだったので、内容を把握するのが難しかったです。
日露戦争に備えて、雪山の訓練をするため極寒の八甲田に入った軍隊２１０名。
猛吹雪に巻き込まれ遭難し、１９９名が死亡してたった１１名だけが生き残ったと言う世界最大の雪山事故の実話です。
詳しくはこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
私の曽祖父は後藤房之助といいまして、最後の最後に上官（神成大尉）の命令で救助隊に現状を報告すべく意識が朦朧としながら手足が凍傷で思うように動かないながら迷いながらも下山して、発見されたときには雪の中で仮死状態だったそうです。
上官と最後まで命を共にすると言ったそうなのですが、上官が、二人で共倒れではこの状況を伝えることができなくなると言い、泣く泣く上官を雪山に残しひとり下山したそうな・・。
このDVD,映画ではなくてドキュメンタリーでした。
お正月に実家に行った時に借りてきて、今ごろになって見ました。
青森第五歩兵連隊が１泊２日の予定で八甲田山に入ったのが１月２３日。
でも結局吹雪で進めず露営して５日かかったのです。
その間、たくさんの方が寒さや凍えで命を落としたのです
どうやら上官の方々は、雪山を熟知していなかったそうです。
その上、山に入って間もなく気候が荒れてきたので引き返そうかと言う話があったものの、
明治２７年当時は、江戸時代の侍や武士道の名残がまだあって、男たるもの一度決めた事はやり通さなければかっこ悪いと言う考えがあり、続行することにしたみたいです。。。
そんな中、曽祖父の後藤房之助伍長も紹介されていましたが、
房之助は山に精通しており、雪中行軍に入るときには防寒のために足に唐辛子を塗り、その足を油紙で包んでから靴を履いたそうです。
身体も精神も強い男だったと！！
う～～～～～ん。。。
うらやまし・・・
４代目の私までは遺伝しておらんではないの～～～～(｡＞0＜｡)
房之助の長男は私の祖父ですが、１０２歳でまだ元気！たしかにタフ♪
孫は私の父ですが、同じく元気！！こちらもタフ♪
ひ孫は私ですが・・・
遺伝は父まででした～（笑）
曽祖父が生き残ったのは、家族の話しによると、最後に一人上官の命令で下山をするとき意識朦朧の中でちょうちんの灯りがみえたそうです。
家族や親戚や地元宮城の仲間たちが、みんな笑ってこっちこっちといって提灯で照らしてくれていたそうな。
幻想だったのでしょうけど。
それと、寒さで食料も凍り、水筒の水も凍ってしまってみんな困っていたのに、曽祖父は水筒にお酒
を入れていたそうなのです(^▽^;)それで、身体も温まったのではないかということです。
さすが私のご先祖様。
ちゃっかりしてます～（笑）
仮死状態で発見されたとき、救助隊に
「何が食べたい？」
と聞かれると、なんとな～んと
「タバコがのみたい！
」と言ったそうな。。。
嗜好品じゃないか～い！！
なんだか、ゆる～い人ですね（笑）
２２歳だった曽祖父。
（写真左端）
その後、凍傷のため手足を切断したのですが、結婚して子宝にも恵まれ普通に暮らしていたのですが、お酒が好きで４４歳でこの世を去ったそうです。
湯飲みにお酒を入れて、昼間っから近所の人たちと呑むのが楽しみだったみたいです。
多くは語らなかったらしいですが、曽祖父が生き残ってくれたから私がいるわけです。
近年、この時期になるとこの話を思い出します。
そして、勇敢だった後先祖様のことを思い出すのです。
以前もブログに書きましたので、よかったらこちらもご覧ください。
なんだか気になって八甲田山を訪れたのです。
青森への旅～１日目～
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334130250.html
椿館
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334243739.html
いざ、八甲田へ！
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11334960920.html
鹿鳴庵。
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11335787640.html
八甲田ロープウェー！
http://ameblo.jp/beauty-smile23/entry-11336055369.html
まだまだ寒い日が続きそうですが、この時代のこの状況よりは全然いいです。
がんばって乗り切りましょ＼(^_^)／
と、自分に言い聞かせる・・・。
カラーセラピー・カラーオブハート ◇～Color Of Heart～◇