香川県高松市に加藍山 (がらんやま216m) がある。
この加藍山の山頂に石鎚大権現が祭られてあると言う
ネットで情報収集するが石鎚大権現の情報は少なく登山口が分かる程度だった。
現地へ行ってみると、ちゃんと登山道があり山頂までは30分ほど。
登山口には「石鉄大権現」の文字が彫られた石碑がある、これは先が楽しみだ
登山道を進む事数分、前方に薬師堂が見えるが右側に階段が現れる、経験上
この階段の先には何かがある事は間違いない。
待っていたのは石鎚大権現が彫られた石碑に天狗、役行者像であった。
既に満足していたのだが薬師堂の先にはこれがまた魅力的な鳥居が見える。
どうみても神社の入り口
がりがりの登山道を登っていくと山頂にはこれまたすばらしい石鎚大権現
まるで神殿を発見したような感じの所である。
今までもいろいろな所の石鎚大権現を見てきたが、この加藍山山頂の石鎚大
権現はちょっと今までとは違う環境に置かれたものであった。
ここが登山口
高松西インター手前から見る加藍山
高速道路横の道端に登山口がある
石鉄大権現とある
この石碑には「昭和廿五年五月吉日」25年
「石鉄大権現」の文字が
「石鉄大権現」の文字が
さぁ行こう('-^*)/
裏からの道と合流した
ここからは道が広くなる
石仏が出てきた ! !
山の感じが変わってきた
正面に薬師堂が見えた
昼間だがうっそうとしたとこである
尾根に上がると道は左右に分かれている
まずは左側へ
崖の下の石仏
すぐ後ろは岩盤
登れない事はないがやめておこう
戻って右側へ行ってみる
ロープが出てきた
上がった所にある大岩の手水鉢
前方が開けた、展望所かな
不動明王と石鎚蔵王大権現
すぐ後ろには
天狗と役行者の石仏
石鎚蔵王大権現
「大正十四年六月」とある
左手は挙印 (丸) ですばらしい作り
この石仏は南向きに建っている
ここからの景色
登山道へ戻って薬師堂へ
大岩の上には「山王権現」の祠
薬師堂
中は暗くて見えなかった
薬師堂の裏には岩盤に不動明王
五輪塔とは違うようだが
登山道の先には魅力的な鳥居が見えている
はっきり言って崩れかけ
石碑には
「左 石づち道」「右 やく払道」
進まない訳にはいかまい
石づち道へ ! !
山頂へ向かっている
途中右に入れる道があったので入ってみると
左上の大岩に文字がある
その先は岩盤だがじ~っと見ていると
何と ! ! 鎖がある
鎖の所まで行って見ると
どうもさっきの鳥居の辺りから登れるようだ
登山道へ戻り山頂へ
ん~がりがりになってきた
こりゃがりがり岩山
山頂手前で石碑が
「石鉄山讃岐別院」とある
石碑の前には鎖がある ! !
今登ってきた所とは違う方向へ下りているが
落ち葉の中へ埋もれている
そして振り返ると ! !
まるで神殿だ
こりゃすごい ! !
石鎚蔵王大権現
この大権現も左手は挙印 (丸)
下の石鎚大権現と同じく南向き
この裏は加藍山の山頂で 八大竜王の祠がある
この祠は西向きである
穴からスズメバチがたくさん出てくる
中に住んでいるのだ
すぐ横の加藍山三角点
山頂から一段下に遺跡のようなとこがあった
「やはり石鎚山はすばらしい」
旅する石鎚信仰者