こんにちは(・∀・)

 

エアコンの再熱除湿運転の消費電力についてまぼこさんからお話がありました。再熱は設定温度が低いほうが省エネかという質問です。

 

結論からいうと各メーカーからの情報は私が調べても出てこなかったため、正確なことはわかりませんでした。

 

また、再熱と冷房運転の電気代を比較する際に、温度だけで比較している場合が多いという点を見逃さないでください。同じ温度でも再熱側は湿度が低くなるため快適性に勝ります。

 

消費電力を上昇させる再熱ヒーター部分の熱源にエアコンの廃熱を使っている日立やそうでないメーカー(RAYは不明)によっても違いがあると思います。

 

一応、再熱の省エネ性については東京電力が過去に三菱のエアコンで行った実験がありますので、こちらの資料をご紹介させて頂きます(出典:東京電力)。

 

 

一般的には再熱除湿はヒーターで加熱するため、省エネ性が悪いと言われています。2011年の東日本大震災以降は省エネの追求から再熱方式から撤退するメーカーが増えました。

 

私が階段ホールに付けたエアコンで全館冷房で行っているのは、基本的には弱冷房除湿ですが、エアコンの風量を絞り、24時間弱く運転して室温が大きく下がらないようにしてます。

 

私は弱冷房除湿であっても高気密高断熱住宅の熱が籠る性質を使って、生活廃熱をエアコンに集めて再熱モドキにすることを狙ってます。そうしないと除湿量が増えないからです。

 

そして、ここでいう冷房運転は強風で運転するため、高気密高断熱住宅では家は冷えすぎて長時間の運転は寒くて無理だと思います。

 

 

気になる電気代は、あくまで温度を基準にした場合、圧倒的に弱冷房除湿が少ないです。


ここまで差があるのかなと思いますが、私が7年前にダイキンの再熱除湿付きエアコンで運転した時に、たしか再熱は400W、で弱冷房除湿は180W程度で動いていたと記憶しています。

 

ただ、各メーカーも再熱方式が省エネになるように工夫をしていると思いますので実際は使っているエアコンをワットチェッカーで測らないとわからないですね。

 

でも、まぼこさんはそれほど再熱運転でも電気代が増えたと感じていないかも知れませんので、実際に全館冷房している状態でワットチェッカーを使ってみてもらいたいですね。

 

以上、参考まで(・∀・)