会社員の雇い主は、会社の社長です。
社長は、しっかり働いて結果を出すと約束した人を採用し、
その結果に対して、給与やボーナスを支払います。
社員が口先ばかりで、やるべき仕事をせず、業績が上がらなければ
給与は削減、ボーナスなし、会社自体が倒産するかもしれません。

政治家の雇い主は、国民です。
国民は、国民を幸せにすると約束した政治家を選挙で選びます。
国民には納税の義務があります。
納められた税金は、
国民を幸せにするために使うと約束した政治家に託され、
約束を実現できる権限を政治家に与えます。
しかし、政治家は口先ばかりで、やるべき仕事をせず、
国民は、コロナ禍で不安を抱え、生活は困窮し、幸せとは程遠い状況です。

菅総理は今日の記者会見で
「現在コロナ感染者数や重症者数が過去最多となり、
 極めて警戒すべき状況が続いている。
 既に先週から重症者向けの病床が逼迫しており、
 強い危機感を持って対応している」と述べました。

そんな状況にあって、臨時国会を閉じると言うなら、契約違反です。
働かずに結果も出せない政治家を雇う余裕は、国民にはありません。
 

国民は、与えたものを、いつでも、取り上げることが出来るのです。