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戦争好きの欧米系大戦略に戦争…
過激な対立を起こすシナリオ…
【参考1:ドイツ(ナチ党)と中国(共産党):内外環境の類似点】
①ドイツの領土拡大(チェコのズデーテン併合)=中国の南シナ海侵略
②ドイツのユダヤ人迫害=中国のウィグル民族等の迫害
③ドイツを欧米の経済界等が支援=欧米・日本の公的・民間両方の中国支援
※ドイツ支援の目的はほぼ反共、中国支援はグローバリゼーション。
④ドイツに対する周辺国の宥和政策(①②容認)=対中友好政策(①②容認)
【参考2:戦争の定義】
米・トランプ政権の元閣僚バノン氏(元・米海軍情報将校、MBA取得)いわく、戦争には3つの段階がある。
①経済戦争(米中冷戦等、今の状況)
②情報戦争・サイバー戦争(同上)
③普通の戦争
21世紀は20世紀と同じ過ちを繰り返し、歴史を繰り返すのか?
これから10年位でわかってくるだろう。
外部環境にある外患、内部環境の内憂を見てみると…
今年3/13、保守派の政策研究機関ハドソン研究所のケネス・ワインスタイン所長が駐日米大使になった。
ハドソン研究所の創設者、ハーマン・カーン(Herman Kahn、ユダヤ系)は、
京都産業大学学事顧問にもなった知日派。
三島由紀夫自決事件が起きた1970年、
カーンは自著『超大国日本の挑戦』で
「21世紀は日本の世紀」
「2000年頃、日本の国民一人当り所得が米国と並んで世界一のレベルに…」
だと。この予見は叩かれて大ハズレ。
しかし、
「軍事的にはアメリカの、経済的には中華人民共和国の影響下に置かれる」
と。この予見はほぼ当たった。
昭和時代、日本は「軍事」的独立をほぼ喪失し(米軍依存)、
平成時代以降、「経済」的独立崩壊中。
20世紀初期まで欧米系はアジア・中国を浸食したが、
植民地主義として排除された。
しかし、
21世紀、巧妙な「経済」的な浸食は「グローバリゼーション」として美化され、
中国を大化け物にして日本も浸食。
この外患に対して日本は従順なポチ化し隷属化。
この日本の内憂は…
日本は憲法の第一原則「国民主権」(国民の生命・資産)を絵に描いた餅化。
実際、この第一原則を格下げして違憲状態で
国民の生命・資産の防衛を放棄している。
その結果、国民の「人権」「平和」を実現できず、
また、議会(立法権)を第一の国家権力にしていないので
歴史は繰り返すことになる。
民主主義を展開する議会(立法権)よりも巨大な権力機関とは?
共産党の行政権力に権力が集中する反・民主化の共産主義国と日本は同類。
中曽根康弘・元首相の著書「保守の遺言」(2010年)で
「日米戦争…その元凶は、官僚主義
にあるというのが私なりの結論」
(68頁)と。
中曽根康弘は内務省(官僚)で、日米戦争時、海軍に配属された。
全体主義(ファシズム)=共産主義=超・国家主義
新自由主義はこの方程式で国家の積極的な民間市場への介入を抑制させ、
共産化を抑制して東西冷戦終焉(共産化の風潮の死滅)。
そして、
一気にグローバリゼーション(民間の特権化)が世界を跋扈。
その結果、
国ではなく、巨大企業等の民間の特権層が繁栄しているが、
共産主義国・中国は資本主義導入→全体主義+共産主義→大化けモノ化。
日本は…
全体主義(ファシズム)=共産主義=官僚主義=超・国家主義
全体主義・共産主義は官僚主義と同類なので
中国と同調しやすい。
昔、講演会(下記)で三島由紀夫いわく、
共産主義=bureaucracy(ビューロクラシー)=官僚主義であり、
「階級」ができると。
この種の階級社会は封建主義の中世からあり、
日本の官僚主義も中世の朝廷、幕府の時代から延々と温存されている。
巨大な権力機関(共産党、官僚主義に行政機関)が上位階級になり、
上位階級に隷属する下位階級は国民になり、共産主義は”国”の概念も破壊する。
共産主義は国民を「労働者」でモノ化→労働力が作るカネを搾取し、
日本は官僚主義で税金を私物化。
新型コロナ・ウィルス対応で日本の官僚主義は悪用されている。
年間百兆円の社会保障費を管轄する厚労省の統計(下記)では
コロナ感染者(約7万人)の約85%が“国籍不明者”なので
莫大な公費、医療機関の混乱を招いている。
この異様な実態、行政権の濫用について詳細は報道管制等で隠蔽されている。
※厚労省 統計
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000663883.pdf
この日本人ではない“国籍不明者”のコロナ感染者がなぜ急増したのか?
それは法務省・出入国在留管理庁の外国人「特別入国」枠の拡大措置によると思われる。
憲法学上の理想論では、
国家統治は三権分立=立法権(議会)・行政権(行政官庁)・司法権(裁判所)で
相互の権力機関の権力濫用を監視する。
司法権(裁判所)は行政権(法務省管轄)なので
日本は「二権分立」国に見えるが、
実際、行政権だけが肥大した異様な変態国。
日本最大の権力機関は、「行政権」を執行する行政官庁(霞ヶ関幕府)。
行政官庁(行政権)を監視して統制する国会・議会(立法権)は…何もしない。
コロナ感染者の“国籍不明者”について、
三猿化:見ざる・聞かざる・言わざる…放置・沈黙。
第四の権力、情報操作会社(マスゴミ)も行政官庁の御用人になので三猿化。
コロナ危機は世界各国の統治体制を明るみに出す好機。
まさしく日本は官僚主義の行政国家だ。
日本の最大の課題は真の「独立」、軍事的・経済的「独立」。
そのために現実、日本の実態の客観的な正確な把握し、
真の民主化、真の国民主権を再生することだ。
憲法の第一原則「国民主権」を防衛できなければ、
当然、そこから派生する「人権」「平和」も生まれない。