ヤギの鮮血 | ”Stratoblue”  航空写真家 野口克也 Blog

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空から蒼を切り取る航空写真家 野口克也のオフィシャルブログ

2月23日-24日

ふたたびSeijiroとバイクを借りてカトマンズ一泊ツーリング!
三たびバクタプルに行く。今度は人のいない関所を狙ってバイクで強行突破。
10ドル浮かす。もうひとつ天気が悪いので狙った光が路地に入ってこない。
でも、気持ちに余裕が出てきたのか、写真を撮るのがすごく楽しく感じる。
バクタプルからさらに山奥に入ったNagalcotに泊まる。
天気が良いときはヒマラヤに登る朝日がきれいな場所らしい。
30ドルのところを600Rsまで値切って泊まる。
正面が大きな窓で天気が良かったらいい眺めだろう。
ついた時は霧だったけれど・・・
明日の天気が心配。

朝・・濃霧・・。

展望台まで行ったけれども、濃霧・・。
諦めて降りることにする。
来た道とは違う林道を走ってみることにする。
バイクで気ままに行きたいところに行くのってやっぱり俺の性に合ってるのかな?
Sankuという小さな町のVajraYoginiと言う仏教寺院についた。
俺はあんまり気が進まなかったんだけれど彼に引っ張られるように・・。
仏教寺院だけれどもヒンドゥー教徒もお参りにくると言うこの寺院。
良くわかっていない俺たちには??なな事が多いけれども、とにかく行ってみることに。
一通り山を登ってみて降りてくると・・ヤギを連れた人が。

観察観察。途中の石碑にヤギの血をささげる儀式らしい。
後から後からグループが来てヤギを生け贄にささげている。
ネパール人らしくない裕福な人も結構多く混じっている。
後から知ったのだけれど、土曜日の午前中はどうもそういう日らしい。

ヤギの悲鳴、血が滴り落ちる石碑、人々の幸福そうな顔。
これも仏教なのだろうか?と複雑な気持ちであった。


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2月25日

次のトレッキングの準備。またしても片道切符でのフライトである。
気が向くまま心の向くままで歩いていたいからね。

でもまた、一人の誕生日か。

Seijiroも直行便で日本に帰った。また一人だね。

2月26日

帰って来る日がビザの期限の2日前。これは延長しておこうと言うことでオートリクシャーと言う三輪車でイミグレーションに行く。初めて乗ったけれどなんだかむっちゃ揺れる・・・遊園地の乗り物みたいだ。

イミグレーション・・・・無いじゃん。

借金取りに追われたかのようにもぬけの殻なのである。(前の場所は家賃が払えずに追い出されたらから、あながちしゃれではないと思う)近くの人に聞いてみた場所に行ってみると、確かにあるけれど、急な国民の休日らしく、やってない・・
急に国民の休日作るなよ・・国王・・。だから殺されちゃうんだよ。ま、いいか。