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皆さま、こんにちは!

 

今日は3年前に訪れた

予讃線・讃岐府中(さぬきふちゅう)駅の訪問記ですが、

盛大にやらかしちゃった駅でして…

讃岐府中駅が開業したのは昭和27年のこと。

戦後に開業した駅でしたが

なんと!開業からわずか15年で移転。

今ある駅は昭和43年に竣工した2代目駅なんですって。

廃止された駅が大好きな自分…

駅に移転歴がある場合、

旧跡駅をチェックするのですけど

讃岐府中駅に移転歴があることを知らず

スルーしちゃいましたの。

 

ちなみに旧駅跡は駅前駐輪場の奥に見える県道の

奥側にあったとのこと。

 

赤い矢印の先辺りに初代駅があったそうですよ。

讃岐府中駅が移設された理由ですけど、

昭和43年に予讃線が複線化されるのに合わせ、

カーブを緩和するために

国分駅~讃岐府中駅周辺を新線に切り替え。

初代駅は廃止された旧線上にあったために

新線上に2代目駅が設けられたそうです。

 

新旧線の位置関係が気になる皆さんは

下の国土地理院のサイトから転載した

昭和51年撮影の航空写真をチェックください。

赤い線が現在の予讃線、

緑の線が昭和43年に廃止された旧線でした。

 

なお、開業からわずか15年で廃止された初代駅は

駅舎はなく、単式ホームがあるだけの無人駅だった模様。

当時のホームは単線時代の八十場駅と同仕様の

木製だったそうですよ。

昭和27年撮影の航空写真に

当時の様子が鮮明に写ってました。

 

同地点の昭和50年撮影の航空写真を見ると、

線路跡は道路(県道)に転用されましたが

ホームは撤去されずに放置されてたみたいですね。

ホームは県道の拡張に合わせて撤去されたと思いますが…

まさか痕跡が今でも残ってたりして?

つくづく下調べの大切さを実感してましたよ。

 

一旦気持ちを切り替えまして…

讃岐府中駅の現在の様子を眺めてみましょう。

まずは旧駅側にある下り線ホーム出入口からです。

 

讃岐府中駅は上下線それぞれのホームの出入口に

近距離用の自動券売機が設置されてました。

 

ホームは小高い築堤上にあるため、

階段を伝って進入します。

 

讃岐府中駅は複線上に設けられた

相対式ホーム2面2線構造でした。

 

2本のホームは

予讃線の築堤の下に通された地下道で結ばれてます。

 

地下道には新線の開通年(1968年=昭和43年)が

記されてましたよ。

 

築堤自体がうんと高いモノじゃないので

仕方がないのだと思いますが、

身長168センチの自分でも手を伸ばすと

天井を触ることが出来ます。

身長193センチの大谷選手は

通行する際は要注意ですからね。

 

こちらは複線化に合わせて新設された

上り線ホームに繋がる北側出入口でした。

 

それにしても駅前に廃線跡があるだなんて…

 

言われてみるとこの県道、

カーブの具合がいかにも廃線跡な感じでしたっけ。

讃岐府中駅、マジで侮れませね。

次に四国を旅する時は

讃岐府中駅を再訪すること決定です。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

予讃線(高松駅-伊予西条駅)

 

高松駅

香西駅(令和3年4月12日)

鬼無駅

端岡駅(令和3年4月12日)

国分駅

讃岐府中駅(令和3年4月12日)

鴨川駅

八十場駅(令和3年4月12日)

坂出駅

宇多津駅

丸亀駅

讃岐塩谷駅(令和3年4月12日)

多度津駅

海岸寺駅(令和3年4月9日)

(臨)津島ノ宮駅(令和元年8月5日)

詫間駅(令和3年4月9日)

みの駅(令和3年4月9日)

高瀬駅
比地大駅(令和3年4月9日)

本山駅(令和3年4月11日)

観音寺駅

豊浜駅

箕浦駅(令和3年4月9日)

川之江駅

伊予三島駅

伊予寒川駅

赤星駅

伊予土居駅

関川駅(令和3年4月11日)

多喜浜駅

新居浜駅(令和3年4月11日)

中萩駅(令和3年4月11日)

伊予西条駅

↓(石鎚山駅・松山駅方面)

 

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