『うたうおばけ』/くどうれいん

人間っていいなぁと思わせてくれる。名人と呼ばせる先生と、まつげ屋のギャル、桃とくらげが特にすきだった。


『100年後あなたもわたしもいない日に』/土門蘭

タイトルに惹かれて。余白が美しいイラスト良いなぁ。


『文藝誌  園』

"湯の場で見かけた女性たちの姿を、私は文章で残し、その美しさを書き留めたいと思った。"という『日本湯けむり美人画』が好きだった。

"「焼酎のなかにコーヒー豆を入れてね、ひと月待つの。すると焼酎にふわーって深みが出るのよ」北海道ー滝川ふれ愛の里"


『今日、誰のために生きる?』

/ひすいこたろう×SHOGEN

"「人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すんだよ」"

"「年を重ねれば重ねるほど、完璧になっていくんじゃないんだよ。人は、年を重ねれば重ねるほど、人間らしくなっていくんだ。」"

"料理は地球を食べることであり、家にいながら大自然と直接繋がれる最高の方法"


『りぼんのふろくと乙女ちっくの時代』/大塚英志

小学生時代、りぼん・なかよし・ちゃお、お小遣いを駆使して今月はどれを買おうか迷っていたなぁ。その理由のひとつに付録もあったかも。応募者全員サービスわくわくして好きだったなぁ。


『「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か』/久保(川合)南海子

「推し」をもつという心の働きはなぜ起きるのか、どのような作用があるのかを、最近認知科学から登場したプロジェクションを用いて分かりやすく解説してくれる。「ぬい撮り」図書館での催し「ぬいぐるみのお泊まり会」が興味深かった。

"「推し」に救われたという経験は、「推し」が自分に直接なにかしてくれたということではありません。「推し」によって自分がなにかに気づいたり、自分がなにかできるようになったり、自分をとりまく世界のとらえ方が変わったということなのでしょう。"



看板持ち

2023年もたくさんの本に出会えたおかげで、それこそ自分をとりまく世界のとらえ方が変わり、何度も救われました。


このマイペースなブログを読んでくださる方がいることも本当にありがたい...!

いつもありがとうございます。


よいお年をお迎えくださいね!