Amazon、「Alexa」の音声記録の一部を従業員が聞いていると認める | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

Amazon

「Alexa」の音声記録の一部を従業員が聞いていると認める

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/12/news075.html

 

 

米Amazon.comでは、AIアシスタント「Alexa」の改善のために、ユーザーとAlexaとの会話のごく一部をサンプルとして聞き、アノテーション(タグ付け)していると、米Bloombergが4月11日(現地時間)に報じた。Amazonはこれを認め、顧客のプライバシーを守るために慎重に行っていると語った。

 

Bloombergによると、Amazonには会話のアノテーション専任の従業員が各言語ごとに数千人いて、1人につき1日当たり1000件前後の録音を処理しているという。録音ではユーザーの名前や住所などの個人情報は分からないようになっている。また、専任従業員はNDA契約を結んでおり、作業で得た情報は口外しないことになっている。

 

Amazonの広報担当者はBloombergに対し、この作業は「ごくわずかなサンプルを、顧客体験向上のために使っている。例えば、この作業の成果は音声認識や自然言語理解システムの訓練に役立つ」と語った。

 

Alexaのプライバシー設定ページには「機能向上のためのAlexaデータ管理」という項目があり、「この設定を有効にすると、音声履歴が新機能の開発に使われる場合があります」と書かれているが、人間が聞いているかどうかは明記されていない。設定は無効にもできるが、「この設定をオフにすると、新機能がうまく機能しない可能性があります」という。

 

 

 

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Enceintes connectées : Amazon vous écoute

https://www.francetvinfo.fr/internet/amazon/enceintes-connectees-amazon-vous-ecoute_3395301.html

 

 

 

 

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Alexaの録音内容はアマゾン従業員に聞かれている

──認識精度向上に利用

https://japanese.engadget.com/2019/04/12/alexa/

 

 

リリース直後こそ、プライバシー問題などが懸念されていたスマートスピーカーですが、いまではかなり受け入れられている感もあります。音声アシスタントも徐々に進化し、音声や文脈の認識精度も向上しているのですが、その精度向上には、ユーザーが実際に話した録音データが使われているようです。しかも、機械的に処理されているわけではなく、実際に人間が録音を聞いて、タグ付けなどを行っています

 

Bloombergが、この作業をよく知る人物からの話として伝えており、作業チームは、ボストンやコスタリカ、インド、ルーマニアなどで現地の請負業者とフルタイムのAmazon従業員で構成。1シフトにつき1000件ほどの録音データを解析しながら、1日9時間作業しているとのことです。

 

作業内容としては、例えば「Taylor Swift」のような特定の単語を見つけては、その録音データが音楽アーティストに関するものとタグをつけるといった具合です。タグ付けされたデータをもとに、ソフトウェアにフィードバックが行われます。

 

録音データの中には、シャワーを浴びながら歌っている女性の声や、助けを求めて叫んでいる子供、明らかに性犯罪に巻き込まているであろう録音もあったとのこと。

 

ただし、録音データは誰のデータか分からない状態になっており、またこれに干渉するのは、Amazonの仕事ではないとの判断で、何もできないとしています。

 

スマートスピーカーのプライバシー問題を調査したミシガン大学のFlorian Schaub教授によると、この作業がプライバシーの侵害に当たるかは、どのような種類の情報にタグ付けを行っているか、そのデータを第3者に提示するのかによって異なるとのこと。現状では、プライバシーを侵害しているとは言い切れないようです。

 

Amazon自身もBloombergの取材に対し、人が録音データを聞いている事実を認めています。ただし、作業で使われているのは、全体からするとごくわずかなサンプルのみだとのことです。

 

なお、Alexaのプライバシー設定には、「機能向上のためのAlexaデータ管理」という、新機能開発のために録音データの使用を許可する設定があります。これを無効にした場合でも、新機能開発ではない通常のレビュープロセスでデータが使われる可能性はあるとのことです。

 

 

 

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「アレクサ、アレクサ」言うCMを見て「ありゃまぁ、これが通常日常的手段になるのはゴメンだな・・・」

 

と思ったんですが。

 

この手のものはどうしても「プライバシー」が絡みますよね・・・

 

まぁ、今の世の中、何でもかんでも、どこもかしこも、ちょっと下手すりゃまるっと個人情報筒抜け社会ですから、何か使うってことは個人情報漏れてるかもだよな?的覚悟は必要ですね。

 

 

そのうち、みんな感覚鈍って個人情報漏れても「あー、またか」でケロッと流しちゃうようになるんでしょうね・・・ クワバラクワバラ・・・