ママはね、私の方をちっとも向いてくれなかった…
いつも成績優秀の申し分のない、まわりから褒められる姉ばかり見ていて、私がいくら母に褒めてもらおうと努力しても、母の意識はお姉ちゃんに向いたままで、私のことは頑張ってやったつもりだったのに、褒めてくれなかった…小さい時からずっとそうだったのよ。
姉が成績優秀でいつもトップをいく人だったから、何でもお姉ちゃん優先ね!着るものとかは、いつも、お揃いで、可愛いものを着せてくれてたけど、そんなものじゃなく、愛情の偏りがひどかった…
わたしは、自分なりに努力する様になってからも、二の次で母から認めてはもらえなかった。

どんなに努力しても、母に認めてもらえなかった淋しさをわかるかな?ママ、ママっていくら小さな子が愛情を求めても、母の愛情は姉に向いていて、私の所には十分には来なかった…今だにその自分が誰からも愛されない、という思いから出ることが出来ない自分がいるのよ。その思いは深く潜在意識に刻まれてきて、恋愛なんかうまくいきっこないのよ。だから、恋愛なんてしてもまた悲しい思いをするだけだから、しない…そう思って生きて来たのよ。もう、どれだけ心が傷つけばいいの?って思ってさ!私のような思いをして生きてきた人、結構多くいるかもね。。

潜在意識の書き換えなんて簡単に言うけど、そう簡単にはいかないわよね!笑

私の心の中にいつもある悲しみは、小さな頃から自分は愛されてないんだ、というこの思いをず〜っと心のなかに抱えてきたからよ。だから、私はいつも幸福であるわけではないし、幸福な時を過ごしていても、私の中にある潜在意識下にはこの悲しみがずーっとあって、今だにそれが邪魔をするのよ…いつもね…







小さな子どもが一番欲しいものは、母親の愛情だと思うわ。小さい時から、独り言を言いながら、お部屋で一人遊びをしていた私…あの姿が目に浮かんできて、時々もの凄く悲しくなるんだ…いま私は自分のインナーチャイルドを癒やす時なのかも…
こんな年齢になってからだよ!笑
永年、私はこの部分に蓋をして見ないようにしていたのでしょうね。だってそんな自分の姿を思い出すととても悲しくなって涙が出そうになるから。ずっと満たされてこなかった愛情を求める気持ちもなくなり、自分に愛情はやって来ないから、と諦めて生きて来る悲しみ…だから私の笑顔の中にはいつも悲しみが隠れているのよ。。


エデンの東…あの若くしてこの世を去ったジェームスディーンの映画が頭を過ぎった…