これを2.5次元プロレスでやろうというある意味恐ろしく無謀なイベント、『夢幻大戦』がおかげ様を持ちまして、大盛況のうちに終了致しました。
本当、参加してくださったレスラー、各団体、役者さん、スタッフ、メーカーさん、スポンサー様、そして会場に来られたお客様をはじめとするお一人お一人のおかげです！
ありがとうございました！
思えばこの企画自体は10年ぐらい前からぼんやりとあったのですが、当時はまさに「夢物語」でした。
1人の漫画家が、企画から準備からコスチュームデザインから脚本から演出からレスラーのブッキング、全ての手配等まず不可能だったのです。
ところが近年クラウドファンディングの存在、そして有り難くも周りの才能に溢れた方々、各方面に精通された方々に助けられ、そしてちょうど「私の画業30年」というキリのいい年という事も相まって、ついに腹をくくってこの企画をスタートさせました！
そしてモモタロウ役に真っ先に白羽の矢を立てたのはプロレスリング・ノアの丸藤正道選手。
実は彼とは数年前にFacebookでお友達になった時期からすでにそんなやり取りをし、場外でもんがーに他の人がすり替わるアイディアもその時にしてました(笑)。
なので決して、ただ人気レスラーだからという、いい加減な気持ちでオファーを出したのではないのです( ´∀｀)。
そうと決まったら、快諾してくださった丸藤選手とノアさんに恥をかかせるわけにはいかない、なんとしても成功させねばと、いろんな方にお願いし働きかけ、僕が希望する選手に声をかけていただきました。
もちろん皆さんがすんなり決まったわけではありません。
大人の事情でお断りされるケースも少なくありませんでした。
しかしそんな中で快くご協力いただいたのが今回の出場選手の皆さんです。
ほとんどの皆さんが原作の主人公はギリ知っていても、サブキャラや内容までは知らなかったんじゃないかな？
次は各レスラーのコスチュームの発注です。
漫画のキャラクターが、より試合をし易いようにコスチュームメーカーさんに逐一描き起こさなくてはなりません。
この結果いかんでは、規模そのものが全く変わり、下手すればかなりショボいものになってきます。
そんな落ち着かない日々に助け舟を出してくださったのが、ご自身もモモの大ファンという広告代理店ADKの麻生さん。
今回上映されたものは、モモタロウのアニメ化へのプロモーションアニメとしてすでに制作させれていたもので、本来なら門外不出というこの切り札を、“この日限りの上映ならば”という許可を特別に得たものです！
さらに助け舟第2弾はご存知、
「株式会社サイゲームス」さんです！
以前別のお仕事でのご縁が少しあっただけですが、その時の担当だって前田さんにダメ元で飛び込み、こちらの意図するイベントの内容を渡邊社長は汲み取ってくださり、快く出資してくださいました！
そして助け舟第3弾はデビューから10年間、ずっと育てていただいた古巣「集英社」さんです。
もうなんと言ったらいいか、
「グランドジャンププレミアムの○号にモモの読み切りも描かせてください！」
という僕のいきなりのわがままも聞いてくださり、
僕と歴代担当との談話の映像の段取り（快く出ていただいた茨木さん、瓶子さん！松井さん！ありがとうございます！）
さらにはそれら諸々の担当してくれた佐藤さんは大会パンフレットの制作チームまで率いて担当までしてくださいました。
もう、なんと言ったらよいか、麻生さん、前田さん、佐藤さん、どちらの皆様にも感謝の言葉もありません💦
他にもたくさんの方々がこのイベント成功のために動いてくださり、1人1人挙げるととんでもない数になってしまうので、大変申し訳ございませんがここら辺で割愛させてくださいm(_ _)m
そして大会当日を迎えました！
ここまでの予算を計算していると、これ以上は自分自らが扱わねばならない事案に対処せねばならなくなり、会場入りがかなり遅れ、それによって出演者、スタッフの皆さんに物凄くご迷惑をお掛けしました💦
今でも大変申し訳なく思っております。
猛省💦
しかし、フタを開けてみるとさすが皆さんプロ‼︎
皆さん、ちゃーんと役を理解し、
さらに作り込んできていたので凄く感激しました！
「牛バカ丸」は脚本を直すたびに、ここはプロの声優の新谷さん（左）の技量にお願いしよう！
そっちの方が面白い！という気になり、
当初はちょい役だったのに彼女の声と技量に全幅の信頼を寄せていたので、思い切って最後まで実況席で牛バカをお任せしました(^^)！
さすが、見事に演じ切っていただきましたよ♪
そして右はWモモタロウこと、ご先祖ちゃん役、普段は役者のまーみさんは、役者の視点で刀の使い方のいろんなアイディアを出してくれたり、これには僕も感心しました。
また主役の丸藤さんは
「先生、ファイナル・エルボーはコーナーから飛んで打っていいですか？」
と、僕が慣れないマスクで彼の視界が心配だったので、脚本では走り込んで打つように書いていたのに、彼は「もっと見栄えよく！」と、
進言してくれたのです。
さすがスーパースター！嬉しかったですね！
それにしてもまあ、
皆さん1人1人の役のハマりっぷりには惚れ惚れしました！( ´∀｀)！
例えば…
あ？💦
写真の数が制限されているっ⁉︎💦
ではこの続きはまた！
最後に、演じた出演者やお客様の帰り際の笑顔が忘れられません！
やって良かったです(^^)。
皆さん、暖かい空間をありがとう( ´∀｀)‼️