動物愛護法2018改正署名を求める署名

 

PEACE~命の搾取ではなく尊厳を
http://animals-peace.net/animal_law/petition-for-animalwelfarelaw



東南アジアの一部地域での、犬を食べる習慣はよく知られています。

韓国の肉用犬牧場というのもありますが、

野良犬、飼い犬を盗んできたものも多いと聞いています。

これらの犬肉は、倫理的にも衛生的にも問題があり、

食べた人に中毒死者が出ることもありますが、なかなか改善されないようです。

また、

「苦しめて殺した犬肉は美味である」という迷信もあり、

(そういえば創価学会の人が『安楽死の肉は不味い』って言ってたの聞いたことあります)

残虐な殺され方をする犬たちの画像がネットで回ってくることは、少なくないと思います。


これと似たようなことが日本でも起きていると思います。

日本には、畜産動物と実験動物を守る法律がほとんど存在しません。

あっても実効性がありません。

実験者は、やりたい放題やって、まったくお咎めなしで生きていけるのです。

せいぜい、

「あんまり苦痛の大きい実験だと、海外の雑誌に掲載してもらえないだよね」

くらいのハードルしかない状況です。

海外の雑誌に掲載する目的のない研究であれば、

動物実験に関し、

まったくの無法地帯といっても過言ではないと思います。


畜産動物においては、

工場畜産などによって、動物たちを苦しめれば苦しめるほど

安くて美味しくて安全なお肉や卵や乳製品が手に入り、

動物においては

残虐で非人道的な動物実験を、黙って見て見ぬふりをしていれば

何か画期的な治療法や、特効薬が手に入る、と

信仰のように信じているふしがあるのではないでしょうか。


ヨーロッパの多くの国々では、

実験動物も畜産動物も

ある程度は法律で保護されている場合が多く、

実験動物であれば苦痛の軽減、実験の外部からの可視化等、

畜産動物であれば、屠畜されるまで、できるだけ幸福に暮らせるよう

配慮が法律で求められています。

また、畜産動物の福祉に貢献している農家には

国が補助金を出すなどの措置もあります。


しかし日本にはそれらはまったくなく、

まるで

「苦しめて殺した犬肉は美味だ」とでも

いわんばかりの残虐な取り扱いが改善される気配が

法律上、一向にありません。

先日、

「日本の畜産製品は、動物福祉にかなっていない、残酷な方法で飼育・生産されている、そのような製品は輸入できない」

と、外国からはねつけられた事例がニュースになったことは記憶に新しいです。

日本での動物の取り扱いの残酷さは、海外で有名で、日本人が人種として見下される原因の一つとなっています。




「スーパーマン」の主役であったクリストファー・リーヴ氏は、

落馬事故のため、脊髄損傷を負い、障害者となりました。

「オレは助かりたいんだ!」

と言って

脊髄損傷を研究するための動物実験施設に多額の寄附をしたと聞いています。

動物モデルによる脊髄損傷の研究は凄惨です。

健康な霊長類の背骨を折って研究するのですから。

結局、回復することのないまま亡くなったクリストファー・リーヴ氏の時代から、

現在に至るまで

この実験の、はかばかしい成果は得られていないと思います。


井上夕香著「実験犬シロの願い」には、

脊髄を損傷され、ろくに麻酔も休息も与えられず

悲惨な状況に置かれていた、一頭の実験犬について描かれています。

地球生物会議ALIVE代表であった野上ふさ子氏が

動物実験に疑問を抱き

これに法規制を加えることが、

動物のためにも人間のためにも、必要であると考えるようになったきっかけであったといいます。


残酷な実験であればあるほど、

良い治療法が、良い薬が得られるはずと

見て見ぬふりを決め込んでいるのが

日本の現状でなないでしょうか。

もし、自分が死後、実験動物に生まれてきたらどんな気持ちなのか

想像力や、共感する力が求められていると思います。





動物実験廃止全国ネットワーク
http://www.ava-net.net/


動物実験Q&A AVA‐netによるQ&A
http://www.ava-net.net/Q&A/index.html

MRMC Q&A 
   医療関係者からなる米
   国の非営利団体「医療改
   革委員会(MRMC)」が答
   える動物実験Q&A
http://www.ava-net.net/Q&A/MRMC/index.html


Q6 ほとんどの医師は動物研究を支持しているのではないですか

 A6 医師は動物実験の現状から利益を得ている機関で訓練を受けています

Q7 100万匹のラットと1人の人間の子供の命とどちらを優先しますか。

 A7 100万匹のラットを実験に使えば、ラットと人間の両方を傷つけるという悲劇が生まれます


Q8 動物自身も動物研究の恩恵を受けているのではないでしょうか。

 A8 獣医学の研究のうちで実際に動物を助けることを目的としたものは、ごく一部でしかない

Q9 公設収容所からの動物実験への払い下げについてはどのように考えますか 

A9 経歴不詳の対象を研究することは人間の臨床研究であれば許されないことです


Q10 動物モデルは不適当なものなのに、研究者たちはなぜ動物モデルを使いつづけるのですか

 A10 動物実験は比較的早く簡単に結果が出てるので研究者には魅力的 

Q11 “基礎研究”の価値とは何ですか

 A11 ほとんどの動物実験者が“基礎研究”を行なっていますが、それは直接臨床に適用されることを意図してさえいない

Q13 科学者たちは質の高い研究を行うため動物たちを大切に扱う必要があるのでは

 A13 動物虐待の有無、データの信頼性は、一部の研究者にとってはどうでもいいこと

Q14 最近義務づけられた「動物の管理(ケア)および利用に関する委員会」が、 動物への人道的な取り扱いを保証しているのでは A14 いいえ。委員会のメンバーは研究機関の代表者によって選ばれ


Q1 医学の動物実験は、専門的でとても難しいもので、私たち素人には口出しできないのではないか?

 A1私たちは専門家の研究者に、その研究の意味を市民にわかる言葉で説明するよう求める権利がある。

Q2 動物実験は人間の役に立っているのに、それを止めろなんて言えないのではないでしょうか?

 A2  動物実験は本当に人間の役に立っているのか  

Q3 「動物実験で成功、○○病に光が…」という記事をよくみかけます。動物実験は必要なのでは? 

A3 マウスの実験の段階などで「成功」が華々しく報道されるのは日本に特有の現象です。


Q4 「動物実験反対者は薬を飲まないのか?」と質問される。 

A4 すでに長年の間多くの患者が使用してその有効性が評価されている医薬品であれば、新たな動物実験をする必要はありません。

Q5 クローン動物を作る技術が確立すれば、研究の精度が上がり、動物実験の数も減るという言い方もされていますが? A5 現実には研究者の好奇心で実験は行われる。 http://www.ava-net.net/Q&A/QA/Q&A-05.html 

Q6 パネル展を手伝ったり、知人に動物実験について話したりしますが、なかなか理解してくれません。

 A6 「動物行政をみればその国のレベルがわかる」ガンジー 

Q7 動物実験の廃止を求めることと薬を飲むことは矛盾しているのでしょうか。 

A7 動物実験に依存しすぎた誤った医学や治療法にはできるだけ頼りたく無いと考えています

Q8 動物実験に反対している理由を明確に教えてください。 

A8 動物実験が抱える問題は実に多岐にわたっています。医学的、科学的に誤った事例は多数指摘されています

Q9 人間は動物を犠牲にしなければ生きていけないのだから実験だけを取り上げて反対するのはおかしいのでは?

 A9 動物実験について多くの医学的、科学的な誤ちが指摘されている

Q10 難病に苦しむ友人がおり、効果的な薬の開発を欲している。

 A10 動物実験が医療の発展に寄与する部分は実は極めて少ない。

Q1 歴史的に見て、動物実験の価値とは、どのようなものですか?

 A1 動物実験は医学の進歩とはほとんど無関係である。

Q2 ムダな動物研究の例をあげられますか 

A2 動物実験のプロジェクトを再吟すると、ほとんど常に重大な科学的欠陥がみつかり、研究の価値に大きな疑問が生じる

Q3 必要な動物実験もあるのか

 A3 動物実験に関する論争は公衆衛生にとって大変重要。莫大な時間、労力、費用がつぎ込まれてきたが今までにわずかな便益しか得られていない

Q4 医薬品を人間で試験する前に、動物で試してみる必要はないのでしょうか。 

A4 動物を使った毒性試験はきわめて信頼性の乏しいものです

Q5 医師は人間で外科手術を行う前に、動物で外科の手技を練習する必要はないの でしょうか。

 A5 人間以外の動物で外科手術の練習をしても教育上の便益はほとんどない