2021年 冬ドラマ


既にseason2突入ですが、やっと最終回を

見終わりました。


ーあらすじー

概要のみ

自動車の整備士として働く間宮響は、

その日、恋人の小笠原来美にプロポーズを

する予定だった。

しかし、響はトンネルの崩落事故に巻き

込まれ閉じ込められる。

自力で脱出した響が街へ戻ると世界は

一変しゾンビが闊歩する街へと変貌して

いた。

来美の行方を探す中、ゾンビから逃げていた

三原紹子、結月親子、柊木佳奈恵、高校の

同級生である等々力比呂と上司の本郷大樹

甲本洋平と部下のミンジュン等と出会い

共に、安全と思われる自衛隊の駐屯地へと

向かう。

仲間を失いながらたどり着いた響達だか、

駐屯地の前で本郷が自衛隊に狙撃され

死亡する。本郷の部下である等々力は

駐屯地に向け発砲する。

駐屯地は、この事態の原因であるウィルス

の研究とワクチンの開発の為、政府から

派遣された首藤公貴が仕切っていた。

首藤の目的はウィルスの研究に

とどまるものでは無く、本郷の狙撃は

首藤の差し金であった。

その頃、来美は自衛隊に救助され、

駐屯地で医師として首藤と共にウィルスの

研究に携わりたいと志願をしていた。

テロリストと判断された響達は行き場を

失い放浪する中、逃げ込んだビルで坪井

という男をリーダーとするグループに遭遇。

響達はそのグループからゾンビはゴーレム

と呼ばれウィルスに侵されて発症すること

を知らされる。

坪井は響達から武器を奪取しようと対立。

同じくして自衛隊は響達の足取りをつかみ

テロリストを一掃しようと乗り込んでくる。

坪井は隔離していたゴーレムを解き放ち

混乱の中、響達は脱出した。

逃走する中、等々力は本郷を射殺された

恨みから自衛官一人を矢を撃って殺害。

響と等々力は対立。立ち去る響だったが、

仲間は等々力の元を去り響の元に。

単身駐屯地に乗り込んだ等々力は来美に

再会。

来美に想いを寄せる等々力は、響は既に

死んでしまったと来美に嘘をつく。

自衛隊を私物化し暴走する首藤の研究に

疑問を持ち始めていた来美だが響の死を

聞かされ、研究に協力する事を決心する。

その頃、響達がたどり着いたのは駐屯地に

程近い無人島の『猿の島』。

そこには既に坪井とかつて首藤と研究を

共にしていた医師、御前崎が既に避難

していた。

響達は情報と薬を得る為に駐屯地に潜入

する。響はそこで既に死亡したはずの母

が、ゴーレムになり監禁されている姿を

見る。首藤はかつて母の主治医であり

母に実験をしていた事を知る。

別行動をしていた響を探していた

ミンジュンは監禁を解かれた響の母に

噛まれゴーレムウィルスに感染。

無事に『猿の島』に戻った一行だが

ミンジュンを助ける為、再度ワクチンを

奪取しようと駐屯地に向かう。

駐屯地にゴーレムウィルスのワクチンが

保存されていると信じていた響は、

保存されているはずの冷凍装置を破壊

するが、そこにワクチンは無かった。

ミンジュンは死亡し、冷凍装置を破壊

された首藤は激怒して響への復讐へと

矛先を変えて行く。

冷凍保存されていたのは首藤の妻であった。

ゴーレムウィルスは首藤が妻を蘇生させる

為に研究していたウィルスであり、全ては

首藤の実験から始まったことであった。

復讐に燃える首藤は来美が響の恋人と

知りながら、駐屯地に避難している人々を

人質に、来美に響を殺害することを

強要するが、二人は助けに来た仲間達と

共に首藤を追い詰める。

首藤は妻の遺体を持ち逃げるが、ゴーレム

に襲われ感染し響に殺される。


『猿の島』に戻った一行は、ラジオ放送で

避難を募っていたシェルター『希望の家』

へ迎うが、響と来美は『猿の島』に残る。

そして、元研究員であった御前崎は駐屯地

から持ち帰った研究資料の中にあった

ウィルス研究で実験に協力していた来美の

データに普通では無い数値のデータを

見つける。


ここからはHulu配信の「season2」へ。





ー感想ー

面白かったですし、いい作品でした。

今回、珍しく8才の息子が毎週楽しみ

にして、家族で楽しめました。


このご時世なので『ウィルス』を扱った

内容に放送当初は賛否ありましたが

それはそれ、これはこれだと思います。


日本でもゾンビを扱った映画やドラマは

少なくなく思い付くだけで

『山形スクリーム』『アイアムアヒーロー』

『ヘルドライバー』『学校ぐらし』

新しいモノで

『八王子ゾンビーズ』ちょっと違いますが

『カメラを止めるな』など。

ガチなものからコメディーまで色々と

ありますが、真剣さがとても良かったと

思います。

『バイオハザード』に近いノリでの作品は

日本では類がなく、とても良い作品でした。

元来『バイオハザード』もPSのゲームが

原作ですし、ゲーム自体のストーリー

(シナリオ)は日本人が作ってるのですから

こういう作品があってしかるべき背景は

あったように思います。


舞台を局地的に限定することで、壮大に

なりすぎない所も楽しめた部分かと

思います。

響の一途さも魅力的でしたし、その回毎に

正義や命、友情や裏切りといったテーマが

あって、全体のテーマとして『愛』が

あったと思います。

局面での緊張感も面白かったですが、

その中で翻弄され、選択を余儀なくされる

部分が見所だったと思います。

これが『アウトブレイク』のように、

ガチな感染症映画だったらテレビドラマ

としては放送もしんどいですし、悲壮感

しか残らない作品になっていたかと

思いますが、ホラーだからこそ楽しめたし

子供に見せて、色々と感じてもらうにも

良かったと思います。

日本のドラマ史に残しても恥じない屈指の

エンターテイメントホラーだと思います。


キャラクターも魅力的でした。

息子のお気に入りはミンジュンでしたので

亡くなった時はちょっとショックのようで

「あ、死んだ」とがっかり。

響に対する等々力の存在も良かったと

思いますが、等々力が響を必要以上に

目の敵にするには、理由が少し乏しい気が

しました。


残り、season2の展開も楽しみです。


〈別記〉

キャスティングが良いドラマで、どの

俳優さんも、とても良くて素直に

ドラマに集中して見れました。

その中で、今回注目したのは飯豊まりえ

さん。特撮好きなら、ちょっと気になる

女優さんです。

キョウリュウジャーのキョウリュウ

バイオレット。弥生です。

残念ながら、ドライブとは半年ズレている

ことと、VSライダーが無くなった頃で

共演が無いのが残念。

戦隊に出ていた女優さんは沢山居ますが

その中でも抜群に実力のある女優さん

かと思います。

沢山のドラマに出演されていますが、

一番、記憶にあるのは『花男Next』の

めぐりんかな。

人気アイドルの役で、悪い娘では無いけど

ほんの少し女子らしいズルい所もあって

絶妙な役でした。

出演されている作品毎に雰囲気が違うので

これからも映画、ドラマを支えていく

名バイプレイヤーとしての活躍が

楽しみです。


ちなみに、御前崎役の宇野祥平さん。

エグゼイドのジュージューバーガーの

持ち主で、幻夢コーポレーションの

新社長に就任した開発部の方でした。